C60フラーレン分子模型の作り方
「フラーレン 分子模型」で検索して「正多面体クラブ」に訪れる人がいるのだが、「C240フラーレン分子模型」の方に来てる。それは~「C60フラーレン=サッカーボールの作り方」の方に「分子模型」というキーワードが含まれていないから(^^;
そこで、C60フラーレン分子模型の作り方をガイドするのがこのページです。
作り方はこちらをご覧ください↓
C60フラーレン=サッカーボールの作り方
※まぁ「フラーレン分子模型」で検索してきた人に関係はないかと思いますが、C60フラーレン分子模型が作れると、ビーズボールのアクセサリーも作れます(^o^)
→ビーズサッカーボールの作り方
※あ~そうだ!「フラーレン分子模型」で検索してきたなら「カーボンナノチューブ」には興味ありますよね。
C60フラーレン分子模型を半分作ったら、あとはひたすら六員環を作っていけば、カーボンナノチューブの分子模型になります(^^)v
カーボンナノチューブ(アームチェア型)分子模型
カーボンナノチューブ(ジグザグ型)分子模型
科学イベントなどで上のカーボンナノチューブの分子模型を置いておくと、子供たちは「このカゴみたいなの何~?」と聞いてくる。
ところが、下記2つのイベントで「これ、カーボンナノチューブですよね」「あ!カーボンナノチューブだ!」と、これが何だか分かる中学生/小学生がいた~(^o^)v
2008/09/15 2008青少年のための科学の祭典 東京大会in小金井「鏡の中のサッカーボール」
2010/10/10 東京国際科学フェスティバル2010クロージングイベント「ネオジム磁石はすごいゾ!」「万華鏡の仕組み・万華鏡の不思議」
※これがカーボンナノチューブだと分かる人、かなり増えてきた~
2014/11/08 サイエンスアゴラ2014『正多面体って意外と面白い…作ってみよう』で語ってきた~
※『HGS分子構造模型B型セット』には炭素原子が38個入っています。C60フラーレン分子模型を作るには…炭素原子が60個必要なので、B型セットが2つないとできません(^^;
※関連記事
→ダイヤモンド結晶構造模型を作る…HGS分子構造模型Bセット
ふと思った… C20フラーレンというのはないのだろうか?
→「C20フラーレン」で検索… ありました~!
⇒ミクロのトンネル発見!? - 産業技術総合研究所
C20フラーレンなら『HGS分子構造模型B型セット』で作れます(^^)v
ダイヤモンド結晶構造模型を作る…HGS分子構造模型Bセット←この記事の中で作ってます(遊んでます)が、C20フラーレンという意識はなく、「テトラポッドの正12面体」として作ってます(^o^)
※2013/11/21追記
科学イベントなどで↓これを「フラーレンボール」と称しているのを見かけることがあります。
↑これを「フラーレンボール」と呼ぶのは科学的/幾何学的におかしいですよ~!
これは「セパタクローボール」で幾何学的には
「20・12面体」です。
C60フラーレンは幾何学的には「切頂20面体」です。
C60フラーレンの模型なら、炭素原子に相当する60個の点と(12個の五員環と)20個の六員環を示すことができないといけません。
関連記事:PPバンドのセパタクローボールの作り方…『三すくみ』で説明
↓こっちなら「フラーレンボール」と呼んでもいいけど~
作り方は→PPバンドのサッカーボール
C60フラーレンはサッカーボール型ですから。
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