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2024年9月16日 (月)

青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井に『アンモナイト化石のレプリカ作り』で出展します

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青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井が2024/09/22(日)東京学芸大学にて開催されます。
正多面体クラブはこれに『アンモナイト化石のレプリカ作り』で出展します。

正多面体 の面白さを伝えるのが正多面体クラブのミッションなんですが
最近、生物多様性6回目の大量絶滅のことを伝えないと、地球がヤバいよね‼ そのうち「正多面体は面白い~😃」とか言ってる余裕が無くなるかも😱…という危機感があるので、久々の青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井への出展では、正多面体ネタではなく『アンモナイト化石のレプリカ作り』で出展することにしました。

で、『アンモナイト化石のレプリカ作り』を通して伝えたいことは…
地球・生命の歴史と5回の大量絶滅(6回目進行中) 👈このお話をアンモナイト化石のレプリカを作った子に(おゆまるが冷めるまでの間に)するのですが、普段聞きなれない言葉がたくさん出てくるお話の内容なんて覚えておくのは難しいので👇この資料もいっしょに渡します。
240916ammonite 👈クリックするとPDFが開きます。
この資料は、新宿未来創造財団 子どもフェスタ2023『アンモナイト化石レプリカつくり』で作成したものをベースに、その後チョッとした間違いに気付いたとこを修正しています😅
それと、「頭足類の進化の系統樹」に「ベレムナイト」を加え、「頭足類の御先祖様」のところに「プレクトロノセラス」を加えました。
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同じテーマの出展でも、出展するたびに少しずつ手直しして進歩してます😊


※2024/09/17 今回の出展で使うアンモナイト化石のレプリカの型を9セット作りました。
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型取り材はブルーミックスⅡ400g×2を使って、1セット作るのに100g使用するので、8セットなんですが、前回までの残りを加えてもう1セットできた😊
型取りの手順は…

① ブルーミックスのA剤とB剤を25gずつクッキングスケールで計って取り分けておく。この2剤をコネコネして、プラカップに入れ、そこに原型となるアンモナイトの化石を半分押し込んで、ブルーミックスを平らにならし、型合わせ用の凹みを2箇所作る。👈これをブルーミックスが硬化開始する1分45秒以内に済ませる💦 ブルーミックスが完全硬化するまで待つ(約30分)
👆これが下半分の型になる。

② 上半分の型を取るとき、上下の型がくっついてしまわないように離型剤を塗る。離型剤には型取り専用のシリコンとかあるようですが、上下の型の間に何らかの被膜があればいいんだよね? ということで、私は離型剤として「オロナイン軟膏」を塗ってます😅

③ ブルーミックスのA剤とB剤を25gずつクッキングスケールで計って取り分けておく。この2剤をコネコネして、下半分の型が硬化しアンモナイト化石の上半分が出ている上に被せる。中心から外側にブルーミックスを上から押し固め、上下の型の間に空気が残らないようにする(のが難しい💧)👈これもブルーミックスが硬化開始する1分45秒以内に済ませる💦 ブルーミックスが完全硬化するまで待つ(約30分)

④ プラカップを逆さにして、硬化した型を押し出し、上下の型を開いて、中から化石(原型)を取り出す。
型についている離型剤(オロナイン軟膏)を拭き取る。

…これで1セットの型ができるのですが、作業時間のほどんどが硬化待ち時間💧 化石(原型)は1つしかないので、8セット作るには8時間ほどかかってしまう計算になる。でも、律儀に取説の「型取り終了時間…約30分」も待つ必要はない。だいたい固まったな?と判断したら、次のステップに進める。1セット約30分ほどでできたので、9セット作って4時間半の作業でした。(お疲れさま~🍺)
この作業をしているとき、室温は32℃だった。冷房をかけたい温度だが、気温が高いと化学反応が早く進むので、A剤+B剤の硬化時間が短くなる。これまで型取り作業したときと比べると、今回は明らかに硬化時間が短かった😊


アンモナイト化石のレプリカは「おゆまる」で作ります。


※2024/09/18「おゆまる」を半分に切って、3ピース/人×200人分=600ピース用意しました。
このアンモナイト化石のレプリカは、半分に切った「おゆまる」を3色コネコネして、型に押し込んで作ります。
そのため、事前に「おゆまる」を半分に切っておく。今回は200人に対応する予定なので、
3ピース/人×200人分=600ピース必要。
「おゆまる」1パックには10色20ピース入っているので、これを半分に切ると40ピース
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600ピース÷40ピース/パック=15パック購入し(ヨドバシカメラだと送料無料で翌日届く)
「おゆまる」をハサミでチョキ、チョキ、チョキ・・・300回 👈これを正確に真ん中で切るのは、なかなか難しい💧
正確に半分に切れている「おゆまる」を定規代わりにして、1つ切ったら左右同じ長さになっているかチェックし… たまに1mmぐらいのズレが出るので、次に切るときはそのズレを補正するようにハサミの当て方を微調整・・・という作業を300回繰り返して
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終わった~! 約2時間の作業でした。
※準備作業のやり方や作業時間を記録しているのは、次にまたこの準備作業をするときの自分のためです😅


※2024/09/19 アンモナイト化石のレプリカ作りを通して伝えたいこと…[PDF]を200枚 B5の紙に印刷し、四つ折りにする。
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夜🍺を飲んで寝る前に、ちょっとでもこの作業を進めておくか~ と折り始めたら… 100枚折るのに1時間半もかかった💧 これは効率悪すぎるので、翌朝起きてから残り100枚を折る集中したら45分で終わった。教訓:このような単純作業は頭がスッキリしているときに、その作業に集中してやった方が断然効率が良い。

四つ折りにした紙をB7のチャック袋に入れる。この作業は2人がかりでやったら、30分で終わった。
当日は、レプリカを作ったら、必ずお話を聞いてもらい、お話を聞いたら資料入りのチャック袋を渡し、これにレプリカを入れて帰ってもらう。

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※出展してきました~
2024/09/22 青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井『アンモナイト化石のレプリカ作り』240922b6koganei



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2023/12/16 新宿未来創造財団 子どもフェスタ2023で『アンモナイト化石レプリカつくり』

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