2015年6月21日 (日)

NOP命令でこれだけ掘り下げられるとは…スゴい!

今の職場で仕事中に「昔は機械語で…」というような話題になり、その中で「6502のNOP命令は0xEAだった」などという、どうでよいい記憶を掘り返してくるT.S.さんがおり←おいおい、よくそんなこと覚えてるな~!←っていうか、そんな話題で盛り上がるなんて、私も含めてどんだけオジサンだよ~(^o^;
ところで、6502のNOP命令って0x00じゃないんだ~ 6502の命令セットってちょっと変態的な趣があったからな~ なぞと思いつつ… x86の命令セットもごった煮的だから、変なコードが割り当てられてるんだろうな~と「NOP命令」でググってる私(^^;
NOP - ウィキペディア…『x86の場合 XCHG AX, AX である。』←やっぱりNOPが0x00じゃない。でもこれはWikipediaにも書いてあるように…『規則的に命令を決めた結果、何の意味も持たない命令(同一レジスタでの移動、次の番地へのジャンプ)が出来たのでそれをNOPとする』ケースですね。
ところで、「NOP命令」でググってWikipediaの次に出てきたこちらのページ…
NOP命令と都市伝説 - DIODE MATRIX
スゴい!NOP命令でこれだけ掘り下げられるとは!
このページの最後を読んで… あ、インテルの4004と8080のNOP命令は0x00なんだ~。意外と素直じゃん(^o^)
一方、モトローラ6800のNOP命令は0x01なんだ~!そうだったっけ~

NOP 命令の誕生 - 魔法使いの森
ふ~ん。NOP命令一つをここまで調べるとは・・・ スゴいね~

ところで、NOP は no operation を意味する命令ですが、「何もしない命令」かというと、そうではありません。
プログラムカウンタを1つ進めます。
命令の実行前と実行後で(レジスタセットも含めて)状態の変わらない命令は、自身のアドレスにジャンプする命令でしょうか。しかし、これをやるとほんとに何もしなくなっちゃうので、普通はやりません(^^;

久々にモトローラ6800にふれたので、過去の遺物を発掘…
m6800 systems referencea and data sheets の表紙
M6800a
↑クリックすると文字が読めるくらいの画像が見られます。
May 1975
40年も前だ~

※関連?記事
I/O創刊号
ASCII 創刊号
スネークゲーム(SNAKE GAME)
スタートレックⅣ“Hello Computer”… Macintosh Plus は音声認識できなかった
FullTr-11 トランジスタでコンピュータを作るキット←これはスゴい!

2015年3月24日 (火)

『エミー ネーター 生誕133周年』Doodleの波及効果

昨日『エミー ネーター 生誕133周年』Doodle効果で、このブログの1日のアクセスが12,955PVにもなった~!こんなことはブログ開設(1012年3月)以来初で、またこんなことは起こらないだろうから、昨日のアクセスを記録にとどめておきましょう(^^)

▽昨日のPV(Page View)と UU(Unique User)
Emmynoether20150323pv←あれ?グラフの目盛りが 5,000 1万 2万って??
PV:12,955
UU:8,800
PV / UU ≒ 1.5 ←お、意外といい値! こういう一過性のアクセスの場合、PV/UU≒1.0 になるんだろうな~と思ってたの。ちらっと見て、はいさようなら。っていうパターンね(^^;
でも、みなさん「ネーターの定理」ってすごいな~以外の記事もついでに読んでいってくれたのね。(正多面体クラブの普段のPV/UUは約2です。)
以下、この日のトップ11 の記事と【PV】平均ページ滞在時間です。

  1. 「ネーターの定理」ってすごいな~【9,293】1分50秒
  2. 【世界一簡単な構造の電車】 これは面白い!...動く原理は『右ねじの法則』【186】2分17秒
  3. シルヴィアの量子力学【171】1分59秒
  4. サイコパス(PSYCHO-PASS)…正20面体【157】45秒
  5. 「空が青いのはレイリー散乱だ」…アルドノア・ゼロ【122】2分23秒
  6. それで9次元だったのか~!『大栗先生の超弦理論入門』BLUE BACKS【111】4分
  7. ロザリンド・フランクリン⇒生物と無生物のあいだ:福岡伸一【107】1分19秒
  8. スネークキューブ(立方体の木のパズル)【103】1分49秒
  9. C240フラーレン分子模型【95】1分19秒
  10. 熱帯ではアリのバイオマスは脊椎動物全部を合わせたよりも大きい…日経サイエンス2015/04【91】1分15秒   
  11. 人工知能が人類を超える日…Newton 2015/04【88】2分51秒

