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2015年3月30日 (月)

『魔球の科学』Newton 2015/5 は面白かった~

Newton 2015年5月号の特集は『魔球の科学
「魔球」といえば~「巨人の星」「星飛雄馬」「大リーグボール1号・2号」だよね!って、ちょっと古い? かと思ったら、Newtonの表紙も「星飛雄馬」でした(^o^;

で、「魔球の科学」ときたら、当然「マグヌス効果」が出てくるよね。
このブログでは→マグヌスコップの作り方・飛ばし方 この記事で『野球,サッカー,卓球,バレーボール,テニス…あらゆる球技でマグヌス効果が働いています。』と書いていたので、Newtonではどんな球技を取り上げてるかな?
Newton「魔球の科学」の見出しは…
part1 野球の魔球
・七色の変化球をあやつるダルビッシュの秘密
・史上最速170km/hの球は浮き上がる魔球!?
・佐々木の魔球フォークは重力で「自然に落ちる球」
・魔球ナックルはどこに行くかわからない
・ジャイロスピンする魔球の正体は?
part2 さまざまな球技の魔球
・3m以上曲がるバナナシュート ←これはサッカー
・ゴルフのショットは350mをこえる!その秘密はボール表面のデコボコにあり!
・ナダルの急降下する「エッグボール」←これはテニス
・バレーボールのゆれる魔球フローターサーブ
・多彩なスピンをくりだす「王子サーブ」←これは卓球
ね、面白そうな見出しが並んでますよ~!
実際読んでみて…面白かった~(^o^)

では、面白かった~ところをピックアップ…
part1 野球の魔球:七色の変化球をあやつるダルビッシュの秘密 の中で…
『マグナス力でボールが曲がるのは、野球に限った話ではない。』←ん、これ重要です!
特集「魔球の科学」の半分は野球の記事ですが、あらゆる球技でマグヌス効果(Newtonの記事の中では「マグナス力」)が働いてますから、球技をやる人はマグヌス効果を理解しておくことが球技上達の必須アイテムだと思うのですよ。

Newtonのこの記事の中でマグナス力の発生するしくみを説明しています。
『…つまりボールか回転することによって周囲の空気の流れをかえ、その反作用としてボールが受ける力が、マグナス力なのだ。』
あれ?「反作用」でマグナス力を説明してますね~。この説明の仕方は初めて知った。
普通は「圧力の高/低」でマグヌス効果が説明されます。⇒「マグヌス効果」で画像検索
あ~Newton 39ページ「マグナス力」が生じるしくみを簡単な実験で実感してみよう には…
『別の方法で説明することもできる。かぎとなるのは「空気の圧力は、流れが速い場所ほど低くなる」という事実である。』という説明も載ってました。←私は、こっちの説明の方が分かりやすい説明だと思うんだけどな~「マグナス力」が生じるしくみを簡単な実験で実感できるので、その説明を納得できるのですよ。
※Newtonの記事の中では「マグナス力」ですが、私は「マグヌス効果」と覚えたから…
 Magnusのカタカナ表記を「マグナス」とするか「マグヌス」とするか、どっちもあるようです。⇒マグヌス効果 - Wikipedia

ゴルフのショットは350mをこえる!その秘密はボール表面のデコボコにあり!
この記事が私にとっては一番面白かった。「え!そうなの!」という新しい知見が得られたから。

ゴルフボールの「ディンプル」って、マグヌス効果を高めるというより、「抗力」を小さくする効果なんだ~!
マグヌス効果 - Wikipedia「ディンプルの効果」にも…『ディンプルは…(中略)…マグヌス効果を増幅させる(マグヌス効果とは関係ないが、同時に、抗力を抑える効果もある)。』と書かれてますね。

