C240フラーレン分子模型
C240フラーレン分子模型をストローとゴムひもで作ってみました~(^o^)/
各ストローが炭素原子どうしの結合手で、3本のストローが集まったところに炭素原子があると思って見てください。
ピンクのストローは五員環、それ以外は六員環です。
この立体は…
・頂点の数=炭素原子(C)の数=240個 だからC240ね(^^)
・辺の数=炭素原子どうしの結合手の数=360本
・五員環=12個
・六員環=110個
…となっておりまして~
ストローは10mmの長さに360本切り出して作ってるんです。
ストローを360回もハサミでチョキチョキ切るのは大変なので、押し切りカッターで10本ぐらいずつまとめて切りました。だから、±1mmぐらいの誤差はありますから、できあがりはご覧のように、ちょっといびつです(^^;
C240フラーレンなんてものを作ろうと思ったのは~
この本↓『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』を読んで…
King of Infinity Space
Donald Coxeter, the Man Who Saved Geometry
見えない高次元を想像し、多面体と対称性の美を見出した幾何学者 コクセターの生涯のお話です。
この本の第10章「C60、免疫グロブリン、ゼオライト」 273ページに
↓こういう図が出ていまして~
フラーレンの概念図。左から C60、C240、C540、C960
C60フラーレン=サッカーボールは既に何度も作っているので、お!C240を作ったら面白いかも(^^) と思って作ってみました~
これを作ったのは… この本が2009年発行ですから、2009年に作ってますね。
ストローの中をゴム紐が2回通りますから、ゴム紐の長さは…
10mm/ストロー×360本×2回=7m20cm
いや~我ながら、よくこんなもの作ったね~と思います(^^;
ところで、改めてこれを見て…「これじゃダメだ!もっと均整の取れたC240ボールを作らねば!」と、創作意欲が湧いてきました。
そのためには360個のパーツのサイズが均一でないといけません。だから今度は丸ビーズで作ってみようかな~
※丸ビーズで作って見ました~
・かごめボール…丸ビーズ360個の正20面体
・グラデーションかごめボール…丸ビーズ360個の正20面体
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