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2013年1月26日 (土)

ふしぎ発見科学教室「ビーズ正多面体ストラップ」

イベント:ふしぎ発見科学教室
テーマ:ビーズ正多面体ストラップ
日時:2013/2/26(土)13:30~16:00
場所:グリーンプラザ B1F 教室
出展責任者:関野
出展協力者:水津,小勝,里見,河野,片岡,小林(芳),原田,斉木,渡辺(浩)
アイテム参加者数:6人

(またしても、子供の数より大人の数の方が多いという、少子高齢化教室でした(^^;)
「ビーズ正多面体ストラップ」はそんなに大勢の協力者はいらないし、ビーズ正多面体ストラップを作るのは初めてという人もいましたので、研修を兼ねて大人も一緒に作ります。

以下の3つのビーズ正多面体ストラップを作りました。
・ビーズ正4面体ストラップ (ビーズ6個)
・ビーズ正6面体ストラップ … ちょいむず(ビーズ12個)
・ビーズ正12面体ストラップ … かなりむず(ビーズ30個)
Beadspolyhedrastrap1
20人分の材料を用意しておいて、参加者が6人と少なかったので、
各1個ずつ作るのでなく、2個作って練習して次に進む。という様に進めました。
結果、全員が「かなりむず」のビーズ正12面体ストラップを完成させることができました(^_^)v

「ビーズ正4面体ストラップ」は 2009年2月14日(土) 府中市青少年のための科学体験フェスティバルで初めて実施して以来、何度も実施されていますが、正6面体,正12面体をやるのは初めてです。

それぞれを子供が作った場合の所要時間は…
・ビーズ正4面体ストラップ(ビーズ6個) 約5分
・ビーズ正6面体ストラップ(ビーズ12個)約10分
・ビーズ正12面体ストラップ(ビーズ30個)約30分
…と、これだけ時間がかかりますので、正12面体は時間がたっぷりある教室でなければできないアイテムです。
また、正4面体→正6面体→正12面体と順に作ってくると、正12面体「かなりむず」が30分で作れるのですが、いきなり正12面体を作らせたら、頭の中は???で終わってしまうでしょう。

作り方の説明は、いつものスチロール球を使って作り方を説明し、
Beads Polyhedra Strap Making
ホワイトボードに以下の説明を書いておきました。

① ビーズをつで角形を作る。
② ビーズがつ集まったら、
 まだテグスが1回しか通っていないビーズにテグスを通す。

これは正4面体の場合、
正6面体の場合は、①のにし、
正12面体の場合は、にする。違いはたったそれだけ。

子供たちの発言から…
「あ~なんとなく分かってきた~」
「意外と簡単じゃん」
このアイテムをやっていて私が一番楽しいことは「お、この子分かったね!」というのを見守ること。
6人の内、3人が「分かった!」の境地に達してました。
分かってしまった男の子の一人は、休憩時間の後、正12面体「かなりむず」を作るとき「もう作ってもいいですか~?」と、説明も聞かずに作り始めてました。まぁ、説明するといっても①のルールを「5」に書き換えるだけですけど(^^;
この分かってしまった男の子は、正12面体「かなりむず」の2個目を大人にヘルプを求めることなく、自力で完成させました。「21分で作れた」と言ってました。

私「ふしぎ発見科学教室」を、教室=「教える」場ではなく、子供たちが「発見」という「体験」をする場にしたいと常々思っております。

教室が終わってから、久々に宴会部に復帰された片岡さんを交えて飲んでいて、片岡さんが「作ってると、ビーズがテグスをここに通してくれって呼んでるんだよね。」とおっしゃる。ん、ん、そう、そう! 私も作ってるときは、まさにその感じ。①②のルールが「分かる」とその境地に達します。

あ、そうだ、新しい試み…
テグスを最後に結ぶときは「縦結び」ではなく「本結び」にした方が解けにくいのですが、まずは「縦結び」と「本結び」の違いを示し、「本結び」で結ぶ練習を紅白の紐を使って行いました。
Beadspolyhedrastrap2

教室の最後10分で、ビーズ正多面体ストラップ作りで集中して疲れたであろう子供たちに「鏡の中のサッカーボール」もやって「わ~!キレイ、面白い~」と和んでもらいました。

教室が終わってから「今日はありがとうございました。」と私のところに挨拶にきた子が3人いました(^_^)


教室が終わってから挨拶に来てくれた3人と、「お、この子分かったね!」と私が思った3人が一致しているような~気がする。
挨拶って「しつけ」によるものもあるでしょうが、それより「分かった!」っていう体験が楽しかったから「ありがとうございました」と言いに来てくれたんじゃないかと思ってます(^^)
もう一人もう少しで「分かった!」ってなりそうな子がいたんですが、協力者の大人が横から手や口を出し過ぎてしまって・・・ (ダメだよ、それは~)
ふしぎ発見科学教室の目的は、完成させることじゃなくて、子供たちが「分かった!」って体験することだから。大人はあまり手や口を出さず、子供が間違えそうになったときだけアドバイスし、あとは気長に見守らなくちゃ~



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