クジラの下顎骨の穴は「オトガイ孔」で音の入口~
海洋大『海鷹際』に行って、鯨ギャラリーでクジラの腹に入って、「うゎ~w(*゚o゚*)w お~!!」と感動したんですが、一つ疑問が…
↓この穴なに?
クジラの下顎骨にいくつも穴があるんです。
なんで下あごの骨に穴が開いてるの?
とっても気になるので検索・検索・・・
そして、これは「オトガイ孔」だとだと分かりました。
で、「オトガイ孔」って何?
オトガイ孔 - Wikipedia によりますと…『下顎骨の前面にある孔。下顎管の前端で、オトガイ神経とオトガイ動脈、オトガイ静脈が通る。』
ほ~ヒトにもオトガイ孔があるんだ。
でも、クジラがいくら大きいとはいえ、神経と動脈・静脈が通るだけでこんなに大きな穴が必要?
それに、左右一対じゃなく、複数のオトガイ孔がありますよ~
「オトガイ孔 クジラ」で検索して出てきたこちらの論文…
⇒特別講演 聴覚器がたどってきた道 - J-Stage[PDF] 岩堀修明 長崎大学 2013 によりますと…『陸に棲息していたクジラ類が水中で生活するようになると、鼓膜を保護するために外耳道を閉鎖し、オトガイ孔と下顎管が音波の取り入れ口となった。』お~!そうだったのか~!!
この論文、面白い~(^o^)
陸棲動物の聴覚器…アブミ骨、キヌタ骨、ツチ骨って、魚類→両生類→爬虫類→哺乳類と進化してくる過程で、要らなくなった骨を流用してるんですね。進化って、何もないところから新しいものを創りだすより、既にあるものを形を変えて流用するパターンが多いですね。
クジラの聴覚器…「音波の増幅」「骨伝導の排除」「音源定位」等々… なるほど~!
いや~ 進化って面白いですね。(^o^)
ところで『聴覚器がたどってきた道』の著者の岩堀修明氏ですが、検索してみたら…
↓この本の著者ではありませんか!
BLUE BACKS『感覚器の進化』はすんごく面白かった~!ので、ブログに書いてた(^o^)
2013/02/11 BLUE BACKS『感覚器の進化』は面白かった~!
改めてこの本を見たら、視覚器→味覚器→臭覚器→平行・聴覚器→体性感覚器と来て(これで五感)、最後の章は『クジラの感覚器』だったのですね。そこに「オトガイ孔」のことも書いてあった。五感で十分盛沢山に面白かったので、クジラの感覚器のところの記憶が薄れていたようだ(^^; 改めて読んでみたら、海から陸に上がった動物が、また海に戻ったとき・・・ 進化のドラマだね~
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