昨日『エミー ネーター 生誕133周年』Doodleから正多面体クラブを訪れた人は、トップ1の記事:「ネーターの定理」ってすごいな~を読んでくれたのですが、そのPV:9,293 ←この数字がスゴいだけじゃなく、平均ページ滞在時間が 1分50秒というのもスゴい! みなさん私の書いた記事を読んでくれたんですね。ありがとうございます。
1分50秒×9,293PV≒284時間 w(*゚o゚*)w

そして、トップ 3, 6, 7, 9 の
シルヴィアの量子力学
それで9次元だったのか~!『大栗先生の超弦理論入門』BLUE BACKS
ロザリンド・フランクリン⇒生物と無生物のあいだ:福岡伸一
C240フラーレン分子模型
これらの記事はトップ1の記事の最後でリンクしている記事です。ここからも多くの人が「ネーターの定理」ってすごいな~を最後まで読んで、そこからリンクされている記事にも興味を示してくれたのだと思います。これらの記事の平均滞在時間も1分を超えています。

また、トップ 2, 4, 5, 10, 11 の
【世界一簡単な構造の電車】 これは面白い!...動く原理は『右ねじの法則』
サイコパス(PSYCHO-PASS)…正20面体
「空が青いのはレイリー散乱だ」…アルドノア・ゼロ
熱帯ではアリのバイオマスは脊椎動物全部を合わせたよりも大きい…日経サイエンス2015/04
人工知能が人類を超える日…Newton 2015/04
これらは最近の記事ですから、「ネーターの定理」ってすごいな~から訪れた人たちが「正多面体クラブって他にどんなこと書いてるの?」と他の記事も読んでくれたようです。これらの記事の平均滞在時間も(たいしたこと書いてないサイコパスを除いて)1分超えてます。

トップ11中、スネークキューブ(立方体の木のパズル) この記事だけがDoodle効果と関係のないアクセスです。この記事、なぜかほぼ毎日コンスタントにPVがあるんですよ。なぜでしょう?

ブログ「正多面体クラブ」の通常のPVは一日数百です。たま~に千を超えるぐらい。Doodle効果の翌日はいつもの数百に戻ってました(^^; それでも昨日の余韻でしょうか、今日のPV:850で普段よりは百ぐらい多い(^^)

2015年3月23日 (月)

『エミー ネーター 生誕133周年』Doodle効果

今日のDoodleは『エミー ネーター 生誕133周年』でした。
Emmy Noether 20150323
お~!!これでネーターさんのことを知り「ネーターの定理」を知る人が増えるね。
ついでに、この記事のアクセスも増えるかな(^o^?
「ネーターの定理」ってすごいな~:正多面体クラブ
Doodle画像をクリックして「エミー ネーター」の検索結果の何番目に出てくるかな?
→3ページ目のトップ=21番目でした。(朝6時)
そして、昼休みに見てみたら~
お!トップページに出てきたよ~(^o^)v これはかなりアクセスアップが期待できます。
そして(仕事が一段落したので定時退勤)19時帰宅
ココログのアクセス解析を見ると…今日のアクセス 11,100 w(*゚o゚*)w
1日で1万アクセス超はもちろん初! Doodle効果恐るべし!

