『数学とは異なるものを同じものとみなす技術である』ポアンカレの名言だよね~
『数学とは異なるものを同じものとみなす技術である』by アンリ・ポアンカレ
じゃぁ、↓これらのボールが「同じもの」だって分かるかな?
「同じ」ところを探してみよう!
…という展示を、東芝未来科学館 開館5周年記念 春休みスペシャルイベント
『GO!GO!5周年 春休みは正多面体であそぼう!』でしてみました。
19世紀末にトポロジーを創設したフランスの数学者 ポアンカレが
『数学とは異なるものを同じものとみなす技術である』と言った。ということを昼休みにWeb見てて知った。
⇒トポロジーへの招待 〜 1. 座標も補助線も使わない「やわらかい幾何学」- 31歳からの数学修士
あ!この名言を添えて、セパタクローボール=20・12面体っていう展示したら面白いよね!と思いつき、展示してきたのでした。(^_^)
ところで、『数学とは異なるものを同じものとみなす技術である』で検索すると…
⇒三乗根 on Twitter: "ポアンカレ「数学とは、異なるものを同じとみなす技術である」というツイートが出てきます。
そして『一方"算数教育の専門家"は、同じものすら異なるものだと生徒に教え込んだ。』と続く。。。
あ~!これってさー「かけ算の順序問題」と同根?
私は、異なるものの中に「同じ」ものを「発見!」するのが、数学・科学の楽しさの一つだと思う。
そんなガチガチに教えるから、算数嫌い、数学苦手が増えるんだよ~!
数学はもっと「自由」で「楽しい」んだってことを伝えてくれよ~
最初の画像にもうちょっと「同じもの」を加えてみました。
右下隅の桜色のものは、パズル工房「葉樹林」さんの『6つの桜』
『二十・十二面体の赤道にあたる辺は正十角形を作り、これは6面ある。』by Wikipedia なので、
『6つの桜』は6枚のパーツでできています。
セパタクローボールと、それと同じ構造のボールは6本の帯でできています。
そして、みんな 三角形が20個で、五角形が12個なんです。
※関連記事
・PPバンドのセパタクローボールの作り方…『三すくみ』で説明
・映画『銀の匙 Silver Spoon』でポアンカレTシャツ
・二十・十二面体のトンガリ・ボール(icosidodecahedron ball)
・小星型12面体のパズル(Small stellated dodecahedron puzzle)
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