2025年1月 2日 (木)

60角星★竹ビーズ270本を1本のテグスで編む

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あけましておめでとうございます。
今年のブログ初めは、
竹ビーズ270本を1本のテグスで編んだ『60角星』です🌟
10年ぶりに編みました😃
10年ぶりの経緯と詳しい編み方は👉60角星★ストロー270本を1本のゴムひもで編む
こちらに載せているのですが、この編み方でちゃんと編めるか? 検証しておかなくてはなりません!
原理試作としては、色分けストローで「正12面体の正五角形の面を三角形に5分割した60面に三角錐を立てた立体」という構造が分るように作りましたが、
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赤・白・青の色分けストロー製だとチープ感がありますので😅
お正月の多面体編み物ですので、キラキラ✨竹ビーズで編んでみました😊

竹ビーズは「二分竹」 10年前は金の竹ビーズで編んだので、今回は銀で✨
竹ビーズの本数:270本(正12面体の辺:30本、5分割の辺:12×5=60本、60面に三角錐の辺:60×3=180本)
テグスは6号👉この太さがお薦めの理由
テグスの長さ:5メートル((二分竹:約7mm+ビーズ間の隙間:約1mm)×270本×2往復=4,320mm+α予備)

できあがりの大きさは、直径約4cmぐらいになります。
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60角星を編むには『20角星』を編むスキルが必要です。
初めて多面体編み物をする人は、正4面体正20面体20角星…とスキルアップしてからトライしてください。

これまでの経験値では、竹ビーズ本につき約1分かかるので、270本=270分=4.5時間 かかります(慣れている場合)。まぁ、その倍 9時間ぐらい見込んでおいてください😅
では、多面体編み物をお楽しみください😊

編み方
ストロー正多面体の編み方を説明するために独自にあみ出した下記の記号で説明します。

○ 右側のゴムひもに新しいストローを通します。
● 左側のゴムひもをゴムひもが一本だけ通っているストローに通します。
× 最後のストローに反対側からもゴムひもを通しクロスさせます。
△ 左側のゴムひもに新しいストローを通します。
▲ 右側のゴムひもをゴムひもが一本だけ通っているストローに通します。
■ 右側のゴムひもを三角錐のゴムひもが一本だけ通っているストローに通します。
〆 ゴムひもを結んで完成です。

⟁ そこで三角錐ができることを示します(1~60)
★ そこで三角錐が5個集まることを示します(1~12)
* そこで三角錐が6個集まることを示します(1~20)

1ステップで三角形が1つできます。
3ステップで三角錐(正4面体)が1つできます。
60面に三角錐を立てるので、60×3=180スッテップになります。

1: 〇〇〇×
2: 〇〇×
3: ●〇× ⟁1
4: 〇〇×
5: △△×
6: ▲〇× ⟁2
7: 〇〇×
8: △△×
9: ▲〇× ⟁3
10: 〇〇×
11: △△×
12: ▲〇× ⟁4
13: △△×
14: ■〇×
15: ●〇× ⟁5 ★1 1周
16: 〇〇×
17: △△×
18: ▲〇× ⟁6
19: 〇〇×
20: △△×
21: ▲〇× ⟁7
22: 〇〇×
23: △△×
24: ▲〇× ⟁8
25: △△×
26: ■〇×
27: ●〇× ⟁9 *1
28: 〇〇×
29: △△×
30: ▲〇× ⟁10
31: 〇〇×
32: △△×
33: ▲〇× ⟁11
34: △△×
35: ■〇×
36: ●〇× ⟁12 *2
37: 〇〇×
38: △△×
39: ▲〇× ⟁13
40: 〇〇×
41: △△×
42: ▲〇× ⟁14
43: △△×
44: ■〇×
45: ●〇× ⟁15 *3
46: 〇〇×
47: △△×
48: ▲〇× ⟁16
49: 〇〇×
50: △△×
51: ▲〇× ⟁17
52: △△×
53: ■〇×
54: ●〇× ⟁18 *4
55: 〇〇×
56: △△×
57: ▲〇× ⟁19
58: △△×
59: ■〇×
60: ●〇× ⟁20 *5 2周
61: 〇〇×
62: △△×
63: ▲〇× ⟁21
64: △△×
65: ■〇×
66: ●〇× ⟁22 ★2
67: 〇〇×
68: △△×
69: ▲〇× ⟁23
70: 〇〇×
71: △△×
72: ▲〇× ⟁24
73: △△×
74: ■〇×
75: ●〇× ⟁25 *6
76: △△×
77: ■〇×
78: ●〇× ⟁26 ★3
79: 〇〇×
80: △△×
81: ▲〇× ⟁27
82: 〇〇×
83: △△×
84: ▲〇× ⟁28
85: △△×
86: ■〇×
87: ●〇× ⟁29 *7
88: △△×
89: ■〇×
90: ●〇× ⟁30 ★4
91: 〇〇×
92: △△×
93: ▲〇× ⟁31
94: 〇〇×
95: △△×
96: ▲〇× ⟁32
97: △△×
98: ■〇×
99: ●〇× ⟁33 *8
100: △△×
101: ■〇×
102: ●〇× ⟁34 ★5
103: 〇〇×
104: △△×
105: ▲〇× ⟁35
106: 〇〇×
107: △△×
108: ▲〇× ⟁36
109: △△×
110: ■〇×
111: ●〇× ⟁37 *9
112: △△×
113: ■〇×
114: ●〇× ⟁38 ★6
115: 〇〇×
116: △△×
117: ▲〇× ⟁39
118: △△×
119: ■〇×
120: ●〇× ⟁40 *10 3周
121: 〇〇×
122: △△×
123: ▲〇× ⟁41
124: △△×
125: ■〇×
126: ●〇× ⟁42 *11
127: 〇〇×
128: △△×
129: ▲〇× ⟁43
130: △△×
131: ■〇×
132: ●〇× ⟁44 ★7
133: △△×
134: ■〇×
135: ●〇× ⟁45 *12
136: 〇〇×
137: △△×
138: ▲〇× ⟁46
139: △△×
140: ■〇×
141: ●〇× ⟁47 ★8
142: △△×
143: ■〇×
144: ●〇× ⟁48 *13
145: 〇〇×
146: △△×
147: ▲〇× ⟁49
148: △△×
149: ■〇×
150: ●〇× ⟁50 ★9
151: △△×
152: ■〇×
153: ●〇× ⟁51 *14
154: 〇〇×
155: △△×
156: ▲〇× ⟁52
157: △△×
158: ■〇×
159: ●〇× ⟁53 ★10
160: △△×
161: ■〇×
162: ●〇× ⟁54 *15
163: △△×
164: ■〇×
165: ●〇× ⟁55 ★11 4周
166: 〇〇×
167: △△×
168: ▲〇× ⟁56
169: △△×
170: ■〇×
171: ●〇× ⟁57 *16
172: △△×
173: ■〇×
174: ●〇× ⟁58 *17
175: △△×
176: ■〇×
177: ●〇× ⟁59 *18
178: △△×
179: ■〇×
180: ■■〆 ⟁60 *19 *20 ★12

