ふしぎ発見科学教室「正多面体ペーバークラフト」

※科学体験クラブ府中での自分の活動記録（出展報告書）を載せています（2012年5月）

イベント：ふしぎ発見科学教室
アイテム：正多面体ペーバークラフト
日時：2011/5/28(土)13:30～16:00
場所：グリーンプラザ B1F 教室
出展責任者：関野
出展協力者：魚躬，三浦，武藤，里見，河野，吉田，奥野さん（入会希望で見学・体験）
参加者数：10人

前回（2008/1/26）と同じく「静か～」な教室でした。
子供たちは、黙々と、休憩も取らずに、2時間半…
全員が5種類の正多面体を完成させることができました。
さらに、おまけの八角星（星型24面体）も完成させた子が半分以上。
子供たちがこれだけ集中できるんだ～！ってことに驚きでした。

以下、詳細…
▼新しい試み
前回（2008/1/26）行った ふしぎ発見科学教室「正多面体ペーパークラフト～正多面体はなぜ5種類しかないのか？実験」のときは、正12面体の作成で“ボンドまみれ”になって、正12面体を完成させた子がいなかったので…
・正12面体の展開図を改良しました。
改良前→ 　改良後→
この展開図をCADで描いて、印刷して、試作して…あ～、のりしろがここだと貼りにくいな～。直して、印刷して、試作して… これでOK！となるのに丸一日かかった。（大変だったというのではなく、これが楽しい。）

・ボンドではなく、両面テープで接着しました。
→両面テープだとボンドよりきれいに貼れるのだが、のりしろに書いてある①②③…の貼り合せる順番が見えなくなってしまう。という欠点があった。
私が試作しているときに気づいてはいたが、私は貼り合せる順番を見なくても作れるが、初めて作る子供たちは違った。①から貼り合わせないで、勝手なところから貼り合せるので、うまくいかなかったり…(^^;
次にやる機会があったら、またボンドに戻してみよう。

・展開図を印刷する用紙は、フォト光沢紙(0.2mm厚)を使用しました。
光沢紙なので、表面がつるつるてかてかで、出来上がりがきれいです。

・カッターを使わずハサミだけで切れるように、八角星（星型24面体）の展開図には、予めハサミでは切りにくいところにカッターで切り込みを入れておいた。

▼アイテムに対しての所感
前回（2008/1/26）と同じく「静か～」な教室でした。子供たちは、黙々と、休憩も取らずに、2時間半… 全員が5種類の正多面体を完成させることができました。さらに、おまけの八角星（星型24面体）も完成させた子が半分以上。子供たちがこれだけ集中できるんだ～！ってことに驚きでした。（私が「3時まで10分間、休憩にするよ～」って言ったんですが、子供たちは黙々と作り続けているんです。）

▼イベントに対しての所感
魚躬さんによると「府中の小学校の多くは運動会の予定だった」ようで…
前回（2008/1/26）の参加者16人、今回の参加者10人
運動会の予定がなければ、もう少し参加申し込みが多かったと思われます。
「ふしぎ発見科学教室」の開催日が府中市の小学校のイベントと重ならないように、調整してもらえれば…と思いました。

▼その他の所感
クラブ員（協力者）はたいしてやることがないと思われましたので、
研修を兼ねて、皆さん子供たちと一緒に正多面体ペーパークラフトを作ってもらいました。（自分で作ってみると、どんなところで躓くか、ここはこうするとうまくいく…なんてことが分かって）正多面体ペーパークラフトを実施できる人が増えたと思う。（武藤さんは「そのうち武蔵台でやるから～」と言ってたし。）

正多面体5種類2時間半コースは教室でないとできませんが、正20面体だけにすれば、人がわんさか押し寄せるイベントでも、一人20分ぐらいで実施可能かな～と思った。そのうちやってみよ。
※こちらでやりました→2012青少年のための科学の祭典 東京大会in小金井「正20面体サイコロ（ペーパークラフト）」

折り筋をつけるのに（前回と同じく）千枚通しを使いましたが、千枚通しの細い金属部分を持って使うので、子供たちは力を入れて折り筋をつけることができず、折り筋が浅いと折り曲げたときにピシッときれいに折れず、出来上がりがいまいち…って子がチラホラ（多数）。
次にやる機会があったら、金属製のヘラを用意したい（というようなことを前回の報告書に書いていたのだが、前回も千枚通しを使ってなんとかなったので、今回も千枚通しを使いましたが…）やっぱり金属製のヘラを使う方がイイ。と、今回やって分かりました。

▼アイテム説明書
→「正多面体ペーパークラフト」