ラビリンスボックスの組み立てキット準備中~博物ふぇすてぃばる!4
博物ふぇすてぃばる!2017/7/22(土) ブース B-19 「正多面体クラブ」で出展します。
今年はラビリンスボックスの組み立てキットを販売しようと只今準備中~
作り方は…ラビリンスボックス(立方体の空間充填万華鏡)の作り方で詳細に書いているのですが、これを読んで作ってみようかな~と思ったとしても、材料と工具を用意して作るのはなかなか大変だと思うのですよ。でも、ラビリンスボックスを覗いた人は皆「わ~!これスゴイ!」と感嘆の声を発するので、その感動をできるだけ多くの人に伝えようと思いまして、只今組み立てキットを準備中です。
※完成品にせず組み立てキットにしたのは、「中はどうなっているんですか?」という質問に答えなくてすむから(^o^; 自分で作ってみることによって仕組みが分かるのがキットの良さですね。(ほんとは、完成品にするとかさばるけど、キットならコンパクトに収まるからですが(^^;)
ラビリンスボックスを作る上で一番面倒なのが、ポリカーボネイトミラーのカットと「模様刻み」です。この模様をどう刻むか?がラビリンスボックスの一番アートな部分なのですが、キットでは全部↓この模様。
75mm角にカットしたポリカーボネイトミラーの裏側に 5mmずつずらして直線を15本刻むと、ご覧のように曲線を含む幾何学模様ができます。
今回準備する組み立てキットは16セット(限定)
ラビリンスボックスの展開状態は↓このようになりますので、
1セットにつき3面に模様を刻む必要があります。
すると…
16セット×3面/セット×15本/面=720本!
720本も線を刻まないとならないのですよ~(アクリルカッターと定規で)
昨日それを6時間かけてやったんですよ~ 汗だくで; 終わったときは放心状態。。。
その720本の線を刻んだものが↓コレです!
積み上げると↓たったこれだけなので、↑丸く並べてみた(^o^;
さて、線を刻んだミラーを光にかざすと白く見えるだけなので…
そこに Radiant Light Filmというハイテク?フィルムを貼ると色がついて見える。
このフィルムも三角形に切る…
室内で普通に見ると↑こういう色ですが、
『Radiant Light Film は、反射特性の異なるポリマーを重ねた多層フィルムです。視角や光源を変えることで、ブルー、マゼンダ(紅紫色)、ゴールドと色が変化します。』というフィルムなので、日光を当て角度を変えると色が色々変化します。
材料カットは終わったけれど… まだこれから「組み立て説明書」を作って、パッケージングしなければならない。本番は今週末 7/22(土) ブース B-19 「正多面体クラブ」です。
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