できあがり~🌟🎉
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三角錐の頂点が黄色いのは、テグスが黄色いからです。
テグスは竹ビーズの中を2回通り、隣り合う竹ビーズを繋いでいるので、
頂点は👇こうなっています。
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今回は、この手順でちゃんと編めるか⁉ 確認しつつ編んでいたので5時間ほどかかりましたが、そこで面白いこと発見しました。
手順を見ながら作っていると、ときどき間違えるんです💧
同じ操作を何度も繰り返していると(手順を確認するちょっとの時間を省こうと)次も同じ手順を繰り返し、ときどき出てくるいつもと違う手順を見落として間違える😅
それと、手順書見ながら作っていても面白くない。180スッテップもあると「修行」だな💧
やっぱ、多面体編み物はその立体の構造を頭に入れておいて、その構造を作るには…と考えながらやるのが楽しい。考えながら作っているときの「自分の脳が働いてるゾ!」感が心地よい😊
手順書見ながら(あまり考えずに)編んでいると、意識低下を起こしちゃうんだよね。


※60角星は「180スッテップもある!」けど、同じ操作を何度も繰り返します。
それは三角錐を編む…
〇〇×
△△×
▲〇×
…という操作です。
これをまとめて1ステップとして ⟁記号で示すと、180ステップが60ステップで表せます。
(プログラミングにおける関数呼び出しみたいなもんです)
でも、ときどき通常の三角錐とは違う編み方…
△△×
■〇×
●〇×
…これを ⟁ に ★またはをつけて示します。
(プログラミングに例えると、関数呼び出しに引数を渡す。みたいな😅)
まぁ、とにかく60角星を編む操作を記号に置き換え抽象化すると、60ステップになるんです。
👇こうすると、何をしているのかが理解できるサイズになりますね😊

⟁1(最初はちょっと違う)
⟁2
⟁3
⟁4
⟁5 ★1 1周
⟁6
⟁7
⟁8
⟁9 1
⟁10
⟁11
⟁12 2
⟁13
⟁14
⟁15 3
⟁16
⟁17
⟁18 4
⟁19
⟁20 5 2周
⟁21
⟁22 ★2
⟁23
⟁24
⟁25 6
⟁26 ★3
⟁27
⟁28
⟁29 7
⟁30 ★4
⟁31
⟁32
⟁33 8
⟁34 ★5
⟁35
⟁36
⟁37 9
⟁38 ★6
⟁39
⟁40 10 3周
⟁41
⟁42 11
⟁43
⟁44 ★7
⟁45 12
⟁46
⟁47 ★8
⟁48 13
⟁49
⟁50 ★9
⟁51 14
⟁52
⟁53 ★10
⟁54 15
⟁55 ★11 4周
⟁56
⟁57 16
⟁58 17
⟁59 18
⟁60 19 20 ★12(最後もちょっと違う)

さらに大枠で見ると、60角星は三角錐を編む操作を5周します。
1周目:⟁5個 ★1つ
2周目:⟁15個 5つ
3周目:⟁20個 5つ ★5つ
4周目:⟁15個 5つ ★5つ
5周目:⟁5個 5つ ★1つ

60角星のベースの60面体は正12面体の各面を5分割したものですから、★は12回出てきます。
正12面体の各面の中心を結んだ立体は正20面体になりますので、*は20回出てきます。

これを編み方のルールとして記すと…

  • ⟁(三角錐)5個で、★(五角形)を作ります
  • ★(五角形)の頂点の周りには⟁6個で(六角形)を作ります
  • (六角形)の頂点に(六角形)を3つ並べると平面になって丸まらないので、★(五角形)にします
    (六角形)の頂点の周りには(六角形)と★(五角形)が交互に3つずつならびます

👆ここまでまとめると、これは頭の中におさまります。そして、180ステップを覚えていなくても、編んでいると180ステップが湧き出してきます😃

2024年12月28日 (土)

60角星★ストロー270本を1本のゴムひもで編む

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2015年の「あけおめ」ブログに
60角星★竹ビーズ270本を編んで作った180面体
60star01
を載せていたのですが、この記事に『60角星の「図式のようなレシピ」は無いでしょうか?』と、切実なコメントをいただきまして…
そのうち(年内)に60角星のレシピを載せようと思います。とお返事していたので、2024年内に60角星のレシピを載せるべく、師走になってようやく『60角星のレシピを載せるゾ!』プロジェクトを始動し、やっと60角星のレシピが書き出せました🎉

10年前に作ったときの手順なんて覚えてるわけありませんから😅 10年ぶりに作ってみます。頭で覚えてなくても手を動かすと思い出してくるのよね😊
手順は覚えていなくても、60角星の構造は理解しているから、そこから始めます。
正12面体の正五角形の面を(中心と頂点を結ぶ線で)三角形に5分割すると、12×5=60面体になります。
この(三角形)60面に三角錐を立てると『60角星』になる。

10年ぶりに作るにあたっては👆この構造が分りやすいように色分けしたストローで作ります。
ストローの本数は…
・正12面体の辺:30本
・正12面体の面を5分割する辺:12×5=60本
・60面に立てる三角錐の辺:60×3=180本
合計270本です‼ 👈これだけのストローをハサミでチョキチョキ切るのが大変なのよ😅
竹ビーズで編むと切る手間は無いけど、270本全部が同じ長さになる。でも、自分で切るとストローの長さを変えられる。
今回は、せっかく作るんだから、60面体の各頂点が球面に接するジオデシックボールにしてみた⚽

用意するもの
241225a1
・赤いストロー:30mm 30本(正12面体の辺)
・白いストロー:27mm 60本(正12面体の面を5分割する辺)
・青いストロー:27㎜ 180本(60面に立てる三角錐の辺)
ストローを編むゴムひもの長さは…
(30×30+27×60+27×180)×2=14,760mm+予備で 16メートル
※ストローは直径4mmの細めの物を使っています。
※ゴムひもは2本丸という太さのもの。

編み方
ストロー正多面体の編み方を説明するために独自にあみ出した下記の記号で説明します。
今回は3色のストローがありますので、それは記号の色で示します。

 右側のゴムひもに新しいストローを通します。
 左側のゴムひもをゴムひもが一本だけ通っているストローに通します。
× 最後のストローに反対側からもゴムひもを通しクロスさせます。
 左側のゴムひもに新しいストローを通します。
 右側のゴムひもをゴムひもが一本だけ通っているストローに通します。
 右側のゴムひもを三角錐のゴムひもが一本だけ通っているストローに通します。
 ゴムひもを結んで完成です。

⟁ そこで三角錐ができることを示します(1~60)
★ そこで三角錐が5個集まることを示します(1~12)
 そこで三角錐が6個集まることを示します(1~20)

1ステップで三角形が1つできます。
3ステップで三角錐が1つできます。
60面に三角錐を立てるので、60×3=180スッテップになります。
これまでの経験値では、ストロー1本につき約1分かかるので、ストロー270本=270分=4.5時間 かかりますが、今回はゴムひもが長いのと手順を記録しながら(この記事を見て作る人は手順を見ながら)なので、その倍 9時間ほどかかるでしょう💦
では、多面体編み物をお楽しみください😊

1: 〇×
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最初の三角形は左右のゴムひもが同じ長さになる位置に作ります。今回はゴムひもが左右に8メートルもあるので、1回ストローに通すだけでも大変! ゴムひもは絡むし、絡んだら解くのに手間かかるし💦
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👆しかも、最初は なのに とストローの色を間違え😅 一度間違えると、それを直すのも大変💦💦

