サイエンスアゴラ2014『正多面体って意外と面白い…作ってみよう』で語ってきた~
サイエンスアゴラ2014 №165 正多面体って意外と面白い…作ってみよう で出展しまして~
11/8(土)10:00~17:00 東京国際交流館3Fメディアホールという ちょっと奥まった場所だったので、来場者がまばら(^^;
去年のサイエンスアゴラでは国際交流館1Fでの出展だったので人通りが多く…『10:00開場~17:00修了まで7時間。ずっと正多面体について語ってました。昼食も食べず(あ、そういえばトイレにも行ってない(^^;)』…という状況だったのですが、今年はお昼(コンビニおにぎりとサンドイッチ)を食べて、トイレに行く余裕がありました(^o^;
でも、正多面体クラブのブースに立ち寄ってくれた来場者の皆さんが「イイ質問」をしてくれるので(「これ何ですか?」というのもイイ質問です)、色々語ってしまいました~(^o^)
今年は去年の サイエンスアゴラ2014に向けて…メモ に書いたことを取り入れた展示をしまして、その中で一番効果的だったのがコレ→「コーナーキューブリフレクターの前に『再帰性反射』と『デジカメのフラッシュを強制発光させて写真を撮ってみよう』と印刷して置いておく。」
↓このコーナーキューブリフレクターを…
フラッシュ撮影すると↓こうなります。
ね!すべてのコーナーキューブから光が反射してるでしょ?
あ、ほんとだ~!
さて、これをきっかけにサイエンスコミュニケーションが展開します。
コーナーキューブリフレクタの仕組みの説明は…
→コーナーキューブ(再帰性反射)
「これが月に置いてあるんです」と言うと、「え、月?」と興味を示す人多数ですので、このお話…
→十五夜なので… アポロが月に置いてきた物に想いを馳せる
そして「地球と月の距離ってどれくらいか知ってます?」という問いかけから、このお話…
→地球と月の距離と大きさのスケール感
さらに、お話を「宇宙エレベーター」にまで広げる~
→宇宙エレベータのスケール感
…というように話がつながって、皆さんがおもしろそうに話を聞いてくれるので、今年もいっぱい語ったね~(^o^)
そういえば、正多面体から宇宙エレベーターに話が飛んでいくのですが、最後に宇宙エレベーターのケーブルの素材として有望なのが「カーボンナノチューブ」というお話をしたとき、聞いていた人の一人が「そこで多面体に戻ってくるのか」とつぶやいてまして ←解ってくれましたか(^o^)
※昔こんなお話もしてます→みたか太陽系ウォーク「万華鏡から宇宙エレベータまで~正多面体の不思議~」
あ~カーボンナノチューブといえば、こういう分子模型を展示しているのですが…
カーボンナノチューブ(アームチェア型)分子模型
カーボンナノチューブ(ジグザグ型)分子模型
これを見て「カーボンナノチューブ」と分かる人多数。さすが、サイエンスアゴラに来る人たちです。「分子模型セットでカーボンナノチューブの分子模型を作ろうとすると何千円もかかってしまいますが、ストローとゴム紐で作ればたった200円で作れます!」←これで笑いがとれます(笑)
作り方は→C60フラーレン分子模型の作り方
正多面体クラブのブースに来てくれた小学生の女の子が…
「去年とおんなじじゃん」と言う。ありゃ~するどいツッコミ(汗;汗;)
「去年も来てくれたんだ~」
「財布に去年作ったストラップ付けてるよ」と見せてくれました~ 嬉しい(^o^)
しかも「去年のカードもとってあるよ」とカードも見せてくれました。超嬉しい!
去年のカードはこういうの→『正多面体クラブ』for サイエンスアゴラ2013のカードを作る
去年の出展内容→サイエンスアゴラ2013『正多面体って以外と面白い…作ってみよう』の出展内容
ん~改めてみると、今年はちょっと手抜きだな(^^; と自分でも思っていましたが、やっぱりだ。
小学生の女の子に「去年とおんなじじゃん」とつっこまれるようじゃダメだ(反省…)
たぶんこの子はサイエンスアゴラの正多面体クラブをちょっと楽しみにしていてくれたんじゃないかと思うのですよ。
来年はその期待に応えるべく、タイトルも変えて…『万華鏡の科学』にしようかな(^o^)
YouTubeにサイエンスアゴラの動画がありました~
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