▽正多面体クラブ 本日のアクセス数 2015/03/23 23:59
Emmynoether20150323access

このグラフを見て面白いのは~

  • アクセス数のピークが午前0時だってこと。午前0時台に2,000アクセスもありすよ!なんで?
    午前0時に「今日のDoodleは何だ?」ってチェックしている人多数ってことでしょうか?
    Doodleネタの記事でこれだけのアクセスが期待できるなら、Doodleウォッチャー/ブロガーが狙っているのかな?
  • 午前2時~7時頃までは就寝時間のようです。
  • 8時~9時 お仕事始めて、アクセスが増え…
  • 10時~12時まではちゃんとお仕事しているようで(^^;
  • 12時お昼休みにアクセスが増え、午後はだらだたと…
  • いつものアクセス解析グラフの目盛りは上が100なんですが、今日は3,000!だから昨日/先週のアクセスグラフは地べたを這っています。
  • スマホでDoodleを目にする人は少ないでしょうから、PCからのアクセスが76%です。

え~私も「今日のDoodleは何かな?」と見るのが好きでして、だから私もDoodleウォッチャーかな。で、以前は「Doodle」と言わず「今日のGoogleホリデーロゴは」という表現が多かったです。Doodleはホリデーに表示されることが多いですが、今日の「エミー ネーター 生誕133周年」のようにホリデーとは限りません。ですから、Doodleを「Googleホリデーロゴ」と言うのはおかしいよ~と思っていました。最近は「Googleホリデーロゴ」という表現は減り、Doodleが定着してきましたね。
さて、「Doodleって何?」という人のために…⇒Google Doodle - ウィキペディア
Doodleには社会に貢献した女性がよく登場します。これは「Googleが女性の権利擁護を強く訴えている」かららしいです。
「Doodle 女性権利」で検索
※Googleは検索技術をベースに世の中を変えよう/貢献しようという企業姿勢が見え、(MicrosoftやAppleよりは)私は好きです。
Google が掲げる 10 の事実 – 会社情報 – Google

※Doodleウォッチの記事
2014/07/18 今日のDoodleネルソン・マンデラ…「教育」…森薫「エマ」ケリー先生
2013/07/25 今日のDoodleは「ロザリンド フランクリン 生誕93周年」
2013/04/15 今日のDoodleは「レオンハルト オイラー 生誕306周年」
2013/02/19 今日のDoodleは「ニコラウス・コペルニクス 生誕 540 周年」
2013/02/16 Googleロゴが小惑星 2012 DA14 をよけた~
2013/02/14 今日のDoodleはバレンタインデー観覧車でカップリング
2012/10/16 今日のDoodleは田中久重 生誕213周年…からくり人形
2012/10/15 今日のDoodle(ホリデーロゴ)は夢の国のリトル・ニモ … 長い~
2012/09/08 スタートレック 46周年 Doodle
2012/06/23 アランチューリング誕生100周年Doodleパズルを解く

2015年1月11日 (日)

クラウドは脳を目指す

ITmediaエンタープライズの記事『みなさん、その情報が「100年後どうなるか」を考えたことはありますか?』を読んでいて、
やっぱり、クラウドは脳に似てくるよね~ と思った。

私、以前『Google脳…グーグル効果 ネットが変える脳…日経サイエンス2014/3』で…

「脳」と「クラウド」って似てるよね~
Brainm Cloudcomputingm
ほら、このモワモワ~な形が(^^;

とか書いてますが、こっちの「似てる」じゃなくて、
ITmediaの記事にあった小見出しより…
『消費電力問題が「データセンターを破たん」させる?』
『消費電力の削減の手本は人間の“脳”』
↑この辺を読んでいて「やっぱり、クラウドは脳に似てくるよね~」と思ったんですが、
「やっぱり」と思ったのは↓こんなこと書いてたからです。
脳 vs. コンピュータ 消費エネルギー効率で脳が圧勝

あ、それとITmediaの記事ではクラウド上のデータの保存期間について『…そう考えると、保管年数=約100年が導かれます』とあります。クラウド上には日々膨大なデータが蓄積されており、それらのデータを「永遠に」保存しておこうとするとデータセンターが破綻しちゃうから、どこかで「忘れる」必要がある。
で、この「忘れる」ことについても脳がお手本になると思うのです。
特集:眠りと夢の脳科学 眠りが刈り込む余計な記憶|日経サイエンス 2013/11

2014年7月 6日 (日)

FullTr-11 トランジスタでコンピュータを作るキット←これはスゴい!