2: 〇×
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3: 〇× ⟁1
241225b3241225b4
4: 〇〇×
241225b5
5: △× 👈これまでと逆方向に編みます
241225b6
6: 〇× ⟁2
241225b7241225b8
7: 〇〇×
8: △×
9: 〇× ⟁3
241225c1
10: 〇〇×
11: △×
12: 〇× ⟁4
241225c2
13: △△×
241225c3
14: 〇× 👈■操作は👇こうなります
241225c4241225c5241225c6
15: 〇× ⟁5 ★1 1周
241225c7
16: 〇〇×
17: △×
18: 〇× ⟁6
241225d2
19: 〇〇×
20: △×
21: 〇× ⟁7
241225d3
22: 〇〇×
23: △×
24: 〇× ⟁8
241225d4
25: △△×
26: 〇×
27: 〇× ⟁9 1
241225d5
この状態がこのあと編んでいく基本形になりますので、★と記号の意味を図解します。
241225d7
★ そこで三角錐が5個集まり、赤ストロー(正12面体の辺)が五角形に閉じます。
そこで三角錐が6個集まり、赤と白のストローが交互に3本ずつ集まります。
は五角形の頂点に現れます。このあとも五角形の周りに三角錐を編んでいくと、印のところ(五角形の頂点)に三角錐が6個集まります。
241225d8

28: 〇〇×
29: △×
30: 〇× ⟁10
241225e1
31: 〇〇×
32: △×
33: 〇× ⟁11
241225e2
34: △△×
35: 〇×
36: 〇× ⟁12 2
241225e3241225e4
ここで三角錐を作ってきた順番を見直してみましょう。
最初の5個 ①~⑤ で作られた五角形の周りに三角錐⑥~⑫が並んでいます。
この後も五角形の周りに三角錐を並べていきます。
37: 〇〇×
38: △×
39: 〇× ⟁13
241225e5
40: 〇〇×
41: △×
42: 〇× ⟁14
241225e6
43: △△×
44: 〇×
45: 〇× ⟁15 3
241225e7241225e8
が3つできていることを確認
46: 〇〇×
47: △×
48: 〇× ⟁16
241225f1
49: 〇〇×
50: △×
51: 〇× ⟁17
241225f2
52: △△×
53: 〇×
54: 〇× ⟁18 4
241225f3b241225f4
55: 〇〇×
56: △×
57: 〇× ⟁19
241225f5
58: △△×
59: 〇×
60: 〇× ⟁20 5 2周
241225f6241225f7241225f8
ここで2周しました。外側の白いストローを見ると、赤い五角形より一回り大きな五角形になっています。
ここまでは全体が見渡せる画像が撮れましたが、この後は丸く球になっていくので、画像付きで説明するのが難しい😅
でも、ここまで作ってきたら次の展開が見えてきませんか?
60面体は正12面体の各面を5分割したものなので…
・三角錐5個で赤ストローの五角形が閉じるように編む
・五角形の頂点には三角錐が6個(赤白ストローが交互に)並ぶように編む
…これだけを注意しながら編めば、あとは手順を見なくても編めるハズです‼ だって、私はそうして編んでいるのだから。
でも、このあとの手順確認のために(説明画像なしで)記号だけ並べておきますね。

61: 〇〇×
62: △×
63: 〇× ⟁21
64: △△×
65: 〇×
66: 〇× ⟁22 ★2
67: 〇〇×
68: △×
69: 〇× ⟁23
70: 〇〇×
71: △×
72: 〇× ⟁24
73: △△×
74: 〇×
75: 〇× ⟁25 6
76: △△×
77: 〇×
78: 〇× ⟁26 ★3
79: 〇〇×
80: △×
81: 〇× ⟁27
82: 〇〇×
83: △×
84: 〇× ⟁28
85: △△×
86: 〇×
87: 〇× ⟁29 7
88: △△×
89: 〇×
90: 〇× ⟁30 ★4
91: 〇〇×
92: △×
93: 〇× ⟁31
94: 〇〇×
95: △×
96: 〇× ⟁32
97: △△×
98: 〇×
99: 〇× ⟁33 8
100: △△×
101: 〇×
102: 〇× ⟁34 ★5
103: 〇〇×
104: △×
105: 〇× ⟁35
106: 〇〇×
107: △×
108: 〇× ⟁36
109: △△×
110: 〇×
111: 〇× ⟁37 9
112: △△×
113: 〇×
114: 〇× ⟁38 ★6
115: 〇〇×
116: △×
117: 〇× ⟁39
118: △△×
119: 〇×
120: 〇× ⟁40 10 3周
121: 〇〇×
122: △×
123: 〇× ⟁41
124: △△×
125: 〇×
126: 〇× ⟁42 11
127: 〇〇×
128: △×
129: 〇× ⟁43
130: △△×
131: 〇×
132: 〇× ⟁44 ★7
133: △△×
134: 〇×
135: 〇× ⟁45 12
136: 〇〇×
137: △×
138: 〇× ⟁46
139: △△×
140: 〇×
141: 〇× ⟁47 ★8
142: △△×
143: 〇×
144: 〇× ⟁48 13
145: 〇〇×
146: △×
147: 〇× ⟁49
148: △△×
149: 〇×
150: 〇× ⟁50 ★9
151: △△×
152: 〇×
153: 〇× ⟁51 14
154: 〇〇×
155: △×
156: 〇× ⟁52
157: △△×
158: 〇×
159: 〇× ⟁53 ★10
160: △△×
161: 〇×
162: 〇× ⟁54 15
163: △△×
164: 〇×
165: 〇× ⟁55 ★11 4周
166: 〇〇×
167: △×
168: 〇× ⟁56
169: △△×
170: 〇×
171: 〇× ⟁57 16
172: △△×
173: 〇×
174: 〇× ⟁58 17
175: △△×
176: 〇×
177: ●〇× ⟁59 18
178: △△×
179: 〇×
180:  ⟁60 19 20 ★12
最後に左右のゴムひもが一か所に出会いますので、そこで 〆 です😃
241225g1241225g2
ゴムひもは、解けにくい「本結び」で結びます。
また、余ったゴム紐を結び目の近くで切ると解けてしまうこともあるので、結んだゴムひもの残った端を、もう一度ストローの中に通します。
241225g4241225g6
余ったゴム紐を軽く引っ張りながら切ると、ゴムひもがストローの中に引っ込み、できあがりがスッキリします。

241228s8
16メートルの1本のゴムひもの左右が 270回の交差を繰り返し(9時間に及ぶ編み物の旅の)最後に一つに結ばれて、めでたし、めでたし😊



作ってみて分ったんですが、60面体の各頂点が球面に接するジオデシックボールをベースにすると、五角形を5分割した五角錐の盛り上がりが僅かなので…
241202geodesicball60g
この部分が簡単に凹むので、60角星の「角」の部分が👇こんな風に凹んでしまう😅
241228s11
なので、ストローの長さを微妙に変えてジオデシックにするより、全てのスローを同じ長さにした方が、五角錐の凸が大きくなるので、凹みにくくなります。ストローでなく竹ビーズで編む場合は竹ビーズの長さを変えることができないので、凹みにくい60角星になりました😅

※関連記事
2025/01/02 60角星★竹ビーズ270本を1本のテグスで編む
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2019/01/03 20角星の作り方(改良バージョン)正4面体×20方式
2024/12/04 (正12面体の各面を5分割した)60面体ジオデシックボールの編み

2024年12月 4日 (水)

