サイエンスアゴラの来場者数と出展プログラム数
このブログ関係で今年一番のトピックと言えば、サイエンスアゴラ2013に出展したことです。で、忘年会などでその話をするとき「サイエンスアゴラ」なんて知らない人がほとんどですから「日本最大級のサイエンスコミュニケーションイベントなんだよ~」と言うだけでは「日本最大級」の感覚が伝わりません。そこで、来場者数と出展プログラム数などの数値をあげて説明したいのですが、この数値を探すのがなかなか… 難しかった(^^;
「サイエンスアゴラ 来場者数 2013」で検索すると…
⇒HOME :: サイエンスアゴラ|scienceAGORA - 科学技術振興機構 がトップに出てくるのだが、このページには「来場者数」は出ていないのだ(^^;
で、こちら…
⇒入場者5800人、大賑わいのサイエンスアゴラ | マイナビニュース
『200を超える団体・グループが参加』
『230あまりの企画が出展された。』
『2日間には昨年よりも約1,800人多い、のべ5,796人の入場者があった。』
…このデータでサイエンスアゴラ2013の規模を説明したのだが、
サイエンスアゴラの毎年の来場者数と出展プログラム数を示して「サイエンスアゴラは毎年盛り上がってきてるんです~」という説明をしようとその数字を探したら…
開催報告 :: サイエンスアゴラ 2012|サイエンスアゴラとは
↑このページに『過去7年間の参加者数』『過去7年間の出展団体数・プログラム数』のグラフが出ているのだが、『主たる開催日1日平均』の「参加者数」である。この「参加者数」というのは「来場者数+出展者数」である。まぁそれはいいのだが、それよりグラフで示すんじゃなくて、一覧表で数字で示してよ~と思った。
『過去7年間の参加者数』は折れ線グラフで数字も示されているのだが、
『過去7年間の出展団体数・プログラム数』は棒グラフで数字が示されていない。
だから、棒グラフの目盛りからプログラム数を読み取らなくちゃならない。デジタル・データなのに意外とアナログ(^^;;
ん~他にちゃんと数値が載ってるとこはないの?!
ありました…
⇒HOME :: サイエンスアゴラ|scienceAGORA - 科学技術振興機構 のページ左側「Archives」に過去の「開催報告書」のPDFがある。これを一つ一つ開いて、何十ページもある資料の中から「参加者数」と「プログラム数」の数字を拾って… 一つのPDFが10MBを超えるものもあるから、PDFをダウンロードして表示されるまで時間がかかる…(^^;
ふ~ まとめた~↓
年 | 開催日 | 参加者数 | プログラム数 |
---|---|---|---|
2006(1st) | 11/25(土)~27(月) | 1701 ※1 | 100 |
2007(2nd) | 11/23(金)~25(日) | 2959 | 165 |
2008(3rd) | 11/22(土)~24(月) | 6109 | 123 |
2009(4th) | 10/31(土)~11/3(火) | 8705 | 147 |
2010(5th) | 11/19(金)~21(日) | 5934 | 145 |
2011(6th) | 11/18(金)~20(日) | 7027 | 194 |
2012(7th) | 11/10(土)~11(日) | 6255 | 212 |
2013(8th) | 11/9(土)~10(日) | 8500 | 212 |
2014(9th) | 11/7(金)~9(日) | 10142 | 188 |
2015(10th) | 11/13(金)~15(日) | 9145 | 195 |
※1「過去7年間の参加者数」2006から推計した数値:1日平均 567×3日=1701
2006開催報告書には 3781という数字があるが、プログラム毎の参加者数をカウントしているので、重複が多い。
※2014/11/24 サイエンスアゴラ2014の数値を追記しました。
2013の数値をサイエンスアゴラ2013開催報告書の数値に更新しました。
※2015/12/05 サイエンスアゴラ2015の数値を追記しました。
これをまとめていて思ったこと…
●過去の参加者数は『主たる開催日1日平均』じゃなくて、延べ合計人数で示してよ~
サイエンスアゴラの開催日数は2日~4日と年によって違うから『主たる開催日1日平均』としたのでしょうが、これ開催期間の合計参加者数の方がいいですよ。サイエンスアゴラが世の中に与えたインパクトを計る物差しとしては合計参加者数が一つの目安じゃないでしょうか。2日間の開催より3日間の開催の方が世の中に与えるインパクトが大きいのはあたりまえだと思います。『主たる開催日1日平均』としたのは主催者がグラフを右肩上がりで示したかったからじゃない(^^? 合計参加者数のグラフにすると、2010年は参加者数が前年より減ってるから。
●過去の参加者数とプログラム数はグラフだけじゃなくて、一覧表で数値でも示して欲しい。
人にサイエンスアゴラのことを話すとき、グラフを印刷して持ち歩いたりしてませんから、話して伝わる数値が知りたいのです。
●過去の参加者数とプログラム数はサイエンスアゴラのホームページを開いたら「その情報はココにありますよ~」と分かるように、その情報を掲示したページへのリンクを設置して欲しい。
サイエンスアゴラに参加したことがない人が「サイエンスアゴラってどんなイベント?」と調べたとき、過去の参加者数とプログラム数は重要な目安の一つだと思います。
(10MB超の開催報告書PDFを開いて見る人は少ないと思います。)
※サイエンスアゴラ2015の数値はサイエンスアゴラ2015のトップページに「参加者数」「出展企画数」として記載されていました。←改善されてる(^_^)
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