砂鉄海岸…砂鉄の堆積層…三浦半島・三戸浜
「砂鉄海岸」を調べていて、種子島には砂鉄の堆積層があって、磁石で砂鉄集めをしなくても、スコップで掘るだけで砂鉄が大量にとれるというのを知って「いいな~ 種子島に砂鉄掘りに行ってみたいな~」と思っていた私(^^;
でも、三浦半島の海岸で↓砂鉄の堆積層を見つけた~(^o^)/
↑ここがどこかと言いますと~
三浦半島の三戸浜です⇒Googleマップ「三戸浜」
三戸浜にビーチバムという小さなホテル・レストランがありまして、その前の砂浜が特に砂鉄が多く堆積しています。
三戸浜に限らず、三浦半島の海岸を歩いていると「あ!砂が真っ黒だ~」という場所がところどころにあります。
例えば↓これは和田長浜海岸の一角
⇒Googleマップ「和田長浜海岸」
「この黒い砂、砂鉄だよね?」と思った私は、海岸に行くときは磁石を持ち歩くようにし、この黒い砂に磁石を近づけると~
「お~くっつく!砂鉄だ~!」
そして三戸浜…
砂浜が黒いでしょ。この黒いのが砂鉄。
砂浜の真っ黒なところを掘ってみると~
多いところでは10cmぐらい砂鉄が堆積しています。
三戸浜の別のところでは…
アオサ(海藻)の生えた岩の上に砂鉄が堆積してます。
砂鉄が真っ黒だ~
この砂鉄をアップで撮ると…
砂鉄の粒がキラキラ~綺麗です(^_^)
砂浜に砂鉄が数ミリ~1センチぐらい堆積したところに太陽が照り付けると、砂鉄が焼かれます。そして砂鉄の粒がかるくくっつくようで、そこを人が歩くと…
砂鉄の層がバリバリ割れてる~
天日干しの砂鉄の層を、そ~っと持ち上げると…
なぜ濡れた砂鉄の天日干しは、砂鉄の粒がくっつくのでしょう?(海水に溶けだした海藻のぬめり成分が接着剤の役割をしてるとか?)
「砂鉄海岸」で検索すると、稲村ケ崎がよく出てくるんですが、東京近郊の砂鉄海岸って、稲村ケ崎以外にもあるんですね。
でも、三戸浜や和田長浜海岸が砂鉄海岸だという情報はWeb上にはほとんどありません。
海岸で砂鉄を見つけて喜ぶ & Webに情報投稿する「地学少年」って、世の中に数少ないのでしょうか?
※あるとき、和田長浜海岸の駐車場に“Every Child is a Scientist”と書かれたスクールバスが停まっていて、和田長浜の砂鉄が打ち上がるあたりに子供たちがいて、貝殻拾いしてるのかな?と思ったら… 磁石とビニール袋を持って、砂鉄を採集してた~!
お~!ということはですよ… ここに砂鉄が集積するってことを知っている大人(たぶん昔は「地学少年」)がいて、子供たちをスクールバスにのせて、ここまで砂鉄採集にやってきた。ってことですよね!←この企画をした人に拍手~(^o^)/~
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