(正12面体の各面を5分割した)60面体ジオデシックボールの編み方

241202geodesicball60a
👆赤いストローが正五角形12面の正12面体になってます。
白いストローは正五角形を三角形5つに分割し、その中心を正12面体の外接球に接するように持ち上げた五角錐になっています。
正12面体の各面を5分割すると三角形60面となり、そのすべての頂点が外接球に接するので、ジオデシック・ボールです。

これを編むのは『60角星』を編むためのウォーミングアップアップでして、10年ぶりに編むことに至った経緯は前回の記事に書きましたので、今回は「編み方」です😃

用意するもの
241202geodesicball60e
60面体ジオデシックボールは2種類の長さのストローを30+60本用意します。
正12面体の辺:30mm 30本(赤いストロー)
五角錐の稜辺:27mm 60本(白いストロー)
ストローを編むゴムひもの長さは…
(30×30+27×60)×2=5,040mm+予備で 6メートル
※ストローは直径4mmの細めの物を使っています。
ゴムひもは2本丸という太さのもの。

編み方
ストロー正多面体の編み方を説明するために独自にあみ出した下記の記号で説明します。
今回は長さの違う2種類のストローがありますので、それを ◎(赤 30mm)、〇(白 27mm)で区別します。
 ◎ 右側のゴムひもに新しいストロー(赤 30mm)を通します。
 ○ 右側のゴムひもに新しいストロー(白 27mm)を通します。
 × 左側のゴムひもを右側のゴムひもに通した最後のストローに通しクロスさせます。
 ● 左側のゴムひもをゴムひもが一本だけ通っているストローに通します。(赤、白 どちらの場合もあります)
 〆 左右のゴムひもが一箇所に集まったら、ゴムひもをかたく結んで、結んだ後のゴムひもの端をもう一度ストローに通します。そして余ったゴムひもは切り落として完成です。(ゴムひもを結んだところで切ると、ゴムひもがほどけてしまうことがあるので「結んだ後のゴムひもの端をもう一度ストローに通します」ここだけ、ストローの中をゴムひもが3回通ることになります。こうしておくと、結び目が目立たなくなり、できあがりがキレイになります。)

ジオデシックボール(ストロー60面体)の編み方
全60ステップ。
★はそこで五角錐ができることを示します。(正12面体ベースなので、★は12個)
60面体は編み物としては5周するとできあがります。

1 〇◎〇× 左右のゴムひもの長さが等しくなるように最初の三角形を編みます
2 ◎〇× 反時計回りに三角形が増えていきます
3 ◎〇×
4 ◎〇×
5 ●◎× ★1周目
241202geodesicball60f
ちょっとだけ盛り上がった五角錐です。
241202geodesicball60g
6 〇〇×
7 〇◎×
8 〇〇×
9 ●〇×
10 〇◎×
11 〇〇×
12 ●〇×
13 〇◎×
14 〇〇×
15 ●〇×
16 〇◎×
17 〇〇×
18 ●〇×
19 〇◎×
20 ●〇× 2周目
241202geodesicball60h
21 ◎〇×
22 ●◎× ★
23 〇〇×
24 〇◎×
25 ●〇×
26 ●◎× ★
27 〇〇×
28 〇◎×
29 ●〇×
30 ●◎× ★
31 〇〇×
32 〇◎×
33 ●〇×
34 ●◎× ★
35 〇〇×
36 〇◎×
37 ●〇×
38 ●◎× ★
39 〇〇×
40 ●〇× 3周目
241202geodesicball60i241202geodesicball60j
41 〇◎×
42 ●〇×
43 ◎〇×
44 ●◎× ★
45 ●〇×
46 ◎〇×
47 ●◎× ★
48 ●〇×
49 ◎〇×
50 ●◎× ★
51 ●〇×
52 ◎〇×
53 ●◎× ★
54 ●〇×
55 ●◎× ★ 4周目
241202geodesicball60k
56 〇〇×
57 ●〇×
58 ●〇×
59 ●〇×
60 ●●〆 ★
241202geodesicball60m241202geodesicball60n

※編み終わったときのゴムひもの余りは、理論的には左右同じ長さになるハズですが、なぜか?左右の長さに差が出ます。今回は、38cm、64cm でした。編み終わりが近くなったときに片方のゴムひもが短くなると「え!ゴムひも足りる?」と不安になりますが、ちゃんと編めていれば足りるハズです😅

では、できあがった60面体ジオデシックボールを観賞~😊
241202geodesicball60d
👆正五角形の一面を正面に

241202geodesicball60c
👆正五角形3面が集まる頂点を正面に

241202geodesicball60b
👆ライティングを変えて見上げると~
the Construction(ザ・コンストラクション)って感じ😃

さて、次はいよいよ、60面体の各面に三角錐を立てた 60面×3角錐=180面の『60角星』を編みます。
編みました👉2024/12/28 60角星★ストロー270本を1本のゴムひもで編む
241228s10

そして、竹ビーズでも編みました。👉2025/01/02 60角星★竹ビーズ270本を1本のテグスで編む250102b60star



※関連記事
2015/01/02 60角星★竹ビーズ270本を編んで作った180面体
60star01

2019/01/03 20角星の作り方(改良バージョン)正4面体×20方式
Icosastar20e

2018/08/14 ジオデシックボール(ストロー80面体)を作る
Geodesicball01

2018/08/19 ジオデシックボール(ストロー80面体)の作り方
2024/12/03 (正12面体の各面を5分割した)60面体ジオデシックボールを編む

2024年12月 3日 (火)

(正12面体の各面を5分割した)60面体ジオデシックボールを編む

241202geodesicball60b
正12面体の正五角形の面を(中心と頂点を結ぶ線で)5分割し、中心をちょっと持ち上げると五角錐になります。
241202geodesicball60f
これを正12面体の各面に対して行うと、5×12=60面体ができます。
Straw_dodecahedron_03
👆このストロー60面体は、2014/11/03 ストロー正12面体(12角星の試作)でつくったもので、90本のストローの長さは同じです。
で、この60面体の三角形の各面に三角錐を立てると…
60star01
『60角星』ができます。
この『60角星』は 2015/01/02 60角星★竹ビーズ270本を編んで作った180面体 で公開しているのですが、この記事に…
60角星の「図式のようなレシピ」は無いでしょうか? と、切実なコメントをいただきまして…
そのうち(年内)に60角星のレシピを載せようと思います。とお返事していたので、2024年内に60角星のレシピを載せるべく
『60角星のレシピを載せるゾ!』プロジェクト始動です😅

で、10年ぶりに60角星を作ろうとしても、いきなりはできない💧 60角星を作った時は、私の脳は「ストロー/ビーズ多面体脳」になってまして😅 頭の中でストロー/ビーズ多面体を編むことができた。👈そんな~時代もあぁったねと~♪ と思うお年頃になってしまったので、ウォーミングアップから始めなければならない。
60角星は60面体の各面に三角錐を立てたものなので、まずは60面体から作ってみる。
その作り方は~👇この記事に…
2014/11/03 ストロー正12面体(12角星の試作)
…あれ? 作り方を載せてなかった💧 この頃は「これを作るには~」と、頭の中で編んでみて、できそうだ!と目処がついたら、実際に編んで、「こんなの作ったよ~」とブログに載せてた。けど、その手順を載せるには、もう一度、手順を書き出しながら編まねばならない。ストロー90本にもなると、それがなかなか手間かかるのでやってなかった💧 👈しまった! 10年前の「できる」自分は、未来の「できなくなった」自分のことを考えてなかったね。このブログのログは「いつかまた、それをやるときの自分のため」に記録しているのだが、10年前にちょっと手間を省いたので、そのツケが10年後に大きな手間として反ってきたよ~😅

