大和市 冬のおもしろ科学館『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』のスライド
2021/12/18(土)大和市文化創造拠点シリウスにて、冬のおもしろ科学館が開催されました。今年の夏のおもしろ科学館はコロナ禍で中止だったのですが、冬のおもしろ科学館は十分な感染対策をして開催。これに『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展しました。
出展者は『あうるの森』で、正多面体クラブは『あうるの森サイエンスラボ』でして、科学イベント出展のときは互いに協力関係。去年の『アンモナイトの化石のレプリカ作り』に引き続き、パワポ・スライド担当
コロナ禍で科学イベントの実施が激減している中で、数少ない対面でのイベント。だから色々気合が入って、説明用のパワーポイントのスライドが25枚にもなってしまった!
1回20分の中で、作り方を説明し(5分)、8人の子供たちが作り(10分)、お話の時間は5分しかないのだが、25枚ものスライドを作ってしまって💧 どうすんのよ💧 👈これ、去年と同じ状況なんですけど…
そんなにスライド作っても全部お話してる時間はないんだから、もっと絞り込まなくちゃ! ということは分ってるんですが、25枚ものスライドになっちゃうのよね😅
だから『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で伝えたかった、でも半分ぐらいしかお話できなかったスライドを以下に並べておきます。
(⇒で示したリンク先は、そのスライドで引用させていただいた画像のページです。)
▼タカラガイのストラップの作り方 オミナエシダカラ 1個Ver. ①
▼タカラガイのストラップの作り方 オミナエシダカラ 1個Ver. ②
▼タカラガイのストラップの作り方 ちびダカラ 2個Ver.
▼タカラガイ は…
▼タカラガイいろいろ…
▼タカラガイいろいろ…
▼巻き貝 と 二枚貝
▼タカラガイの殻口
▼タカラガイの外套膜
⇒タカラガイ生体 [生き物]|キャプテン・スキャバーズのハワイな日常
⇒カコノタカラガイ|幡多の海
▼巻き貝=腹足綱
⇒三重県漁業組合連合会 - クロアワビ
⇒広島大学大学院理学研究科附属臨海実験所 - タカラガイ
▼タカラガイは昔…お金だった
⇒古今東西のお金が大集合!石・貝殻から銭・札・記念コインまで
日本銀行金融研究所 貨幣博物館(三越前)|港区界隈の個性派博物館|Hills Club
▼貝という漢字は…
⇒漢字原子:漢字の成り立ち
⇒漢字/漢和/語源辞典
▼貝という漢字(貝へん)は…
生きている貝には使われない
▼貝は軟体動物
イカやタコも軟体動物
⇒珍魚採集報告第64号 アオイガイ|東京都島しょ農林水産総合センター
⇒コウイカのエギング|海のルアー釣り入門サイト
▼ウニは棘皮動物
▼さて、ここでクイズです!
貝、ウニ、人間 近いのはどれとどれ?
▼ウニの遺伝子の数がヒトとほとんど同じであり、しかも70%がヒトと共通している
▼「進化」のイメージ
▼食物連鎖ではなく植物網
⇒NHK高校講座 生物基礎 第13回 生態系における植物の役割
▼このままCO₂ 排出が続くと・・・
⇒植物プランクトン:円石藻 - JAMSTEC
※なぜ「海から貝がいなくなる!?」のか、分りやすいイラストでの説明がこちら…
⇒海から貝が消える? 海洋酸性化の危機|地球環境研究センター
化学的な説明はこちら…
⇒海洋酸性化のメカニズム|気象庁
今回のスライドも、これまで色々な科学イベントでやってきたものを寄せ集めて… あれも!これも!とやってたら、25枚のスライドになってしまった😅のですが、この中に今回「新作」の1枚が
👇「進化」のイメージ
「進化」という言葉の使われ方、往々にして間違って使われてるよね~💧
ダーウィンの『種の起源』で進化を意味する言葉は“descent with modification”(変化を伴なう由来)だったのだが、この言葉は広まらず、“evolution”が使われるようになりました。
そして、“evolution”が「進化」と訳されると、『種の起源』でダーウィンが伝えようとしていたこととは異なる「進化」という言葉のイメージができてしまい… 誤用されていること甚だしい😤
「進化」とは「優れたものになること」ではありません。多様化することです。
三角形ではなく逆三角形。ピラミッド型ではなく扇形(末広がり)です。
※参考リンク
⇒evolutionの意味|静岡産業大学 リレーエッセイ 大堀兼男教授(生命科学)
⇒"進化"という訳語の成立|静岡産業大学 リレーエッセイ 大堀兼男教授(生命科学)
今回のイベントでは3密を避けるため、1回8人。
生徒・児童は3グループ(各8名)が、3つの出展ブースを1ブース20分でローテーションする方式
ストラップ作りで時間をとられると、お話の時間が短くなり、たいてい15枚目の貝の漢字のお話で時間切れ💧 でもこのスライドで「へ~!そうだったんだ」と言うお母さん多し。
23枚目の「進化」のイメージまでお話できたのは3回だけ。ローテーションの3回目は次がないので「ちょっと時間オーバーするけど…」と、お話してきました😅
※関連記事
2020/12/05 大和市 冬のおもしろ科学館『アンモナイトの化石のレプリカ作り』のスライド
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