『ふしぎなひも、ふしぎな筒。中はどうなってる?…考えて作る』…発見工房クリエイト・科学教室
「ふしぎなひも」「ふしぎな筒」というのは↓こういうの。

左側の2本…紙管に穴が開いていて、そこからひもの端が出ている。1本だけひもが外に出ていて、他のは引っ込んでるんだけど、引っ込んでるひもの端のどれを引っ張っても、外に出ていたひもが引っ込む。不思議だね~というのが「ふしぎなひも」
右側の2本…筒(紙管)の両端からひもが出ていて、一方を引っ張ると出てくるひもの長さは筒の長さ分しかないんだけど、もう一方の端を引っ張ると、筒の長さの2倍と4倍のひもが出てくる。不思議だね~というのが「ふしぎな筒」

左側の2本…紙管に穴が開いていて、そこからひもの端が出ている。1本だけひもが外に出ていて、他のは引っ込んでるんだけど、引っ込んでるひもの端のどれを引っ張っても、外に出ていたひもが引っ込む。不思議だね~というのが「ふしぎなひも」
右側の2本…筒(紙管)の両端からひもが出ていて、一方を引っ張ると出てくるひもの長さは筒の長さ分しかないんだけど、もう一方の端を引っ張ると、筒の長さの2倍と4倍のひもが出てくる。不思議だね~というのが「ふしぎな筒」
まず、実演して見せて、自分でもひもを引っ張ってみて、不思議だね~と思ってるところで「中はどうなってるのかな? 考えてみよう!」と、「考える」ことがこのアイテムを実施するときの重要なポイント。
発見工房クリエイトの理科実験教室は科学教室は対象が小学生以上なんですが、科学教室は【小学6年生~中学生向け】なんです。そして…
『考えることや試行錯誤に重点をおいた実験教室です。』←ここが重要!
最近の科学イベントの多くで、参加者が低年齢化していて、工作したり、実験ショーに参加して「楽しかった~(^o^)」で終わっちゃってるのが多い気がする。
私が目指す科学教室は「教えるのではなく、発見することを手助けする。」なので、発見工房クリエイトから「
ブログの「ふしぎなひも」で科学教室の講師の依頼を打診されたとき『1つのテーマで参加者に試行錯誤してもらうというコンセプトで企画しています。』←そのコンセプト いいね~!と、講師を引き受けました。
『考えることや試行錯誤に重点をおいた実験教室です。』←ここが重要!
最近の科学イベントの多くで、参加者が低年齢化していて、工作したり、実験ショーに参加して「楽しかった~(^o^)」で終わっちゃってるのが多い気がする。
私が目指す科学教室は「教えるのではなく、発見することを手助けする。」なので、発見工房クリエイトから「
ブログの「ふしぎなひも」で科学教室の講師の依頼を打診されたとき『1つのテーマで参加者に試行錯誤してもらうというコンセプトで企画しています。』←そのコンセプト いいね~!と、講師を引き受けました。
科学教室の定員は5人で、2時間。じっくり考えて試行錯誤できます(^o^)v
この日の参加者は2人だけでしたが、2人ともじっくり考えてくれました。
2時間もあるから、「ふしぎなひも」2種類と「ふしぎな筒」2種類を用意し、各30分で2時間の予定だったのですが、2人ともあれやこれやと自分が納得する答えを見つけるまで考えてるので、時間がないから考えるのを打ち切って、答えを教えて先に進めるという進行は… できないよね~! なので、最後の「ふしぎな筒(動滑車バージョン)×3倍」は、家に帰って作ってね~(宿題)になりました(^^;
この日の参加者は2人だけでしたが、2人ともじっくり考えてくれました。
2時間もあるから、「ふしぎなひも」2種類と「ふしぎな筒」2種類を用意し、各30分で2時間の予定だったのですが、2人ともあれやこれやと自分が納得する答えを見つけるまで考えてるので、時間がないから考えるのを打ち切って、答えを教えて先に進めるという進行は… できないよね~! なので、最後の「ふしぎな筒(動滑車バージョン)×3倍」は、家に帰って作ってね~(宿題)になりました(^^;
科学教室の様子はそのうち発見工房クリエイトのサイトに載るでしょうから、ここでは準備作業の方を載せときます。この「考える」アイテムをやっていたのは2008年ごろ。→鳴門競艇場 科学体験フェスティバル「ふしぎなひも」
10年以上昔にやっていて、その後(私は)やってなかったから、どうやってたっけ? やり始めると思い出すんですが、次にまた何年か後に思い出せるか? その時のために、どうやったかをブログに記しておかねば・・・
10年以上昔にやっていて、その後(私は)やってなかったから、どうやってたっけ? やり始めると思い出すんですが、次にまた何年か後に思い出せるか? その時のために、どうやったかをブログに記しておかねば・・・
▼5人分の材料を袋詰め