え~っと、では、60面体の作り方をもう一度再現してみましょうか。
60面体は正12面体の正五角形の面を五角錐に分割したものだから…
Straw05
…五角錐は簡単に編める。これを正12面体を編むように…
Spoly12
…五角錐を12個作ろうとしたが・・・
ダメだ! このやり方では詰んでしまう💧
10年前の自分に「どうやったの?」と聞きたくなるが、それはできないので自分で考える🤔
そういえば、80面体はどうしたっけ?
80面体は20・12面体の五角形を5分割、または正20面体の各面を4分割したものだけど、そういう風には編まなかったよね~
あ~!そうだ、80面体は1層目~5層目まで「リンゴの皮をむくように」の逆方向で編んだんだ💡
60面体も同じように、1層目、2層目…と編んでいけば… できるよ!😃

では、60面体を編んで、その手順を書き出していきましょうか!
でも👇この60面体
Straw_dodecahedron_03
ストロー90本の長さが全て同じなので、五角錐の頂点が出っ張り過ぎている💧
80面体ジオデシックボールと同じように、60面体も(せっかく作るんだから)ジオデシックにしたい😊
そのためには、正12面体の正五角形の面を5分割し、中心をちょっと持ち上げるとき、正12面体の外接球に接するようにすればジオデシックになる。のだが、その「ちょっと持ち上げる」高さはどうやって計算する?
80面体のときは「Dome Calculator」という便利なツールが使えたけど、Dome Calculator は正20面体をV2,V3,…と分割するときの計算をしてくれるツールなので、正12面体の五角錐分割の計算はしてくれない💧
ではどうする? 色々🔍したけど、自分で計算するしかなさそうだ💦
「正十二面体 頂点座標」で🔍し、地道~に計算した結果…
正12面体の一辺の長さを 30㎜ としたとき、
五角錐の稜辺の長さは 26.93997255≒27mm という値を得た🎉
※この計算の過程もブログに載せておかねば…とは思うのだが、ちょっと泥臭い計算過程なので、もう少しエレガントな計算方法を見つけられたら載せようと思います😅

とりあえず、60面体ジオデシックボールを編む準備はできた😃
その編み方は次の記事で!👉(正12面体の各面を5分割した)60面体ジオデシックボールの編み方



※関連記事
2014/11/03 ストロー正12面体(12角星の試作)
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2019/01/03 20角星の作り方(改良バージョン)正4面体×20方式
2018/08/14 ジオデシックボール(ストロー80面体)を作る
2018/08/19 ジオデシックボール(ストロー80面体)の作り方

2024年11月16日 (土)

ビーズ正多面体(ビーズボール)の作り方…エッセンス(本質)を伝えるか、手順を伝えるか?

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世田谷区立教育総合センター STEAM教育講座のワークショップで
丸ビーズとテグスで作る「正多面体ストラップ」の講師をしてきました。
このアイテムはこれまでに3回…ふしぎ発見科学教室(2013)東芝未来科学館(2019)ハチラボ(2023)…と実施してきましたが、ビーズボール6個→12個→30個を全員完成に至るのはなかなか難しい。そのために色々改善を重ねているのだが(2時間できっちり終了させなければならい)今回は全員完成に至らなかった💧
そんなこともあろうかと、家に帰ってから続きを作れるように
👇『ビーズ正多面体(ビーズボール)の作り方』の資料を作っておいた。
241116beadsballs241116beadsballs2
👆クリックするとPDFが開きます。

でも「手順を覚えるのではなく、仕組みを理解する」ことが重要なので、
いつも👇このスライドで作り方を説明している。
241116s16241116s18241116s20
これをまとめると👇こうなる。
241116s21
👆これなら覚えられるよね。でも、ビーズ12個、30個を手順として示すと👇こうなる。
241116s17241116s19
👆こんなの覚えられないよね💧(覚えなくても、手順書見ながらできればイイじゃん。という考え方もあるけど、私は何も見ないで作れるようになることを目指していた。)
でも、この説明では全員完成に至らなかったのだが。。。

で、終わった後の「お疲れさま~🍻」反省会で、今回もアシスタントをしてくれたあうるの森さんが、『手順書を見ないで、2つのルールだけで作れと言ってるけど、みんな「ビーズが3つ集まったら」のところが解らないんだよ。それより私は手順書の方を見せて「〇はビーズ、×はクロス、●はもう一度通す」と説明したよ。その方が出来てた。」と言う。
あ~そうなのか~ と、参加者の立場で考えてみると… 初めてビーズを編む小学生にとっては1ステップずつの手順を見ながら作る方が簡単だよね。私はビーズ正多面体の編み方のエッセンス(本質)を伝えることに拘っていたけど、私が正多面体ビーズ工作を始めたときはトライ&エラーを繰り返し、何個も何個も作った末に「たった2つのルール」のエッセンス(本質)に辿り着いたんだよね。
初心者に最初にエッセンス(本質)を伝えるのって、初心者にいきなり「奥義」を伝えるような無理があったのかな😅
いくつもビーズボールを作って(少なくともビーズ6個→12個→30個を作って)その結果、ビーズ正多面体(ビーズボール)は「たった2つのルールでできている!」という発見に結びつける進め方にすべきだった‼ と、反省と同時に開眼(かいげん)😃
あうるの森さん曰く「あの 〇×●の記号の手順 解りやすいよ!」
あ~そういえば、この前 60角星★竹ビーズ270本を編んで作った180面体 の記事に…『最初は、この図式のようなレシピに、なんだ!?これ!?と驚いたものの、進んでいくにつれ、この方法を考えたあなたはスゴイ!天才かッと感動を覚えたことを、今でも鮮明に記憶しています。』というコメントを頂いてまして、
そうか~ 〇×●の記号の手順 そんなに画期的だったのか~
いつかまた、丸ビーズとテグスで作る「正多面体ストラップ」をやる機会があったら、今度は手順を繰り返し、エッセンス(本質)に至る。という展開にします😊

あ、そのためには手順書のクリアビーズに赤いテグスを通した画像が印刷すると薄暗いので、撮り直して手順書を作り直さねば😅
あ~それより、コメントでお応えした 60角星のレシピ(手順書)を(年内に)作らねば‼



いつかまた、丸ビーズとテグスで作る「正多面体ストラップ」をやる機会があったときのために、今回の振り返り

▼この日のメニューと時間割
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▼最初のお話は、いつものスライド
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小学生に「正多面体とは?」を伝えるためのスライドですが、この日の講座は「4年生以上」としていたため、「正多面体って知ってる人?」という問いかけに(17人中)半分ぐらいが手を挙げた。
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低学年の参加者が多いときは「この中で特別な三角形/四角形は?」という問いかけに対する反応がイマイチだったのですが、今回の参加者は4年生以上だったので、即座に「正三角形」「正方形」という答えが返ってきた。
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▼ひもの結び方/本結びの手順
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ビーズをテグスで編みストラップをつけるので、テグスをしっかり結んでおかないとストラップを引っ張ったとき結び目が解けてしまわないように、解けにくい結び方「本結び」にした方が良い。ハチラボ(2023)でやったときは「本結びの練習」をしていて、今回もそれをやるつもりでいたのだが、前日に「明日 持って行く物」の確認をしていたら…「本結び練習台」が(参加予定18人なのに)14人分しかない💧(もっと早くに確認しておかなくちゃ!と反省しつつ)まぁ、スライドでの説明だけでいいか😅
当日の参加者に「本結びって知ってる人?」と聞いたら数人は手を挙げた。なら、なんとかなるかな?と思ったのだが… ひもを結べない子がいた! 参加者は小学4年生以上だけど(科学工作イベントやってて思うんですが)ひもが結べない子どもって多いよね~💧
ひもの結び方の練習👈これはやるべきだ!と再認識した。

