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2026年3月14日 (土)

ガラス教育機関合同作品展(第19回 2026)に行ってきた

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GEN Glass Educational Network
第19回 ガラス教育機関合同作品展(2026/03/09~14)東京都美術館に行ってきました。

第14回 2021年と、第15回 2022年と行って、そこに展示されていた私のお気に入りの作品をブログに載せ、それを Twitter(現 𝕏)に #ガラス教育機関合同作品展のハッシュタグをつけてツイートしていたら、そのツイートが3月13日にリポスト/いいねされ、
あ~!今「ガラス教育機関合同作品展」やってるんだ!と知って、3月14日(最終日)に行ってきました~
また、これまでのように、私のお気に入り作品を並べておきます。
見た順番(歩いた順)に並べておきますので、実際に見に行ってない方はブログ上の作品展で、あなたのお気に入りをお探しください😊
(33作品、67画像あります)

空を仰ぐ 十河響 倉敷芸術科学大学(キャスト・ガラス)
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『空を仰ぐ』なのに、床に置いてありましたけど?🤔
作品に添えられていた文より…
『地に置かれた作品は、本来見上げるべき空を足に引き寄せ、水溜りのように景色を掬い上げる。
仰ぎ見た空の記憶が、今日も誰かの心へと導きますように。』

海の隅 蒋皓辰 倉敷芸術科学大学(キャスト・ガラス)
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揺蕩う 片野田人和 大阪芸術大学(キルンワーク、ダイアモンドポイント)
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👆これはアマクサクラゲかと思ったが、傘の模様がアマクサクラゲと違う🪼
👇これはエチゼンクラゲですね
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ところで、「揺蕩う」って「たゆたう」と読むのね。

脱皮 髙岡光 大阪芸術大学(キルンワーク)
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宙に住まう蛸 下坂彪人 大阪芸術大学(ホットワーク)
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溺れる 劉夢晗 倉敷芸術科学大学(キャスト・ガラス)
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『ふと、溺れかけた日のこと。
息ができなくて、ただ手を伸ばした。
その手を、誰かがつかんでくれた。
たから今度は、私が…。
溺れている誰かのために、あの日のように、ただ手をのばしたい。
この手は、届いた温かさの形。
今度は私が、その温かさを渡していく。』

波紋 劉夢晗 倉敷芸術科学大学(キャスト・ガラス)
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隣の作品『溺れる』手が写ってる~と思ったら、あら、作者が同じだった。

ところで「キャスト・ガラス」ってどういう技法?
『キャストガラス(キルンキャスト)とは、耐火石膏などの型にガラスを詰め、電気炉(キルン)で溶かして成形する鋳造技法』

夢をかさねて 鈴木菜桜 大阪芸術大学(積層、サンドブラスト、ペインティング、陶芸用上絵の具)
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過程 西辺祐希 大阪芸術大学(ホットワーク、ディップアート、銅線陶、レジン)
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自分と向き合う 河田直樹 近畿大学 文芸学部(吹きガラス、ソーダガラス)
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ガラスと照明の織りなす光の輪が好き😊

その奥に触れる 池内美桜 近畿大学 文芸学部(キャスティング、フュージング、ソーダガラス)
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浮き上がる球#1 北川さとこ 大阪芸術大学(キルンワーク)
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直方体から伸びる#2 北川さとこ 大阪芸術大学(キルンワーク)
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浮き上がる球#3 北川さとこ 大阪芸術大学(キルンワーク)
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whodunnit 大沼澪 秋田公立美術大学(ホットワーク)
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『ミステリー小説には大きく分けて三つのジャンルがある。
whodunnit、howdunit、whydunit。
左から順に重視するものが事件を行った人物か、手段か、動機か。この作品は特筆すべき技法は無く、その形は何気なく実験したものから自身の感性で構成した。炉から出したガラスはその日の気温、湿度等、外的要因に左右され、扱う人間も決して一定の状態でない。そうした自身のエネルギーを whodunit と題した。』
※作品の題名には作者の想いが込められていて、私の知らない言葉がときどき出てくる。それを🔍すると、勉強になります😅
whodunit(フーダニット)の語源は、英語の口語表現"Who done it?"(誰がそれをやったの?)を縮めたもの。

Tra 北山偲文 秋田公立美術大学(ホットワーク)
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『本作は、ベネチアの伝統的なガラス技法によって製作されたゴブレットである。白は静けさや清らかさを、赤は力や高貴さを表す色として用いられている。タイトルの「Tra」は〈間〉を意味し、形と形の間に意識を向けた試みである。』

