切り紙 もんきりあそび
6/15(日)科学体験クラブ府中の研修会で「きりがみ」を作りました。
作ってみると、 幾何学的な要素と、日本伝統の「紋」の味わいが面白い(^o^)
以下、私が作った「きりがみ」と、作ってみて気づいたこと。
▽最初はベーシックな四ッ折り
▽かげ八重梅 (五ツ折り)
「かげ八重梅」で検索して見つけたページ
⇒なんでも梅学 こんなにあるよ!梅の紋章(家紋) - 梅の月向農園
▽なでしこ (五ツ折り)
▽丸輪に鐶(かん)かたばみ (三ツ折り)
「かたばみ」ってどんな植物でしたっけ?
⇒「カタバミ」で画像検索… あ~「鐶かたばみ」という紋はカタバミの花を図案化したんじゃなくて、葉を図案化したものなのですね。
ところで、コレ、三つ葉のクローバー?
違いました。⇒カタバミ - Wikipediaによりますと…『ハート形の三出複葉で、マメ科のクローバー(シロツメクサなど)とよく間違われるが、クローバーは葉の形状が丸く白い線があり、全く異なる植物である。』
お~「もんきりあそび」をしてると、植物の勉強もできちゃいますね(^o^)
さて、作ってみて気づいたことですが… 上の「なでしこ」の切り紙をよく見てください。放射状の切り抜きのうち、右上向きのが狭いですよね。折り筋上を切り抜いた幅が一定じゃありません。
これは・・・ あ~分かった!
折り紙を五ツ折りするとき↓左側のように巻き込むように折っていた。
折り紙を折るときは、右側のように、扇子や屏風を畳むように折るのが「コツ」なんですね!
どういうことかと言うと~
折り紙を五ツ折りにしたときの紙の重なり(断面)は↓このようになってます。
左側:巻き込むように折ると、赤い点線のところでの幅に切ったつもりが、折り重なった一番内側では
しか切り取られないってことですね。
だから、扇子を畳むように折れば、切り取られる幅がほぼ一定になるんだ~!←こういう発見が楽しい(^o^)
もう一つ気づいたこと…
切り紙は上図のように五ツ折りだと10枚重ねの状態になります。つまり、10枚の紙をハサミで切ることになるのですが、これにはある程度の力を必要とします。普通のハサミで切ろうとすると、紙が厚くてハサミの刃が滑り、なかなかスムーズに切れません。大人でも切るのは楽じゃないので、子供が切るとなると普通のハサミじゃ切りにくいだろな~
私は「このハサミじゃダメだ」と、マイハサミを取り出しまして~
→工作用ハサミにはキッチンハサミがお薦めです
このキッチンバサミを使ったら、切れ味が断然違いました。10枚重ねの紙にキッチンハサミの刃のギザギザがくい込み、刃が滑らず切りやすいんです。切り紙にもCANARY テーブルキッチンハサミ レッド TH-175お薦めです(^_^)
※切り紙をやってみようかな~と思った方には、こちらの本がお薦めです。
切り紙もんきりあそび 下中 菜穂(著)
Amazonのカスタマーレビュー★★★★★ですね~
※「切り紙」で画像検索していたら、スターウォーズの切り紙ページを見つけた~(^o^)
⇒DIY Star Wars Snowflakes
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