ふしぎ発見科学教室「作って楽しむ音の実験室」
※科学体験クラブ府中での自分の活動記録(出展報告書)を載せています(2012年5月)
イベント:ふしぎ発見科学教室
テーマ:作って楽しむ音の実験室
説明書:ブルーバックス「音のなんでも実験室」を参考にしました。
日時:2008/9/27(土) 13:30~16:00
場所:グリーンプラザ 地下1階 集会室
出展責任者:関野
出展協力者:河野,三浦
参加者数:4人
▼イベントに対しての所感
子供が4人しか来なくて(申し込みは5人)…寂しかったよ~(教室は「音」がテーマなので賑やかでしたが)
この時期、運動会やお祭りなどがあり、参加者が少なかったんだと思います。来年9月の教室は、これらのイベントと重ならない日に設定できるなら、そのことを考慮してください。
▼アイテムに対しての所感
6月7日の「ガリレオ工房のサイエンス・ライブショー」を見て、「音」について…私だったらこうするな~と思うところがありましたので、9月の教室を引き受けました。(「振動」と「共鳴」について知ってもらいたかった。参加者は4人と少なかったが、逆に説明や実験に手をかけられたから、まぁ、分かってくれたかな?)
▼次のような内容で実施しました。
●音を出すもの…子供に音を出すものの名前を色々言ってもらう。
●音の振動を見てみよう…細長いビニール袋に細かいスチロールの粒を入れて、音の振動を見る。→8月の研修で試してうまく出来なっかたアイテムですが、その後材料を変えて、うまく出来るようになりました。
●糸電話…ベーシックなアイテムですが「音の振動」を説明するには最適です。
「糸をつまんだり、糸をたるませたらどうなる?」子供は2本の糸電話を交差させて音が伝わるか試してました。子供の自由な発想で実験してみることが出来て(少人数でも)よかった。
●エコーマイク…糸電話の糸をバネに変えただけのものです。ペットボトルに入れて「完成品」にしていないエコーマイクです。バネをむき出しのままにしておくと、子供は色々なことを試します。そして「これ、面白い!」とかなり楽しんで遊んでました。
●空き缶フクロウ笛…空き缶の飲み口にストローで息を吹きかけると、ホーホーとフクロウの鳴き声のような音がします。定員の25人子供が来ても対応できるように毎日1缶ビールを飲んで準備していたのですが…(^^;
ビールの空き缶を子供がストローでフーフーしてるのはちょっとな~と思ったので、空き缶にはフクロウのイラスト(写真)を巻き付けました。
●小鳥笛…フィルムケースに幅3~5mmのスリットをあけ、フタにたこ糸を付けて回転させると、ピーピーと小鳥のような音がします。
●シンセサイザー…人間は色々な音を出す楽器を作ってきたけれど(ここで最初の「音を出すもの」で出た楽器の名前を引用する予定でしたが、人数が少なくて?楽器の名前がピアノしか出てなくて…)、一つの楽器であらゆる音が出せたらいいな~と考えてシンセサイザーを作り出しました。学研の大人の科学「シンセサイザー」を使って、音を合成する仕組みを説明しようと思ったんですが、小学生相手に10分で説明するのは無理とあきらめ、勝手にいじらせてました。
●音の波形を見てみよう…音が波であることを説明するには、音の波形を見てもらうのが一番です。サウンドモニター FFT Waveというソフトをノートパソコンにインストールして、マイクをつないで「あ~い~う~え~お~」と声を出すと、音の波形を見ることができます。夜中に準備していて「あ~い~…」お~!これ面白い!そのうち研修の折にでも是非紹介したいと思います。
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