RikaTan 2018年2月号…特集『学校の理科・最前線』…連載『作って楽しむ正多面体の不思議』第15回(最終回)正多面体とボール
RikaTan(リカタン 理科の探検)2018年2月号が発売されてます。
特集『学校の理科・最前線!!』です。
この特集の中で私が「ん、ん、そうだよね~」とひかれた記事…
・本物の頭骨で学ぶ動物のくらし ~頭骨の魅力に触れ、本物から学ぶ~ (横内正)
・小学校理科で生命と向き合う教育を (桝本輝樹)
・継続的な観察から見えてくる自然や生命の神秘 (大島修)
・小学校理科に新単元「海のやくわり」を! (市川洋)
…書き出してみると、生物や自然に関するものですね~
こういうの科学イベントでやるの難しいんですよ。でも、それを伝えることは大事なことだと思うから。科学イベントで工作・実験はよくあるネタなんですけど、「自然を観察して、考える」ネタ… 難しいけどやってみたい。
さて、連載『作って楽しむ正多面体の不思議』は第15回(最終回)になりまして、
最終回は『正多面体とボール…意外と身近にある正多面体』です。
連載15回で最終回としたのは~ ネタ切れです。と言うか、元々『作って楽しむ正多面体の不思議』というニッチなネタで書けるのはこれくらいだよね。と、予定通りです。
だから、連載を始める前から最後に書くのは『正多面体とボール…意外と身近にある正多面体』と決めてました。そして、最終回の最後に書くのは『ウイルスにも正多面体』というのも決めていた。が、それを書くにあたっての課題が一つ「ウイルス正多面体の画像をどうする?」ということ。
以前見つけたこちら↓の素晴らしい動画の一コマを使わせてもらおうかな~
⇒ウィルス様粒子に自己組み立てするヒト乳頭腫ウイルス | 沖縄科学技術大学院大学
と思っていたのですが、完成形が正20面体/正12面体というよりボールだな~
『正多面体とボール』というテーマですから、ウイルスカプシドの形がボールに近くなるのは…まぁ、そうなるよね~
でも、もう少し正多面体の面影を残した(書籍に掲載できる)画像がないかな?
「ウイルス カプシド」で画像検索していて出てきた…
⇒PDBj 200: 正二十面体型ウイルスの準対称性(Quasisymmetry in Icosahedral Viruses)
お~!この画像も素晴らしい!!
ウイルスカプシドが正20面体または正12面体だとよく分かる画像です。この画像を使わせていただきました。
最終回の記事には「正多面体が5種類あることは石器時代の人も知っていた」という話も書こうと思っていたのですが、改めて「石器時代 正多面体」で検索していたら、このページを見つけ⇒紀元前数千年の正多面体の謎 - ジャパン・ゾム・クラブ[PDF]
…この話にはでっちあげ疑惑があるとのこと。え!そうなの? ならば、記事に書くことはやめときますか。
ところで、「紀元前数千年の正多面体の謎」の著者は宮崎興二 京都大学名誉教授 (ジャパン・ゾム・クラブ会長)
「宮崎興二」で検索してみると…
⇒Amazon.co.jp: 宮崎 興二: 本 が出てくる。そして、そこに並んでいる本のリスト…
・数と図形のパズル百科
・多面体百科
・多角形百科
わ!多面体や多角形で百科が書けちゃうんですか!w(*゚o゚*)w
連載15回でネタ切れとか言ってる私は… まだまだひよっこですね(^^;
「多面体百科」どんな本だろう? とっても興味があるので図書館から借りてきた。
そして(私にとっては)とっても面白い本だったので、買ってしまった(^o^)
※連載 『作って楽しむ正多面体の不思議』 全15回
・第1回 鏡の中のサッカーボール
・第2回 ストローとゴムひもで編む正多面体
・第3回 丸ビーズとテグスで編む正多面体(ビーズボール)
・第4回 PPバンドを編んで作るセパタクローボール
・第5回 正多面体ペーパークラフト
・第6回 ラビリンスボックス…立方体の空間充填万華鏡
・第7回 ビー玉正4面体逆立ちゴマ
・第8回 コーナーキューブ(再帰性反射) アポロが月に置いてきたもの
・第9回 ヒンメリ(フィンランドの光のモビール) ストロー正8面体
・第10回 正多面体はなぜ5種類しかないのか?実験
・第11回 名刺3枚で正20面体
・第12回 C60フラーレン分子模型をストローで作る
・第13回 パスカルのピラミッド (正4面体のフラクタル)
・第14回 MOVE FORM
・第15回 正多面体とボール…意外と身近にある正多面体
※連載 全15回まとめ
・作って楽しむ正多面体の不思議…RikaTan 理科の探検 連載15回
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