▼おまけ
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ビーズ正多面体(ビーズボール)作りは、「解った!」子と、そうでない子で、作る時間に30分ぐらいの差が出る。2時間という時間は全員が作り終えるのに必要な時間なのだが、解ってしまった子は30分ぐらい手持ち無沙汰になる。これに対処するために「おまけ」を用意している。でも、他の子がビーズボール作りに集中しているときに、おまけの「ストロー正多面体」の作り方を説明するわけにはいかないので、作り方の手順書を用意した。
241116strawspolyhedra241116strawspolyhedra2

ビーズ正多面体の材料は、テグスを所定の長さに切って、ビーズを6個、12個、30個と数えてチャック袋に入れるのですが、
ストロー正多面体の材料は、ゴムひもを所定の長さに切って、ストローを6本、12本…と切るのは大変過ぎるので💧 切ってないストローを入れて、ストローは切ってもらうことにしました。
241116strawspolyhedra3

ん~ 手順書ベースの進行にしたら、2時間の中でビーズ正多面体(ビーズボール 6個、12個、30個)だけでなく、ストロー正多面体(正4面体、正8面体、正20面体)も作り終わる子いるんじゃないかな? そしたら、その子は正多面体に興味をもち→数学が好きになり→対称性の美にハマり→宇宙の謎に迫ってくれるかな?😊
こんなふうに👇
King of Infinity Space Donald Coxeter, the Man Who Saved Geometry


ワークショップのアンケート結果を記しておきます。
学年
・4年生:9
・5年生:5
・6年生:1
・中学2年生:2

講座の長さ
・ちょうどよい:10
・みじかい:5
・ながい:2

▼講座の内容
・おもしろかった:15
・ふつう:2
・つまらなかった:0

一番勉強になった事もしくは発見した事太字は「お~そこ大事だよね😊ポイント)
・せいためんたいについてくわしくしることができた
・正多面体のこと
・正多面体をしれた。
ビーズの通す場所や、1つのくぼみに3(4,5)つのテグス(糸)が通っているかを変えるだけで、自由に形を変えることができるということがわかりました。材料がそろえば、また家で作ってみたいとおもいました!とても楽しかったです!
・むすび方を学べた
・30個のビーズボールがむずかしかったけど、できたことがいんしょうにのこっている
・ビーズでつくること(正多面体)は5しゅるいだけでも 360こつかってつくれるならつくいだ
・正多面体を作るのはむすかしかったけど、楽しかったです。
きまりをおぼえれば、紙がなくてもできる。そんなにふくざつなきまりがないこと。
同じ動作のくりかえしでもふくざつなものを作れることを おどろきました。
・正多面体で色々なグッズをつくれるのを はじめてしった。
・ビーズのあみ方と算数の多面体の応用が分ったので良いべんきょうになったと思います。
・つくりかたが分った。同じ手順で色々な作品ができるのがすごいと思った。
・正多角形が
・正多面体のしくみについて、理解できた。
どんな多面体でも同じ動作を繰り返すだけでできてしまうことが面白かったです。小さなビーズでも、大きなビーズでも コツを覚えてしまえば作ることができるので、家でも作ってみたいと思います。また最後に見た360個のビーズで作るかごが印象的でした。とても楽しかったです。
基本の作り方をアレンジするだけでたくさんの形を作れること。360個ビーズもいつか作りたい。

今後参加したいワークショップ
・今日のづづき:7

※2時間の長いワークショップだけど「ながい」は2人だけで、「みじかい」が5人もいる。これは、30個を完成できなかった子かな? やっぱ完成したときの達成感って大事だよね~(全員が完成に至る進行…次にやる機会があったら、できると思う!)
※感想を読むと、私の伝えたかったことが かなり伝わってる😊


※関連記事
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2023/10/14 丸ビーズとテグスで作る正多面体ストラップ@渋谷区こども科学センター・ハチラボ
2024/06/29 鏡の中のサッカーボールとビー玉万華鏡を作ろう!@世田谷区立教育総合センター

2024年10月13日 (日)

武蔵府中熊野神社古墳まつりで…まりこふんさんの歌に思わずうるうる

武蔵府中熊野神社古墳で、2024/10/13(日)第15回 古墳まつりが開催されました!

2021/07/20 マツコの知らない世界『古墳の世界』で古墳にコーフンし、地元 府中の武蔵府中熊野神社古墳を見に行き、それをブログに書いていて「熊野神社古墳まつり」なんていう楽しそうなイベントがあったんだ~!と知るも、コロナ禍でそれに行く意欲も下火💧 しかし、今年(2024年)市制施行70周年記念『アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界』展を府中市美術館に見に行ったときに『古墳まつり』のチラシを見つけて、
お~!コレ!コレ!『古墳まつり』に行って、まりこふんさんのステージで古墳にコーフンしてこなきゃ‼ と行ってきました~😃

そしてついに、まりこふんさんのお姿を…
241013a1marikofun
手に持っているのは青銅鏡三角縁神獣鏡?デザインのタンバリンです。そして、青銅鏡の裏面を模しているだけでなく、表面はしっかり鏡面でした。この青銅鏡タンバリンの鏡面がこっちを向いて太陽の光を反射し、一瞬キラッと私の目にその光が届いたのです✨

まりこふんさんの衣装の前垂れの…
241013a2marikofun
前方後円墳のアクセントが素敵です😊

まりこふんさんのステージ:古墳deコーフン とても楽しめました😃
そして、にわか古墳ファンの私が「あ、ここメモっとかなくちゃ!」とメモしたキーワード…
生目古墳
・古墳デザイナーの歌?
考古検定
観音塚古墳
赤門塚古墳
箸墓古墳卑弥呼の墓かも)
・It's my soul 「It's 埋葬る
・埴輪のブルース
・熊野神社古墳の歌
👆これらを次回の『古墳まつり』までに、より深く調べ、にわか古墳ファンを脱しなければ!😅
特に、ステージの中で、大王/大君(おおきみ)様がお示しになった👇この本
241013a3koukokentei
考古検定過去問題集』を購入し、考古検定 初級クラスぐらいは合格しておきたいものです! 自宅で受験可能なインターネット検定なので「カンニングし放題」(まりこふん談)だそうですが、ちゃんと学習して合格したいな😊

今回、まりこふんさんの歌を聴いていて、思わずうるうる🥹してしまったのが、古墳デザイナーの歌?
いや、ここで(古墳まつり)で涙ポロリしてしまうとは思ってもいなかったので、意表をつかれたな~
何という題の曲か?帰って検索したら…
It's 埋葬る(まりこふん3rdアルバム)|古墳にコーフン協会 に収録されている
古墳デザイナーへの想いを描いた「古墳コレクション」ですね。
これは、もう一度聴きたい曲だから、Amazonでポチったよ😊

