正12面体ラビリンスボックス(万華鏡)
菱形12面体ラビリンスボックス(空間充填万華鏡)を書いたので、そうだ…昔、正多面体の万華鏡を作ったな~と、発掘・復元したのがコレ↓正12面体万華鏡 (空間充填しません)
どのくらい昔に作ったかというと…室内でセロテープがボロボロに劣化するくらい昔… それを発掘してきて、復元…今回はセロテープを使わず、Scotch 313 透明梱包用テープを使ってみました。
覗き穴から覗くと~↓
五角形で囲まれた12面体の小部屋がいっぱい!
これを見たときの私の最初の感想は…お~!肺胞だ~!
エッジを赤い集光プラスチックにしたので、それが毛細血管に見えて、肺胞をイメージしたんですよ(^o^)
この正12面体万華鏡、昔作った物で、なぜか覗き穴を頂点に三角形に開けず、面の一部を五角形に開けています。これだと覗いたときに自分の目が対面の鏡に映り込み、ラビリンスな空間内に目玉がいっぱいで、気持ちの悪いことにになりますので、もし作ってみようという人がいたら、覗き穴は頂点の所に三角形に開けてくださいね。
昔これを作ったのは「鏡の中のサッカーボール」を作った頃。←このページの作成年は2004年だから、もう10年近く前なのか~
ネットで正多面体を検索していたら、どこかの高校の科学/数学クラブで文化祭で正多面体万華鏡を作って展示したって出ていた。へ~こりゃ面白そうだね~(^^)と、私も作ってみたのでした。(そのページは今では見つかりません)
当然のことながら正12面体万華鏡は空間充填しませんから、鏡像の12面体が一部重なって見えます。が、そんなことは当時の私は知りません(^^; 綺麗だけどゴチャゴチャしていて、イマイチ(^^; 立方体の方がスッキリしていて綺麗だね~(単調でつまらないけど…)
ポリカーボネイトミラーに傷を付けて模様を作るラビリンスボックス(立方体の万華鏡)のことを知ったのは、これより後。
「空間充填」うんぬんとか言い出したのは、「万華鏡の仕組み(合わせ鏡)」で「平面充填」のことを書いた後。←あ、このページは2010年に書いてるけど、万華鏡は「平面充填」で理解する必要があるよね~と気付いたのは、もっと前。ホームペーに書かなくちゃ・書かなくちゃ…と思いなら、数年後にやっと書いてるページが多々あるからな~(^^;
※関連記事
2013/02/02 ラビリンスボックス(立方体の空間充填万華鏡)の作り方
2013/03/12 正20面体ラビリンスボックス(万華鏡)
2013/10/03 万華鏡の作り方
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正12面体ラビリンスボックスの仕組み知りたくていろいろ調べて見ましたが全然わかりません。
もし、知っているのであれば教えて欲しいですm(_ _)m
よろしくお願いいたします。
投稿: Aki | 2016年2月 1日 (月) 21時11分
Akiさん、こんばんは。
知りたい「仕組み」は「作り方」? それとも「原理」みたいなもの?
作り方であれば、ポリカーボネイトミラーを正5角形×12枚カットして、鏡面を内側にして貼り合わせ、1箇所のぞき穴を空けています。それだけだと正12面体の内側は真っ暗なので、内側に光が入るように、エッジ(辺)に集光プラスチックを挟んでいます。
エッジから入った光は、12枚の鏡に取り囲まれた空間内で何度も反射を繰り返し、正5角形の光るエッジが無限に繰り返しているように見えます。←ざっと書くと、こんな感じです。
投稿: 正多面体クラブ | 2016年2月 2日 (火) 23時40分