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2013年7月24日 (水)

渋谷ハチラボ夏休みワークショップ「すっとびボール」

イベント:渋谷ハチラボ夏休みワークショップ
アイテム:すっとびボール
日時:2013/7/24(水)13:00~16:30
場所:渋谷区文化総合センター大和田3階 こども科学センター・ハチラボ
出展責任者:関野
出展協力者:三浦
アイテム参加者数:40人

初めて見た人はみんな「わ~!」っと驚きの声をあげ、自分で作った「すっとびボールが」うまく飛び上がると、ニコニコ顔でした(^_^)
「すっとびボール」の作り方は、小学生でも簡単に作れるように治具を開発していますので、三浦さんが一度に4人の子供たちに作り方を指導し、出来たら私が「とばし方」&「なぜ高く跳ね上がるのか?」のお話という流れで行いました。
事前の情報によりますと、平日のハチラボの来館者は100人ぐらいとのことで、「すっとびボール」は13:00~実施しましたので、40人という人数は…たぶん、来館した子供たちは皆「すっとびボール」を作って・とばして、楽しんでいってくれたのではないかと思います。

ハチラボは「文化総合センター」の中にあります。府中市の「文化センター」とはちょっとグレードが違います(^^;
ハチラボは「小さな科学館」という感じ。府中市もどこかにこういう施設があったらいいのに~と思いました。あ、府中市には「郷土の森」のプラネタリウムの横に「天文の展示コーナー」があったか。でも、常設で科学体験を楽しめる施設(小さな科学館=ミニ・エクスプロラトリアム)はないな~

ハチラボは渋谷区外からの来館者が多いそうで、遠いところから子どもが一人で来ることはないので、親子で来てます(平日でしたから、たいていお母さんと子ども)。で、科学館に行こうというお母さんですから、ちょっと科学的なことに興味を示す人が多かったです。(そういうお母さんが増えてほしいと思います)

なぜ高く跳ね上がるのか?」のお話では、「説明」はしません。「観察」してもらいます。
「もう一回やるから、今度はピンポン球は追わないで、スーパーボールの方を見ていてね~」
「はい、落としますよ。スーパーボールの方を見ていてくださいね。」
すっ飛びボールを落とす…
「どうだった?」
『スーパーボールはあんまり跳ね上がらなかった!』
ここで『アハッ!』と閃く子・お母さん、10人ぐらいいたかな。

「スーパーボールだけなら、これだけ跳ね上がったよね。
でも、スーパーボールの上にピンポン球があると、スーパーボールはこれしか跳ね上がらなかったね。
スーパーボールにはこれだけ跳ね上がるエネルギーがあるのに、ピンポン球が上にあるとこれだけ。じゃ、スーパーボールがここまで跳ね上がるエネルギーはどこに行っちゃったんだろう?」
ここまでお話すると、ほとんどの子が「なぜ?」の理由を「発見!」してました~(^^)v

渋谷駅から「渋谷区文化総合センター大和田」の方を見ると、建物の上に丸い大きなドームが載っているのが見えます。このドームが「コスモプラネタリウム渋谷」です。このプラネタリウムに来て、ハチラボにも寄ってみた高校生が5人。ハチラボの人が声をかけて「すっとびボール」のワークショップに連れてきてくれました。隅田川高校の天文部とのこと。
よし!高校生にすっとびボールのお話ができる~(^^)
いや~いつも小学生にお話してるので、さすがに「運動量保存の法則」は出せません。でも高校生なら…
いつもの「お話」のあとに、大きなスーバーボールでの実験もし、大小のスーパーボールでの実験結果を説明するには~…「運動量保存の法則」のことも語ってしまいましたよ(^^)
※あ、数式を出して説明したりはしてませんよ。すっとびボールは定性的にはこの様に説明できるけど、スーパーボールの大小と、その飛び上がる高さの関係を定量的に説明するには「運動量保存の法則」…ネットで「すっとびボール 原理」で検索すれば出てるから~ときっかけを与えただけです。



※この日の午前中、ハチラボでは「ムラタセイサククン」のデモを行っており、それを見に子供たちが団体で来てました。「ムラタセイサククン」も面白かったですが、おねえさんと子供たちのやりとりの方が見ていて面白かった(^o^)
Murataseisakukun

※すっとびボールの記事
「すっとびボール」の作り方
「すっとびボール」はなぜ高く跳ね上がるのか?
「すっとびボール」の原理…最適質量比についての考察

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