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2015年11月14日 (土)

サイエンスアゴラ2015『作って楽しむ万華鏡の不思議』で、ビー玉万華鏡96セット

サイエンスアゴラ2015 11月14(土) A会場(日本科学未来館)1階 企画展示ゾーン Aa-045
『作って楽しむ万華鏡の不思議』で出展し、96人の人達がビー玉万華鏡(Teleidoscope)作りを楽しんでいってくれました。ビー玉万華鏡の材料を準備するのがとっても大変で、直前まで準備作業してたから、材料を宅急便で事前に送っておくことができず、当日手持ちで運ぶことになってしまった~ リュックには直径3cmのビー玉が96個と、ミラー96セット…これが重い(^^; 一つ目の紙袋に万華鏡の紙管が96本…これは軽いけどかさばる。二つ目の紙袋には「正多面体展示用ボード」や「コーナーキューブ」等の展示セット。これで両手がふさがってしまう。しかも当日は雨予報(^^;; でも朝はまだ雨が降っていなかったので、無事会場に搬入できました。
9時ごろ会場に入って設営開始~ あれやこれやしてると、たちまち10時開場時間!
去年  サイエンスアゴラ2014『正多面体って意外と面白い…作ってみよう』で出展したときは東京国際交流館3Fメディアホールという ちょっと奥まった場所だったので、来場者がまばらだったのですが、今年は日本科学未来館1階だったので、来場者がわんさか!ビー玉万華鏡が無料で作れるので、ちょっと待ち行列もできて… 盛況でした(^o^)
17時までなのですが、16:40頃材料が無くなり、万華鏡作りは終了~
やった!用意した材料が全部はけました。『残った材料を持って帰るの…荷物も心も重いから。用意した材料が無くなって、荷物も心も軽く帰りたい』と思っていたんですが、これで軽やかに帰れます(^o^)

「正多面体クラブ」は個人での出展ですので、こういうイベント出展ではたいていブースを離れることができません。今年は9時~17時まで8時間ずーっと立ちっぱなし。お昼休憩もトイレ休憩もなし。終わってからブースを離れて歩いたら…足がホワホワ~変な感じ!あ~これは、8時間ずーっと立ちっぱなしだったせいですね。そして(準備の1時間を除いて)7時間ずーっと万華鏡と正多面体について語っていた/サイエンスコミュニケーションしていたんですね。今年も楽しかったよ~(^o^)

今年の出展でのトピックとサイエンスアゴラ2016に向けてのメモ…
万華鏡のミラーの組み方は3種類用意しました。
Teleidoscopemirro606060Teleidoscopemirro904545Teleidoscopemirro906030
ミラーの組み方が違うと、万華鏡の見え方はどう違うのかな?←ここが今回の出展でお話したかった『万華鏡はキレイ~なだけじゃなく、科学/幾何学なんです。』につながるところなんですが、事前準備不足(資料作成が間に合わず)分かりやすい説明ができませんでした(^^; 次回は「平面充填する万華鏡のミラーの組み合わせ」について、事前にブログにも載せて、説明したい。

3種類あると「どれ作ろうか~?」と悩んじゃう人もいるんですが、親子3人で来て、3種類作っていった家族がいました~(^o^; 1人1個ですから、3人で3個はOKです。帰りに残った材料を持ち帰りたくなかったし~

普通の万華鏡は筒を回すので、たいていの人はビー玉万華鏡を手にとって筒を回して見ます。でもそれじゃ大して変化がないので…「ビー玉万華鏡は筒を回すのではなく、自分自身が回ります。こんな風に…」と説明すると、みなさん「え?」って顔するんですが、実際に体を回して見ると「あ~!なるほどね。面白~い」という反応が多数。

とあるお母さん「これ(ビー玉万華鏡)を外に持って行って見たら面白そうですね」
そうなんですよ!よくそこに気づかれましたね(^o^)v

ラビリンスボックス(空間充填万華鏡)は初めて見た人が多いので、「わ~!これはスゴい!」と感動する人多数。

が、残念だったこと… これを展示しておきました→The art of Labyrinth box (立方体の万華鏡アート) そしたら、その中の「Coral Sea 珊瑚の海」がなくなっていた。 展示物が持ち去られるなんて・・・

