名刺のサイズは黄金比… ではない!
「正多面体クラブ」の名刺を作ろ~(^^)
Wordで普通にデザインして、ダイソーで買ってきた名刺用紙に印刷。
名刺といえば…「名刺のサイズは黄金比」だよね~
名刺の裏面に、こういうの↓印刷しておこう…
短辺の正方形を描いて、残った矩形の短辺の正方形を描いて、残った矩形の・・・
と、やっていたら、あれ?残った矩形が黄金比に見えないんですけど~?
Wordで用紙サイズに「名刺」を選択してるので、幅 91mm、高さ 55mmとなっており、
名刺用紙のパッケージにも「名刺サイズ 55mm×91mm」となっている。
黄金比は、およそ 1.618 だから 55mm×1.618=88.99mm≒89mm
あれ~!名刺のサイズは黄金比より2mm長いですよ~ なぜ?
「名刺 黄金比」で検索…
「名刺のサイズはなぜ黄金比より2ミリ長い」 あ~同じ疑問を抱いた人がいる~。
(「なぜ?」の理由は書いてなかったですけどね。)
「名刺のサイズは黄金比」と言われている。
この「~と言われている」という知識は曲者(くせもの)です。
サイエンスコミュニケーション(子供たちや一般の人達に科学を分かりやすく伝える活動)をしている中で、こういう「~と言われている」知識で薀蓄(うんちく)を語ってしまうことがあるのですが(^^;
聞きかじった知識をそのまま人に語ったりせず、自分で検証可能なことは検証しなくては…
名刺のサイズが黄金比か?なんて、電卓たたけば検証できるんですからね!
※今回、私は「黄金比の矩形は、その短辺の正方形を切り取り、残った矩形の短辺で正方形を切り取り、残った矩形の・・・という操作を無限に繰り返すことができる」という知識(これは正しい)と、「名刺のサイズは黄金比」という思い込みで、実際にその操作をしてみたら、名刺のサイズ(55mm×91mm)は黄金比ではない!ということが判明したわけで、実際に手を動かしてやってみるって重要ですね~と実感(^_^)
※上の黄金比矩形の図は、CADを使って14回操作を繰り返して描いたものです。上の図のサイズで視認できるのは10回ぐらいまでですけどね。
CADで描いていて「お~確かにこの操作は無限に繰り返せそうだ~」と実感しました。(←14回やったぐらいで「無限」を語るな~!と自分にツッコミ(^^;)
あ~! Wikipediaの「黄金比」に『黄金比は、名刺を初め、様々なカード類の縦横比にも利用されることが多い。』って書かれてる!←コレってどうよ? WkipediaはWikiなんだから、私が編集して「日本の名刺サイズは55mm×91mmであり、正確に黄金比ではない。」って書き加えればいいのか? やったことないけど。あ~そんなことより先にやることがあるだろ!と、すぐに脇道にそれる自分を軌道修正(^^;
ダイソーで買った名刺用紙、パッケージの袋には「名刺サイズ 55mm×91mm」と印刷されているのに、実際に測ってみたら、55mm×90mmだった。... 91mmより90mmの方がより黄金比に近くてイイんですけど…
名刺サイズが黄金比より2mm長い理由:私の推測
名刺用紙は大きな紙から裁断して作るわけですよね。このとき裁断した余りが出ると思うのですが、それをゴミとして捨ててしまうのはエコじゃないので、黄金比より2mm長くして裁断時の余りを少なくした。という推測はどう?
用紙サイズについて検索したら…「用紙サイズ A4・B4のなるほど!」を見つけた。
「白銀比」の説明もあり、分かりやすい。
教えて!gooに「名刺などのサイズはどのようにして決められたのか?」という質問があった。そのベストアンサーによると…『日本では古くから尺(1尺=303mm)が使われてきました。尺の10分の1が寸(1寸=30.3mm)ですが、日本では名刺のサイズとして長辺が3寸(91mm)、短辺が黄金比(√5-1)/2 :1 となる55mmのものが多く使われるようになりました。』
なるほど、長辺 3寸(91mm)なのか~
なら、短辺は 91mm÷黄金比(1.618…)≒56mm とならなかったのはなぜ?
※「黄金比…ではない!」記事
・オウムガイの螺旋に黄金比… はなかった~!
・パルテノン神殿に黄金比はない!
・NHK 美の壺・選「貝殻」で「オウムガイの螺旋に黄金比」←それ間違ってるてば~
※黄金比ではないけど、黄金比に近いから…
→名刺3枚で正20面体

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以下、私の想像です。
黄金比を基に名刺のサイズをA版が標準になる以前(1993年)のB版用紙で設計したとします。
第1案:黄金比の整数と言うことでフィボナッチ数列の隣り合う2数(55,89)を挙げる
修正案:B0版(1030x1456mm)から切り出すとして、1456÷89=16余り32,32mmの余りは勿体ないので89に2づつ(16x2=32)加えて91にすると無駄がなくなり、B版ならどの版も91mmで割れる辺があることから、55x91mmとする。
ついでに欧米サイズ(51x89mm)の名刺の場合
第1案:フィボナッチ数から(55x89mm)を挙げる
修正案:89mmは3.5インチ(3.5x25.4=88.9)である。インチで揃えるとして55は2インチ(25.4mmx2=50.8)の51mmに修正する、
投稿: ウエジマ シゲキ | 2025年4月 4日 (金) 20時52分