国立科学博物館 牛の胃と腸
「国立科学博物館 牛の胃と腸」で検索があった。
ん!あの展示↓凄いよね~!感動したよ~
左下が牛の胃で、その先にうねうね~~~~と続くのは牛の腸です。
●牛の腸の長さってどれくらい?
⇒「牛の腸の長さ」で検索すると…
体長の20倍 60m という数字がいくつかのページに出てますね。
でも、↑これを逆算すると 60m/20=3m になるんですが、牛ってそんなにデカかった?
この60mという数字は「最長」のようです。
⇒「牛の解剖64: 腸 ~長い長い消化管~」 | 有限会社シェパード中央家畜診療所によりますと…『腸の長さは成牛では体長の20〜25倍もあって、大体35〜60m程になります。』とのこと。
国立科学博物館の展示から推計してみますと… うねうね~約16回 × 2.5m(推定) = 40m(乾燥して縮んでるかも?)
まぁ、だいたいそんなもんか。
でも、牛の腸の長さを数字で聞くより、実際に見ると「長げーーー!凄げ~!!」って感動します(^o^)
そして、もう一つの感動ポイントが…
●牛の胃は4つ!です。
国立科学博物館の展示を見て、「ほんとだ!牛の胃は4つある~!!」って感動しました(^o^)
そして4つの胃の内側も示されています。
その4つの胃の内壁の画像は、こちらのページによく撮られてました。
⇒ホルモン焼き|るりぼしの日々雑感
4つの胃の内壁の画像はこちらのページもどうぞ…
⇒畜産ZOO鑑 > 牛には胃が4つもある【乳用牛のからだの特徴】> 胃の構造と働き
●なぜ牛には胃が4つもあるのか?
こちらのページがたいへん分かりやすかったです。
⇒セルロースを消化する動物|徒然なるままに
国立科学博物館に行くことがあったら、是非 地球館 1階 の展示をご覧ください。
⇒ウシ(胃・腸管)|国立科学博物館
草食動物は食べた草を消化吸収するために、こんなにスゴい胃と腸を進化によって獲得したんだね~
※関連記事
・国立科学博物館「地球館」1階の『系統広場』で学ぶ「進化」と「生物多様性」
・銀の匙 Silver Spoon 2 で「逆子」を学ぶ
※ところで、上で紹介した セルロースを消化する動物|徒然なるままに このサイト凄いです。「セルロースを消化する動物」は 糖と炭水化物を科学する|徒然なるままに というページの1節なんですが、このページ長い~、けど全部読みました。なかなか面白かったです。
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