Facebookでこちらのページを知りました…
FullTr-11
トランジスタでコンピュータを作るキット---CPUもメモリもトランジスタで製作
総部品点数:6926個

↑これはスゴい~!w(*゚o゚*)w
マイコン少年/青年だったあなた(例えば私)が見ると、このページはかなり楽しめます(^o^)

以下、私の感想/コメント…
『CPU:11 bit (アドレス幅, データ幅, レジスタサイズ, ALUサイズ の全てが11bit)』←なんで11ビットなんだ~!?
作者ブログに『なぜ11ビットなのか』がありました。→なるほど『世界初の11ビットコンピュータ』か!(^o^)

『FullTr-11...。
こうやって眺めてみると、伝説のコンピュータPDP-11みたいです。』←お~確かに!PDP-11名機だったよね~※1

『命令は5bitで、この後に11bitのオペランドがついて、合計の命令長は16bitになります。』←この絶妙なビット割り当て(^^;

『ROMは1024個のスイッチで構成されており、64命令を格納できます。』←お~!右側の基板は8bitスイッチ×8×16=1024個のスイッチなのか~!プログラム入力するにはピンセットか爪楊枝を使うんだな(^o^; ENIACのプログラマ気分になれますね。

『RAMは11bitが4個の44bitの容量です。』←少なッ(^^;

条件分岐命令が『JNC im 直前の演算結果でキャリーが発生しなければ、即値のアドレスにジャンプ』の1つしかないけど(→FullTr-11 命令セット)…あとは間接アドレッシングモードを駆使するのか~ これでプログラミングするのはかなり高度なパズルを解くようなものですね。ある意味楽しい(^o^)

説明動画を見てみると~

『林立するトランジスタ』←圧巻です!
『サイズ比較』でiPhoneと比較してるのは普通だが、『↑ヒト 身長:170cm』と比較してるのは笑った(^o^)
『円周率を計算してみます』…LEDがピカピカ…お~7segに「3.14」って表示されてますよ~!拍手~!!

※関連?記事
I/O創刊号
ASCII 創刊号
スネークゲーム(SNAKE GAME)
スタートレックⅣ“Hello Computer”… Macintosh Plus は音声認識できなかった

※そういえば、こういうのを作っちゃった人もいましたね~
技術少年出版
1975年に発売された伝説のマイコン「Altair8800」、「IMSAI8080」が復活!
8bitマイクロコンピュータキット Legacy8080


※1PDP-11名機だったよね~』って、実際に使ったことはないのですが(^^; 私、CPUの命令セットを「鑑賞」するのが好きでして、PDP-11の命令セットは美しかった~(^_^)
MC68000命令セットも美しいよね~
どちらの命令セットも直交性があって、アセンブラでプログラミングすると直交性のある命令セットが良いのですよ~
だから、x86アーキテクチャとかARMアーキテクチャとかは肌に合わんな(^^;
とは言っても、今じゃアセンブラでプログラミングすることなんてないから、コンパイラ/インタープリターにお任せで、命令セットアーキテクチャを意識することは減りましたけどね。


※余談ついでに…
引き出しの中に今でも↓こういうものがある。
DRAPAS E403
デジタル回路の論理設計定規(テンプレート)です。
学生時代(○十年前)から使ってる。って、卒業してからはソフトウェア屋さんですから、デジタル回路の論理設計なんてしてませんけど、A4の紙に図を書くときに12cmというコンパクトな大きさと、○△□が何かと役に立ったので、今でも手元にある一品です。でもPCで図を描くようになってからは、この定規(テンプレート)を使うこともなくなりましたけどね。
あ~学生時代の論理設計の実習が楽しかったので、この論理設計定規(テンプレート)が残ってるんだな。だって、あの頃は簡単なCPUの論理回路を作るぐらいの知識はあったし、ディスクリートICで作れるかも?なんて考えてた。でも(MC6800とかIntel8080とかのマイコンが出てきたし)、論理回路図を描くのと、実際にICをハンダ付けして動かすまでにするのは別次元の話で… それをICじゃなくてトランジスタで作ってしまった FullTr-11 は、そりゃスゴい!のですよ。



