『江戸の暦と天文学すごろく』面白かった~理科の探検2015夏号
理科の探検(RikaTan)2015夏号を読んで、一番面白かったのが…
『江戸の暦と天文学すごろく』
「え?すごろくが面白いの?」と思われるかもしれませんが、この『江戸の暦と天文学すごろく』は面白かった~!
最初のブロックには「渋川春海」が出てきます。私『天地明察』(コミック)ファンなので、
お~!最初に出てくるのは「渋川春海」だよね~と、ここで惹きつけられ、最初のマスから読み始めちゃいましたよ(^o^)
最初のマスは…『暦がずれてきた 1回休み』(^^;
4マス目は…『日本初の国産暦誕生 2すすむ』(^^)v
ん、ん、『天地明察』はそういうお話でした。あ、コミック『天地明察』は現在八巻でして、まだ日本初の国産暦誕生に至ってません。
へ~!渋川春海が作った暦は『貞享暦(じょうきょうれき)』っていうんだ~
貞享暦は『日本の緯度に合わせた暦法』で、『天地明察(八)』では、三暦合戦で最後の蝕をはずし敗れた渋川春海の苦悩と立ち直りが描かれており、『日本の緯度に合わせた暦法』が誕生するのは『天地明察(最終九巻)』です。
あ~、で、コミック『天地明察』でしか江戸時代の暦法のことを知らない私は、RikaTanの『江戸の暦と天文学すごろく』で、江戸時代に四つの暦法があったことを知りました。
・貞享暦(じょうきょうれき)
・宝暦暦(ほうりゃくれき) 『改暦に失敗 ふりだしに戻る』
・寛政暦(かんせいれき) 『今度の改暦は成功 1すすむ』
・天保暦(てんぽうれき) 『日本最後の太陽太陰暦を完成 1すすむ』
『江戸の暦と天文学すごろく』を一マスずつ読んでいくと、江戸時代の暦法・天文学・科学のドラマを見ているようで面白かった~(^o^)
『日本初の宙ガール!? 1すすむ』 お、そういう人もいたんだ~(^o^)
『江戸の暦と天文学すごろく』が予想外に面白かったので、これをブログで紹介しようと画像を取り込んでいたら…
↓ここにも「こだわり」が!
↑このバックの画、江戸時代の天文絵図ですよね!
ん~この『江戸の暦と天文学すごろく』スゴイ!緻密!完成度高い~!
天文ファン・宙ガールのみなさま、ぜひ 理科の探検(RikaTan)2015夏号を手に取り『江戸の暦と天文学すごろく』をお楽しみください(^o^)
『江戸の暦と天文学すごろく』に感動!したので、作者のプロフィールもご紹介…
作:野呂和史(のろ かずふみ) 昭和48年、青森県生まれ。グラフィックデザイナーであり、科学プロデューサー。来たるべき明るい未来のために日夜、科学をデザインし続ける。
絵:ねこしみず美濃(ねこしみず みの) 東京都生まれ。漫画描き。江戸時代と着物をこよなく愛し、江戸文化研究に勤しむ。少年画報社より短編集「江戸日々猫々」全4巻発売中。
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