アルソミトラの種子の模型を作るために発泡スチロールをスライスするノウハウ
(飛ぶ種)アルソミトラの種子の模型…発泡スチロール製が…
本物に似た模型で、そこそこ「ふわ~」っと飛ぶようになって、
これを科学体験クラブ府中が多摩第一小学校から依頼を受けた実験教室で実施することになりました。小学2年生4クラス…約120人…研修会用とか予備とかを見込んで150枚の発泡スチロール・ペーパーをスライスする必要がある!
発泡スチロールのスライス方法は…
→発泡スチロール・スライサー(アルソミトラの種子の模型を作るために…)
これで確立しているので、あとは150枚スライスすればいいのだが、
150枚スライスするのって、そりゃもう大変!!
でも頑張って150枚スライスしましたよ~(^o^)v
スライスした発泡スチロール・ペーパーを50枚ずつ積み上げて見ました。すると…
ほら、高さがかなり違う!(^^;
左側の50枚は左右で厚さが違うし、
真ん中の50枚は薄くスライスできたけど、
右側の50枚はやや厚め(^^;
…何でこうなっちゃうかと言うと~
150枚もスライスすると、その過程で色々ノウハウが蓄積されますので、それを記しておきます(^^)
まず最初にスライスしたのは真ん中の山。これは発泡スチロール・スライサー(アルソミトラの種子の模型を作るために…)で100枚スライスした時の状態でスライスしたのでベストコンディション。でも、スライスしている途中でヒーター線がブッチっと切れてしまったのです。
ヒーター線は消耗品です。何十枚もスライスしていると途中で切れてしまうことがあるので予備を用意しておきましょう。
で、ヒーター線を張り替えてスライスを再開すると、スライスした厚さが今までと違うんです。
アルソミトラ用の発泡スチロール・ペーパーは0.4mm厚という、手作りスライサーとしてはたぶん極限の薄さでスライスしています。
なので、ヒーター線を張り替えただけでスライス厚が変わってしまいます。
その厚さの調整は微妙です。木ネジを1/4回転するぐらいで厚さを調整しています。
だから、厚さ調整の加減で、微妙に厚さが増したり、左右で厚さが違ったりしちゃうんです。
何十枚もスライスしていると、スライスしたものを親指と人差し指でつまんで持つだけで「ん、これは厚い/薄い」とか、感覚的に分かるようになってきます。職人のカンってやつが身についちゃう(^^?
でも、左右の厚さの違いまでは分かりませんでしたね。積み上げて見て初めて左右の厚さの違いに気づいた(^^; 一枚スライスする毎に前後を入れ替えている=左右も入れ替わるので、発泡スチロール・ブロックがだんだん傾いてくることはない。
厚さの違いは指で持っただけで分かるのですが、「もうちょっと薄く…」すると、スライス作業の効率が落ちるんです。だから「まぁ、この厚さでもいいか~」って、ちょっと手抜きして、やや厚めのスライスになってしまったり・・・
と、まぁ、作業してると色々ノウハウが蓄積されるんです。で、この作業を頻繁に行うわけでもないので、たぶん年に1回あるかないか、次回またスライス作業をする自分のために発泡スチロールスライスのノウハウを記しています(^_^)
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