『ヒンメリ』フィンランドの光のモビール…ストロー正8面体
ヒンメリ - Wikipediaによりますと…『ヒンメリ(himmeli)はフィンランドの伝統的なヨウル(joulu)の装飾品である。藁に糸を通し、多面体を構成したら、最後にそれらを繋ぎ合わせて吊るす。別名「光のモビール」。』とのこと。ヨウル(joulu)はクリスマスのことなので、ヒンメリはフィンランドの伝統的なクリスマス飾りということですね。
「ヒンメリ」で画像検索すると…
へ~「ヒンメリ」ってこういう物なんだ~
これ、おもに正8面体で構成されてますよね。「藁に糸を通し、多面体を構成…」ということだから、これストロー正8面体じゃありませんか~!
ということは、「ヒンメリ」の作り方を調べている人にストロー正8面体の作り方をご案内できますね~(^^)
ストロー正8面体の作り方はこちらです…
→ストロー正多面体
このページの中の「正8面体」の作り方をご覧下さい。
ヒンメリの正8面体を吊すベースはピラミッド型が多いようですが、ストロー正多面体が作れれば、ピラミッド型はその応用で作れます。
またヒンメリの画像を見ますと、正8面体だけと限定されてはいないようですので、ストロー正多面体の作り方をマスターしたら、正4面体,正6面体,正12面体,正20面体も吊してみてはいかがでしょう(^_^)
さらにステップアップすると↓こういうのも作れますよ。
→8角星の作り方
→20角星の作り方
20角星を金色の竹ビーズで作ったのが↓こちら…
藁で作ると似たようなイメージになるでしょうか。
あ~20角星を作るとき、テグスはしっかり引き絞っておかないと形が崩れてしまいますから、それなりのテンション(張力)をかけます。藁だと壊れてしまうかも?
←『1回分のお試しキットつきなので、だれでもすぐに楽しめる』そうです。
※あ~こちらのヒンメリ展の作品の数々が凄いです!
⇒おおくぼともこ 「フィンランドのヒンメリ」展|旅するポジャギ
自分でも作ってみたくなってきた~
↓
作ってみました~(^o^)
・ヒンメリ…ストロー正8面体×6複合体を作ってみた
・ヒンメリ…ストロー正8面体×19複合体を作ってみた
↓
これを展示しました~
・2014青少年のための科学の祭典 東京大会in小金井「ストローとゴムひもで作る正多面体」
※ヒンメリ初心者にはストローとゴム紐で作るのがお勧めです。
→ヒンメリ:ストロー正8面体の作り方についての考察
11/22(日) 東芝未来科学館で「ヒンメリ(正8面体)」を作るサイエンスカフェします。【リカタンず】 ヒンメリカフェ~「ヒンメリ」を作って楽しむ正多面体の不思議~
クリスマスに手作りオーナメントを…とお考えの方
「ヒンメリのワークショップ」と思って参加してみませんか。
その実施記録→『ヒンメリカフェ』…東芝未来科学館でサイエンスカフェ
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コメント
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私もヒンメリを時々作ります。短いわらをたくさん使うヒンメリは、わらがどんどん傷んできます。もうすこし頑丈な素材はないかと思案するうち、竹ビーズに、そしてここにたどり着きました。公開して下さっている図面のおかげで、20角星が出来ました。角のところが本体の倍の長さになったウニのような20角星も、正12面体から中に星が引っ込む凹デルタ多面体も作りました。とても楽しかったです。ありがとうございました。
投稿: 古屋敷 | 2014年6月18日 (水) 15時32分
お~!20角星できましたか。作るのが楽しかったようで、作り方を公開している側としても嬉しいです。
「正12面体から中に星が引っ込む凹デルタ多面体も作りました。」お、それは私は作ったことないな~
ストロー正多面体って作り方が分かると、それをアレンジして色々な多面体が作れるってところが一番楽しいところだと思います。
投稿: 正多面体クラブ | 2014年6月18日 (水) 19時23分