上段:「ふしぎなひも」
4穴用ひも(白)50cm×2本
6穴用ひも(青)33cm×3本 ※ひもの長さは一度作って割り出した。
ウッドビーズ 4個+6個
下段:「ふしぎな筒」
リリアン 30cm(筒の長さ+10cm)×2本
リリアン 50cm(筒の長さ×2+10cm) 1本
リリアン 70cm(筒の長さ×3+10cm) 1本
リリアン 10cm(定滑車固定用) 1本
筒の蓋 Φ33mm(紙管の外径) 4枚 厚紙をサークルカッターでくり抜き、中央にリリアンを通す穴
製本テープ 11cm 4枚
クリアリング Φ15mm(動滑車・定滑車用) 3個
カラーリング Φ17㎜(両端用) 4個

上段:「ふしぎなひも」
4穴用ひも(白)50cm×2本
6穴用ひも(青)33cm×3本 ※ひもの長さは一度作って割り出した。
ウッドビーズ 4個+6個
下段:「ふしぎな筒」
リリアン 30cm(筒の長さ+10cm)×2本
リリアン 50cm(筒の長さ×2+10cm) 1本
リリアン 70cm(筒の長さ×3+10cm) 1本
リリアン 10cm(定滑車固定用) 1本
筒の蓋 Φ33mm(紙管の外径) 4枚 厚紙をサークルカッターでくり抜き、中央にリリアンを通す穴
製本テープ 11cm 4枚
クリアリング Φ15mm(動滑車・定滑車用) 3個
カラーリング Φ17㎜(両端用) 4個
▼紙管

「ふしぎなひも」4穴、6穴
「ふしぎな筒」×2倍はリリアンの端を結ぶ穴1個
「ふしぎな筒」×3倍はリリアンの端を結ぶ穴1個と、定滑車固定用の穴1個


「ふしぎなひも」4穴、6穴
「ふしぎな筒」×2倍はリリアンの端を結ぶ穴1個
「ふしぎな筒」×3倍はリリアンの端を結ぶ穴1個と、定滑車固定用の穴1個

▼紙管に「ふしぎなひも」用穴あけ位置センターポンチ冶具
1人分の穴あけが10箇所なので、5人分+見本の穴あけでも 60個の穴をドリルで開けることになります。
その穴あけ位置をいちいち定規を当てていたら手間取るし、紙管の180度裏側の同じ位置に穴をあけるのも簡単ではない。
そういう場合は「冶具」を作って「精度よく、効率よく」作業するのがミソ(^^)v

紙管が半分すっぽりはまる凹型を作る(ダイソーの工作用木材で、木ねじで両側の枠をくっつけてる。)
凹型の中央には裏側から木ねじを3つ先端をちょっと突き出しておき、
凹型に紙管を押し込めば…

穴あけ位置のセンターを示すマークができます。
反対側にもセンターマークをつけるには、最初につけたセンターマークを凹型の中央真上に向けて、また紙管を押し込めばよい。
1人分の穴あけが10箇所なので、5人分+見本の穴あけでも 60個の穴をドリルで開けることになります。
その穴あけ位置をいちいち定規を当てていたら手間取るし、紙管の180度裏側の同じ位置に穴をあけるのも簡単ではない。
そういう場合は「冶具」を作って「精度よく、効率よく」作業するのがミソ(^^)v


紙管が半分すっぽりはまる凹型を作る(ダイソーの工作用木材で、木ねじで両側の枠をくっつけてる。)
凹型の中央には裏側から木ねじを3つ先端をちょっと突き出しておき、
凹型に紙管を押し込めば…

穴あけ位置のセンターを示すマークができます。
反対側にもセンターマークをつけるには、最初につけたセンターマークを凹型の中央真上に向けて、また紙管を押し込めばよい。
『ふしぎなひも』を東芝未来科学館の【リカタンず】でやりましょうよと提案を受けて、やってきました~
そのときに、ふしぎな筒(動滑車バージョン)の詳細な作り方を↓こちらにまとめました。
2019/06/01 ふしぎなひも/ふしぎな筒(動滑車4倍バージョン)の作り方
2019/06/29 ふしぎなひも/ふしぎな筒(動滑車2倍バージョン)の作り方
※発見工房クリエイトでやったときは、ひもにリリアンを使っていたのですが、リリアンは伸縮するから適材じゃなかったことに気づいて、蝋引き紐 を使っています。
※この記事中では「ふしぎな筒」×3倍 と書いているんですが、3倍以上にひも長くない? と、改めて見直してみたら…
4倍だった~(汗;)
片側は筒と同じ長さの紐が出て来るのに、
反対側を引っ張ると~
こ~んなに長い紐が出て来るよw(^o^)w 不思議だね~
※この記事中では「ふしぎな筒」×3倍 と書いているんですが、3倍以上にひも長くない? と、改めて見直してみたら…
4倍だった~(汗;)
片側は筒と同じ長さの紐が出て来るのに、

反対側を引っ張ると~

こ~んなに長い紐が出て来るよw(^o^)w 不思議だね~
発見工房クリエイトにある遊具が面白い!
→発見工房クリエイトの幾何学遊具…メビウスの帯うんてい、クラインの壺ジャングルジム、鞍点すべり台、フーコーの振り子ブランコ、共振ブランコ

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