名刺交換した人達…(個人名は無しで、団体名/サイトとそのリンク)
幾何学模様のブログ みずすましの図工ノート
 パズル懇話会会員 日本折紙学会会員
・数学史家 数学史シンポジウム報告書
日本数学協会幹事
日本折紙学会 折紙探偵団
ん~「数学」と「折紙」関係ですね~(^_^)

菱形12面体ラビリンスボックス(空間充填万華鏡)の話をしていて…
「切頂8面体でも空間充填万華鏡できるね~!」
だから次のサイエンスアゴラまでに作って展示したい。

今回の出展は万華鏡がメインでしたが、「正多面体展示用ボード」と「コーナーキューブ」は展示しておくと、そこからサイエンスコミュニケーションが始まるから、やっぱりこれは外すことのできない展示です。
Scienseagora2015aa045
終わってから「しまった、自分の出展ブースの写真を撮り忘れた~」と気づく(^^;
この写真はコーナーキューブの再帰性反射の説明をしたとき「デジカメのフラッシュを強制発光させて撮ってみてください。」と言っても「フラッシュの強制発光ってどうするんだっけ?」と手間取る人が多いので、私のデジカメで撮影して見せたものの一枚。
今回はコーナーキューブの再帰性反射だけでなく、ビーズ(球体)による再帰性反射も実演・説明するため…
Scienseagora2015aa045b
ビー玉も置いておきました。
次回はもっと小さいビー玉を100個ぐらい敷き詰めて実演・説明しよう。
→2016/11/05 サイエンスアゴラ2016『再帰性反射』で「お~!」


企画提供者交流会
サイエンスアゴラでは毎年「交流会」があるのだが、一昨年、去年と参加して、参加してもあんまり「交流」できないね~ 今年は参加するのやめとこ。と思っていたんですが~
『会場は眺望抜群のテレコムセンター展望台21階』という案内を見て、「お、ライトアップされたレインボーブリッジと東京タワーが見られるのか~ ちょっと見てみたい。」と参加したんですが・・・
会場がレインボーブリッジと東京タワーが見える側ではなく、その反対側でした~(^^;
Scienseagora20151114a
まぁ、コンテナ埠頭の夜景もそうそう見られるものじゃありませんから、これはこれでイイか(^o^;
遠くに東京ゲートブリッジも見えるし…(雨に曇ってますけど)
Scienseagora20151114b
ズィーーっとズームすると…
Scienseagora20151114c

ところで交流会ですが、やっぱり「交流」できなかった(^^;



※これまでのサイエンスアゴラへの出展…
2014/11/08 サイエンスアゴラ2014『正多面体って意外と面白い…作ってみよう』で語ってきた~
2013/11/09 サイエンスアゴラ2013『楽しかったです』その一言が一番のご褒美です
2010/11/20 サイエンスアゴラ2010「ネオジム磁石はすごいゾ!」

※万華鏡の関連記事
2017/10/22 万華鏡の仕組み(合わせ鏡)
2019/11/23 平面充填する万華鏡の三角形は3種類だけ!?…作ってみよう
2019/11/28 平面充填する万華鏡の三角形は3種類だけ!…なぜ?
2020/06/29 ビー玉万華鏡の仕組み

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コメント

万華鏡について、とても分かりやすく説明されていて、嬉しいです。ありがとうございます。

明日香さん
だいぶ昔(9年前)の記事にコメントがついて、
> とても分かりやすく説明されていて、嬉しいです。ありがとうございます。
って、恐れ入ります。
万華鏡についての記事は他にも色々ありますので、この記事の最後に関連記事へのリンクを張っておきました。
お勧めは↓この記事…
平面充填する万華鏡の三角形は3種類だけ!…なぜ?
https://polyhedra.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-e0a1d2.html

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