cover with charm 近畿大学 文芸学部(フュージング、スランピング、ソーダガラス)
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恍惚 横林胡桃 武蔵野美術大学(ホットワーク)
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下から見上げると楽しい🪼🪼🪼
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蝶々 高階友乃 武蔵野美術大学(ガラス胎七宝
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介在 杉本端月 秋田公立美術大学(リキャスト
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『私は、音を聴くという行為を通して、ガラス・身体・空間のあいだに立ち上がる関係を探っている。
ガラスに耳を寄せるとき、人は自然と姿勢を変え、普段意識にはのぼらない音や気配に耳を澄ます。そのわずかな変化の中で、他者の気配や、自分の内側にある微細な揺らぎに触れる瞬間がある。
本作は、聴くことを通して、私たちの間隔の在り方に静かに触れようとするものである。』
👇こんな風に使うようです
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👇ガラスと光の織りなす影が楽しい😊
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かさなり、つづく 安部愛哉 秋田公立美術大学(リキャスト)
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『皿の大小関係や色、影の重なり。配置のリズム。
台の上でどのような緊張感や流れを持たせるか。
それぞれの皿はどこかは似ているが、同一ではなく
どこか違うが、無関係ではない。
複数が並んだときに生まれるそれぞれの関連性。調和や響き。
静かで涼しく、柔らかい緊張が
かさなり、つづく ーーー』
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ガラスと光と影の「かさなり」も楽しい😊
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春を目指して 大嶋萌香 武蔵野美術大学(キルンワーク)
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🐸🐸🐸カエルが春を目差して登ってくるぞ~🤣
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PiyoPiyo Tea Time 福田千智 武蔵野美術大学(ホットワーク)
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タラコ唇で頭にリンゴを載せたPiyoPiyoの群れ😂
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ただよい、纏う 森惠海 東京藝術大学(キルンワーク、バーナーワーク)
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『ただよい、纏う』の特に光を纏っている部分をアップで✨
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藝大卒展を見に行ったとき『ただよい、纏う』イイね~とポストしていたのですが…


…ガラス教育機関合同作品展には藝大も出展してるから、あの🪼もあるよね~と思っていたら、藝大卒展のときと同じ場所に展示されてた🪼
卒展などでは「リアルな生物の作品を見たら同定する」のが私の楽しみ方の一つなんですが、
この『ただよい、纏う』🪼は「アマクサクラゲ」です😃

共生 清水咲 東京ガラス工芸研究所(キルンワーク、ソリッドワーク)
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この大きな黒い海の生き物はアメフラシだよね~

透過深度(モデル) 山崎祐実 名古屋芸術大学(積層、ペーパーウェイト)
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さて、もんだいです。私の家はどこにあるでしょう? 加藤弓奈 名古屋芸術大学(エングレーピング
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板ガラスの表面にエングレーピングで模様が刻み込まれていて、天井の照明が板ガラスの下の台に影を落とすのが面白い。
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Flower SONG ZIHUI 女子美術大学(キルンキャスト、エナメル絵付け)
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女子美っぽい作品だね~😊

Transmute レイモンド愛華 多摩美術大学(ホットワーク、キルンワーク)
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お~!こういう作品大好き😊
👇この辺がイイ💕
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四部作でした。
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題名の Transmute(トランスミュート)は『英語で「変形させる」「変質させる」「変容する」を意味する動詞。物質、形状、性質などを、根本的、または別のより良いものへと劇的に変化させることを指し、卑金属を金に変える(錬金術)など、形式的な場面でよく用いられます。』
※『鋼の錬金術師』の「錬成」は“Transmutation”なんだ~

The Silent Core 相園顕 富山ガラス造形研究所コールドワークフレームワーク
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この作品もイイな~😊
『この作品は「心の奥にある繊細さと強さ」、そして、それを「そっと包み込む優しさ」を形にしたものです。』
あぁ、なるほど。
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ところで「フレームワーク」と聞くと、
プログラム開発の「フレームワーク」が思い浮かぶ私なんですが、
ガラス技法の「フレームワーク」って何?と🔍したら…
この場合の「フレーム」は、枠組み(Frame)ではなく「炎(Flame)」を指します。👈あ~そゆこと🔥

大地の記憶 若菜穂香 富山ガラス造形研究所(ホットワーク、キルンワーク、ガラス、土、澱粉のり、重曹、海塩)
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ガラスだけじゃなく、土、澱粉のり、重曹、海塩と面白い材料を使ってますね~
『私は「土地の記憶」を思い起こす作品を制作している。東京で育った私にとって、自然豊かな富山で過ごす中で出会った風の匂いや木々の色、大きく広がる空は、深く心に残っている。普段扱うガラスは人工的で、均質な素材である。一方で土は、その土地ごとに色や質感、含まれる時間が異なる。私は富山の土とガラスを組合せ、器のかたちへと留めている。熱で溶け、やがて固まるガラスの変化を記憶の移ろいに重ねながら、土地と私自身の記憶が静かに重なり合う瞬間を表現したい。』
そういう想いの重なった作品なんですね😊
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終わりと始まりの間で Jeung Minkyung(ジョン ミンギョン) 富山ガラス造形研究所(フレームワーク、ガラス、アクリル)
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『去年の夏、私は奄美大島を旅しながら、ネリヤカナヤという言葉を知った。
海の向こうの楽園を象徴する奄美大島の方言である。
ネリヤカナヤはすべての最後で最初になる所。
眠りについた命が再び芽を出し、花を咲かせ、実を結び、
やがてまた根へと帰っていく。
あなたもきっと、どこかで次のいのちを準備している。
終わりと始まりの間で、静かに息づいている。』
たいへん見ごたえのある作品です。
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ただ、バックが白いので繊細なガラスのディディールが映えません💧
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👇底面は黒いので繊細なガラスが映えますが… バックも黒いパネルを置けばよかったのに~ 惜しい。
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hygge 吉田風羽海 富山ガラス造形研究所(ホットワーク)
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『“hygge”(ヒュッゲ)とはデンマーク語で「心地よい時間」を表す言葉。
ガラスの灯りが、日常の中にあたたかな光と小さなときめきを添える。』
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ほんわか灯りが心地よい😊

以上、第19回 ガラス教育機関合同作品展での私のお気に入りの作品たちでした。



※関連記事
2022/03/09 ガラス教育機関合同作品展(第15回 2022)に行ってきた
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