では最後に『熊野神社古墳の歌』で盛り上がろう😃

今城塚古墳(古墳フェス はにコット)での映像ですが💧
私も熊野神社古墳まつりで「前、左、ななめ右」やってきました🤣
で、古墳まつりで「古墳にコーフン」したあとは、府中駅前の居酒屋で「古墳に乾杯🍻」してきました😊


ところで、一度 ♪熊野神社古墳♪ をやってしまうと、そのあと ♪熊野神社古墳♪ の脳内リフレインが止まらなくなり困った💧
しかも(ちかごろ記憶力の衰えを感じる私は)♪熊野神社古墳 神社の裏で♪熊野神社古墳 …までしか出てこない😅
ん~どうせ脳内リフレインが止まらないなら、一曲最後まで覚えて脳内リフレインしたいじゃないか‼
ということで、
『熊野神社古墳の歌』の歌詞を書き出してみた♪

熊野神社古墳 神社の裏で
熊野神社古墳 街の平和守ってる
熊野神社古墳 輝き放ち
熊野神社古墳 今日も待機してる
平和を乱す悪い奴
ドームの中のロボットが
いざとなったら出動してやっつける
上円下方墳

熊野神社古墳 珍しい形
熊野神社古墳 日本で6基しかない
熊野神社古墳 鞘尻金具も出た
熊野神社古墳 実は上が平ら
古代の技術なめるなよ
石室の石なめらかさ
いざとなったら くまじい、おくまも出動だ
上円下方墳

パカッと天井開き
ロボット出動する
そんなことが起こらぬよう府中を守れ
熊野神社古墳 神社の裏で
熊野神社古墳 街の平和守ってる
熊野神社古墳 輝き放ち
熊野神社古墳 今日も待機してる
明日も待機してる
上円下方墳

ん~歌詞を書き出してみると「ドームの中のロボット」のイメージ湧いてきますよね!
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👆私の「熊野神社古墳ロボ」のイメージ😅



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2024/10/09 武蔵府中熊野神社古墳ライトアップを見に行ってきた~241009b20kkofun

2024年10月 9日 (水)

武蔵府中熊野神社古墳ライトアップを見に行ってきた~

武蔵府中熊野神社古墳で、2024/10/13(日)第15回 古墳まつりが開催されます! そして、1週間前の10/6(日)からは古墳ライトアップ(17:30~21:00)されています💡
その古墳ライトアップを見に行ってきましたので🌈虹色に変わる古墳ライトアップの画像を並べておきます😊

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古墳ライトアップを見た私の感想…
ん~ 古墳がピンクとか赤、緑、紫ってのは、ちょっといだだけないな~💧
バックの木(神社境内の木)もライトアップの光を受けて…緑色の古墳に紫色の木って…異様だよね🎃
あ、でもほとんどの古墳は今では草木に覆われて緑あふれる状態なんだっけ😅

やっぱ、武蔵府中熊野神社古墳は昼間に見た方がいいよ。と思ったんですが、
唯一、夜のライトアップだから良かったこと👇
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👆電柱が目立たず、電線が見えない😊
👇昼間見ると、電柱と電線が邪魔です💧
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2024年9月26日 (木)

ミュシャ展@府中市美術館『アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界』に行ってきた~

市制施行70周年記念『アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界
まぁ、いわゆる「ミュシャ展」に、府中市美術館に行ってきました~

エントランスを入ると…
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ドンペリで有名なモエ・エ・シャンドン社の商品ポスターの女性がお出迎え😊
ちなみに、このスクリーンの向こう側はお土産(ミュシャ・グッズ)コーナーです🎁

ミュシャ展開催中の府中市美術館のガラス面には…
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四芸術の「ダンス」と「絵画

ちなみに、府中市美術館の入口横のエゴノキには、実がいっぱい😃
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ミュシャ展の中は撮影できないので、外側撮ってます😅

府中市美術館のミュシャ展は市制施行70周年記念で、力が入っているようで
展示の解説を丁寧に読んで観て回ると、なかなか面白かった😊
なので公式図録も買ってきた。
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※関連?記事
2024/10/13 武蔵府中熊野神社古墳まつりで…まりこふんさんの歌に思わずうるうる
2020/02/01 『最後の秘境 東京藝大』の卒展に行ったら、足が棒になるほど面白かった~ 👈ここから美術展巡りにハマる😅

2024年9月22日 (日)

青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井『アンモナイト化石のレプリカ作り』

青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井が2024/09/22(日)東京学芸大学で開催され、
正多面体クラブはこれに『アンモナイト化石のレプリカ作り』で出展してきました。
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『アンモナイト化石のレプリカ作り』で皆さんに知ってもらいたいことは…
地球・生命の歴史と5回の大量絶滅(6回目進行中)
なので、それを前面の黒板に掲示しておいたのですが…
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…小さかったね。A4の紙1枚に2文字(390p)ぐらいの大きな文字でないと目立たないな💧

今回の出展で一番苦労したのが、スタッフ(アシスタント)の確保。
午前(2時間)午後(2時間)で、200人に対応する予定で、この人数に対応するには… 受付、鍋奉行、型押し指導(2)、アンモナイトの語り部、現場監督…の6人が必要。私の少ない伝手を頼り、伝手の伝手に打診してもらい、やっと5人確保していたのですが、直前になって(お子さんが熱を出して)2人が来られなくなった😱 え~‼ どうしよう💦 また伝手の伝手を頼って(お彼岸に予定の空いていた)1人を確保。
それと、スタッフが集りそうにない時点で高校生ボランティア2人の希望を出していて、前日説明会で高校生ボランティア2人が来てくれることを確認。ホッとした😊
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👆型押し指導をしている高校生ボランティア

時間毎に入れ替えの教室形式ではなく、来場者を随時受け付ける流し込みのイベントでは昼休みシフトを組むのが大変なんですが、青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井は昼休みはキッチリ休むイベントなので、とっても助かります。
で、ゆっくり🍱お弁当食べて戻ったら…
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👆午後の開場を待つ人達が行列してた~‼
え、アンモナイト化石のレプリカ作り そんなに人気なの?
午前中は105人に対応(2時間で100人の想定通り)でした。午後はスタッフの練度も上がり、意外と時間かかっているバリ取り(鯛焼きのように上下(生物的には左右)を合わせる型なので、隙間から羽根が出ることがある。これを切り取る作業)を省略したら、ちょっとペースアップした。材料「おゆまる」は200人分+スタッフ・ボランティアの練習用+予備で 250人分用意していたのが、ちょうど時間内に全部はけました~🎉
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スタッフの皆さん、そして高校生ボランティアの皆さん、ほんとうにありがとうございました😃

ところで、青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井の高校生ボランティアの取り組み、とってもイイね😊
東京都立多摩科学技術高等学校の生徒 200名あまりがボランティアとして参加してくれました。
高校生ボランティアは1日中 割り当てのブースで活動するのではなく、午前か午後のどちらかでボランティア活動し、残り半分は各ブースを見学して回ります。👈ここがイイ! 何がイイかというと… 近年の科学イベントは参加者が低年齢化していて、低学年の小学生や未就学児が多い。私がやってるアイテムは小学3-4年生以上向けなので、この小さい子たちに 地球・生命の歴史と5回の大量絶滅(6回目進行中)のお話がとこまで伝わるかな~?と思うんですよ(そういうときは、親に向かってもお話してますが)。
そういう状況の中、高校生が参加者として 地球・生命の歴史と5回の大量絶滅(6回目進行中)のお話を聞いてくれたんです。このお話は、まさに君たち(高校生)に伝えたかったんだよ~😂