『高校の物理では「空気の影響を無視できる場合、ボールは地表に対して45°の角度で投げると、最も遠くまで飛ぶ」と習う。しかし…』 ←この「しかし」のあとが面白かった~! その面白さはNewtonの分かりやすいイラストと合わせて読まないと伝わらないので、興味のある方はNewton 2015/5「魔球の科学」
をお読みください(^o^;
高校生のとき物理大好き少年だった私は、「ボールは地表に対して45°の角度で投げると、最も遠くまで飛ぶ」というのは習ったというより、運動方程式を立て計算して確かめた。自力で解いたから今でもそのことは覚えてる。ただし、今もう一度、運動方程式を立てて計算することはできません。それができたのは若かったからだよな~(^^;
で、この45度を知っていると、野球で遠投するときは45度に投げ上げると遠くに届くのですが、
あ~ゴルフのティーショットの打ち上げ角は45度よりずっと低いね!
Newtonの記事によりますと『ロングショットの秘密は14°程度の小さな打ち出し角度』だそうです。
なぜか…『マグナス力かブレーキとしてはたらいてしまうのだ。』あ~!そうか!なるほど~
これを理解するにはNewtonの記事のイラストをご覧ください。

↓この話も面白かった。
溝田名誉教授(福岡工業大学)によると、スライスやフックはサイドスピンではなく、バックスピンの回転軸が傾き、マグナス力が左右に傾くことで曲がるのだという。』これもイラストを見て、なるほど~!

Newton 2015/5「魔球の科学」 面白かったです(^o^)



※さて、「魔球の科学」のキーワード「マグヌス効果」を簡単に楽しく体感できる実験がこちらです。
マグヌスコップの作り方・飛ばし方
※その関連記事
ハチラボ夏休みワークショップ「マグヌスコップ」
『マグヌスコップ』を『空飛ぶプラコップ』と呼んではいけない科学的理由


「魔球」を科学してしまうのは一般の人にとってはちょっと意表を突いてるかもしれませんが、「え!それも科学しちゃうの?!」と意表を突くテーマを次々とくり出してくるのが「所さんの目がテン!」ですね。例えば「アイドル」までも科学しちゃう!(^o^)
アイドルの科学 - 知識の宝庫!目がテン!ライブラリー
アイドルの科学・第2弾
アイドルの科学・第3弾
アイドルの科学・第4弾
アイドルの科学・第5弾[完結編]
あ!日本テレビ Litomath(リトマース)の公式サイトまで作っちゃってますよ!
科学の力でアイドルになれるか? ←ガンバレ~ 応援してます(^o^)

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コメント

スポーツボールの中でも、硬式野球ボールの変化球、サッカーボールの弱回転魔球、ゴルフボールの3次元飛翔軌道、を空気力学的な立場から研究してきました。ニュートンでは詳細な取材を受け、丁寧に校正をして頂いて、立派な科学的雑誌に仕上がっています。コメントを寄せて下さった方々の記述も精読して頂いた結果であることが良く分かります。関係者の一人として嬉しい限りです。
 スポーツの指導に関わっておられるコーチの方々も、雑誌やコメントの内容を参考にしてくだされば、さらに嬉しいです。スポーツの世界でいう心、技、体のそれぞれに未知の科学的背景がまだまだたっぷりとあるように思います。ご自分の経験論にスポーツ科学を加えて、根性論とスポーツマンシップを選手に展開させれば、ご指導には更に説得力が増すのではないでしょうか。  福岡工業大学名誉教授 溝田武人
 

5,6年前の記事にコメントが付いて、何だろう? と思ったら、『魔球の科学』で「協力 溝田武人/浅井 武/山田幸雄/葛西順一/和田純夫」の、溝田教授からのコメントなんですね。恐れ入ります。
このコメントで記事を読み直してみたんですが、「Newtonの記事のイラストをご覧ください」としてるところが、もう手元に2015年のNewtonがないので見られない💧
『マグナス力かブレーキとしてはたらいてしまうのだ。』のところは「あ~!そうか!なるほど~」と思ったので、覚えていて頭の中で図も描ける。でも、『ゴルフボールの「ディンプル」って、マグヌス効果を高めるというより、「抗力」を小さくする効果なんだ~!』 ←ここがどういうことだったのか思い出せない💧
「ディンプル 抗力」で🔍 https://www.google.com/search?q=%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB+%E6%8A%97%E5%8A%9B
⇒飛距離を伸ばすゴルフボールのディンプル|日経XTECH https://xtech.nikkei.com/dm/article/COLUMN/20150803/430560/?P=4
そういうことか。復習しました🙂

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