カライドサイクル
カライドサイクルとは…(めずらしく検索してもWikipediaがでてこない)
四面体を6個または8個つなげてリングにしたもので、くるくる回転させる(といってもコマのように回転させるのではなく、中心から外側にグルッって回転させます。)
四面体の各面に異なる絵柄を描いておくと、回転する都度、絵が変わって面白い~ってものです。
以前、科学体験クラブ府中の研修会でカライドサイクルが取り上げられたことがありまして、「多面体アイテムだから一応予習しておくか~」と検索していたら、この本を見つけました↓M.C.エッシャー カライドサイクル
「お~カライドサイクルにエッシャーの絵か!こりゃベストマッチだね~(^o^)」
ポチッとクリックしてネットでご購入(^^;
この本、カライドサイクルの展開図が見開き2ページで厚紙に印刷されており、折り筋には凸凹加工がされているので、切って・折って・貼り合せるだけでカライドサイクルが作れます。貼り合せるには糊/ボンドを使うより両面テープを使ったほうがキレイにできると思います。
で、作ったのがこちら↓
私、現在個人的に「片付け週間」でして~
このカライドサイクル、何年か前に作って押入れにしまったまま。これだけあると場所をとる。捨てるか/残すか…
「人生がときめく片づけの魔法」によりますと(読んでませんが(^^;)『触った瞬間に「ときめく」かで判断する』とのこと。あ~それ分かる。
私はカライドサイクルに萌えない。つまり「ときめかない」ってことで、捨てることに決定!
でも、せっかく作ったんだから、写真を撮って、資料として残しておこう。そうすれば心置きなく捨てられる(^^)v
四面体を繋げたリングなので、4回図柄が変わります。
四面体を6個繋げて、六角形のカライドサイクル
四面体を8個繋げて、四角形のカライドサイクル
なぜか図柄が2回しか変わらない(2種類の図柄を2回繰り返している)もの多し(こういうのは、つまらん)
四面体を12個繋げた「ねじれたカライドサイクル」
珍しいタイプだろうけど、面白くはない。絵が白と黒の裸のおじさんなのもチョット…
私のお気に入りはコレ↓
あ~!反対側から見ると、こうなっていた↓
中心部分を拡大↓
生命の進化をイメージさせる絵です。こういうの好き~
元の作品はなんていうんだろう? 本の巻末の解説には『動詞』のための習作とあるけど…
画像検索して、これに似た絵は…アートポスター『言葉』エッシャーでした。
※「動詞」と「言葉」、もしかして日本語訳の違い?
※もう一つあった~
→星座表カライドサイクル
※カライドサイクルとは…
「エッシャー カライドサイクル ドリス・シャットシュナイダー & ウォレス・ウォーカー」
によりますと…
『ギリシャ語で kalos(美しい)+edios(形)+kyklos(輪)』の造語だそうです。
あ~これって、万華鏡:カレイドスコープ(Kaleidoscope)が、
ギリシヤ語の kalos(美しい)+eidos(形)+skopeo(見ること)の造語なのと同様の命名ですね~
ところで、カライドサイクルは Kaleidocycle ですが、
Kaleidoscope カレイドスコープ と表記するのに対して
Kaleidocycle カライドサイクルと表記するのはなぜでしょう?
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