青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井 来年も出展しよう! そして、高校生ボランティアをお願いするゾ!✌



※青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井への出展記録
2008 鏡の中のサッカーボール
2009 ビーズ正多面体ストラップ
2010 PPバンドのセパタクローボール
2011 MOVE FORM
2012 正20面体サイコロ(ペーパークラフト)
2013 たまたま出展側に入っていなかったので、念願の観客側😅
2014 ストローとゴムひもで作る正多面体

※今回の準備作業
青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井に『アンモナイト化石のレプリカ作り』で出展します

※『アンモナイト化石のレプリカ作り』での出展記録
2020/12/05 大和市 冬のおもしろ科学館『アンモナイトの化石のレプリカ作り』のスライド
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2023/12/16 新宿未来創造財団 子どもフェスタ2023で『アンモナイト化石レプリカつくり』 👈このときは6時間で280人に対応だったので、今度の方がペースアップしてる。

2024年9月16日 (月)

青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井に『アンモナイト化石のレプリカ作り』で出展します

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青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井が2024/09/22(日)東京学芸大学にて開催されます。
正多面体クラブはこれに『アンモナイト化石のレプリカ作り』で出展します。

正多面体 の面白さを伝えるのが正多面体クラブのミッションなんですが
最近、生物多様性6回目の大量絶滅のことを伝えないと、地球がヤバいよね‼ そのうち「正多面体は面白い~😃」とか言ってる余裕が無くなるかも😱…という危機感があるので、久々の青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井への出展では、正多面体ネタではなく『アンモナイト化石のレプリカ作り』で出展することにしました。

で、『アンモナイト化石のレプリカ作り』を通して伝えたいことは…
地球・生命の歴史と5回の大量絶滅(6回目進行中) 👈このお話をアンモナイト化石のレプリカを作った子に(おゆまるが冷めるまでの間に)するのですが、普段聞きなれない言葉がたくさん出てくるお話の内容なんて覚えておくのは難しいので👇この資料もいっしょに渡します。
240916ammonite 👈クリックするとPDFが開きます。
この資料は、新宿未来創造財団 子どもフェスタ2023『アンモナイト化石レプリカつくり』で作成したものをベースに、その後チョッとした間違いに気付いたとこを修正しています😅
それと、「頭足類の進化の系統樹」に「ベレムナイト」を加え、「頭足類の御先祖様」のところに「プレクトロノセラス」を加えました。
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同じテーマの出展でも、出展するたびに少しずつ手直しして進歩してます😊


※2024/09/17 今回の出展で使うアンモナイト化石のレプリカの型を9セット作りました。
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型取り材はブルーミックスⅡ400g×2を使って、1セット作るのに100g使用するので、8セットなんですが、前回までの残りを加えてもう1セットできた😊
型取りの手順は…

① ブルーミックスのA剤とB剤を25gずつクッキングスケールで計って取り分けておく。この2剤をコネコネして、プラカップに入れ、そこに原型となるアンモナイトの化石を半分押し込んで、ブルーミックスを平らにならし、型合わせ用の凹みを2箇所作る。👈これをブルーミックスが硬化開始する1分45秒以内に済ませる💦 ブルーミックスが完全硬化するまで待つ(約30分)
👆これが下半分の型になる。

② 上半分の型を取るとき、上下の型がくっついてしまわないように離型剤を塗る。離型剤には型取り専用のシリコンとかあるようですが、上下の型の間に何らかの被膜があればいいんだよね? ということで、私は離型剤として「オロナイン軟膏」を塗ってます😅

③ ブルーミックスのA剤とB剤を25gずつクッキングスケールで計って取り分けておく。この2剤をコネコネして、下半分の型が硬化しアンモナイト化石の上半分が出ている上に被せる。中心から外側にブルーミックスを上から押し固め、上下の型の間に空気が残らないようにする(のが難しい💧)👈これもブルーミックスが硬化開始する1分45秒以内に済ませる💦 ブルーミックスが完全硬化するまで待つ(約30分)

④ プラカップを逆さにして、硬化した型を押し出し、上下の型を開いて、中から化石(原型)を取り出す。
型についている離型剤(オロナイン軟膏)を拭き取る。

…これで1セットの型ができるのですが、作業時間のほどんどが硬化待ち時間💧 化石(原型)は1つしかないので、8セット作るには8時間ほどかかってしまう計算になる。でも、律儀に取説の「型取り終了時間…約30分」も待つ必要はない。だいたい固まったな?と判断したら、次のステップに進める。1セット約30分ほどでできたので、9セット作って4時間半の作業でした。(お疲れさま~🍺)
この作業をしているとき、室温は32℃だった。冷房をかけたい温度だが、気温が高いと化学反応が早く進むので、A剤+B剤の硬化時間が短くなる。これまで型取り作業したときと比べると、今回は明らかに硬化時間が短かった😊


アンモナイト化石のレプリカは「おゆまる」で作ります。


※2024/09/18「おゆまる」を半分に切って、3ピース/人×200人分=600ピース用意しました。
このアンモナイト化石のレプリカは、半分に切った「おゆまる」を3色コネコネして、型に押し込んで作ります。
そのため、事前に「おゆまる」を半分に切っておく。今回は200人に対応する予定なので、
3ピース/人×200人分=600ピース必要。
「おゆまる」1パックには10色20ピース入っているので、これを半分に切ると40ピース
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600ピース÷40ピース/パック=15パック購入し(ヨドバシカメラだと送料無料で翌日届く)
「おゆまる」をハサミでチョキ、チョキ、チョキ・・・300回 👈これを正確に真ん中で切るのは、なかなか難しい💧
正確に半分に切れている「おゆまる」を定規代わりにして、1つ切ったら左右同じ長さになっているかチェックし… たまに1mmぐらいのズレが出るので、次に切るときはそのズレを補正するようにハサミの当て方を微調整・・・という作業を300回繰り返して
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終わった~! 約2時間の作業でした。
※準備作業のやり方や作業時間を記録しているのは、次にまたこの準備作業をするときの自分のためです😅


※2024/09/19 アンモナイト化石のレプリカ作りを通して伝えたいこと…[PDF]を200枚 B5の紙に印刷し、四つ折りにする。
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夜🍺を飲んで寝る前に、ちょっとでもこの作業を進めておくか~ と折り始めたら… 100枚折るのに1時間半もかかった💧 これは効率悪すぎるので、翌朝起きてから残り100枚を折る集中したら45分で終わった。教訓:このような単純作業は頭がスッキリしているときに、その作業に集中してやった方が断然効率が良い。

四つ折りにした紙をB7のチャック袋に入れる。この作業は2人がかりでやったら、30分で終わった。
当日は、レプリカを作ったら、必ずお話を聞いてもらい、お話を聞いたら資料入りのチャック袋を渡し、これにレプリカを入れて帰ってもらう。

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※出展してきました~
2024/09/22 青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井『アンモナイト化石のレプリカ作り』240922b6koganei



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