2012年12月23日 (日)

スネークゲーム(SNAKE GAME)

I/O創刊号ASCII創刊号 を発掘してきて写真を載せたので、ついでにもう一つ、マイコン黎明期の歴史的資料として
↓MMA臨時創刊号 1978年11月29日
MMA 1978.11.29
表紙の少女は弓月光のパクリ(^^; 当時MMA内ではマーガレットの『ボクの初体験』が大うけで、初代自作マイコンの名前が「マーガレット」 二号機は(表紙─INDEX─の上から3つ目)「別冊マーガレット」という名前をつけてました。(いわゆるオタクのノリってやつですか(^^;)

これは電通大の大学祭:調布祭のときに作ったものだったかな~(記憶が薄れかけている…(^^;)
薄れかけた記憶をfacebookで友人に確認したら、1年ほどずれていたので、最初の記載を訂正してます。
この前年1977年の調布祭のメインテーマは「マイコンピュータ事始め」。このときMMAはまだ同好会で、でも時流に乗って調布祭のメインテーマとしてマイコンを担当することになったのでした。展示はキャンパス中央にある図書館ロビーで行ったし、B棟の講堂でマイコンゲーム“Star Trek” も実演したし~。この実績により、同好会から部に昇格したのでした(^o^)v
MMA臨時創刊号 1978年は、その翌年の調布祭のときに活動内容をまとめたものだと思います。たぶん(^^;

で、当時のことをWeb上に記録に留めるために…
P17の“SNAKE マイコンはオモチャだ!!
Snake Game
わら半紙の冊子なので、34年も経ってかなり黄ばんでいます。このスキャン画像データだけでは検索に引っかからないので、デジタル化しておきます↓(私が読んでタイプしているんですけど(^^;)


SNAKE マイコンはオモチャだ!!
あなたは、計算機とは計算をする機械だなどと思っているんじゃないですか。でも計算機というのは、計算をする機械じゃないのです。その証拠に、僕(関野)は本学の計算機科学科の4年生でありながら、今までに計算する為のプログラムは、2つしか作ったことがありません。特に現在出まわっているマイコン(8bit)は計算用には作られていません。マイコンで計算しようなどと思う人は頭がどうかしています。ではマイコンとはいったいなんでしょう。
実はマイコンはオモチャです。だからマイコンでは計算などというクソオモシロクないことはやらずに、ひたすら遊べばいいのです。というわけで、我がMMAでは“SNAKE”というゲームを作って遊びまくっています。

─── SNAKEゲームの説明 ───
SNAKEはヘビをあやつってネズミを食べるゲームです。ここではゲームのくわしい説明ははぶき(やってみればわかるでしょう。)SNAKEゲームの思想について説明します。SNAKEはヘビがネズミを食べつくせば勝ちという弱肉強食のゲームではありません。ネズミを食べつくしてしまうとゲームは終わりとなり得点はそれ以上増えません。高い得点を得るためには、ネズミを適当に繁殖させて時間切れになるまでネズミを食べ続けるのです。つまりこのゲームでは生態系のバランス維持とか、省資源問題についての考え方が習得できるのです。
何とアカデミックなゲームなんだろー


ちょっと当時のことを補足説明しないといけませんね~
当時「コンピュータ」は「電子計算機」と言った方が通りがよく、だから上の文章では「計算機」と書いてます。「パソコン」という言葉は…あったのだろうか? ASCII創刊号だって「マイクロコンピュータ総合誌」となっているし、「パーソナルコンピュータ」という言葉は生まれていたが、「パソコン」と略して一般的にはなっていませんでした。まだ「マイコン」の時代でした。

このゲームを作ったのは、富士通がLKIT-8というワンボードマイコンを展示会に出すにあたって、何かゲームをさせたい。そのゲームを作ってくれない?とMMAに打診してきたのでした。「出来たらLKIT-8を進呈します」という条件で。お~!その話乗った~! LKIT-8って10万円ぐらいでしたから、貧乏学生にとっては好条件(^_^)

で、どんなゲームを作るか? これが一番の難関でした。2週間ぐらい思い悩んだが、アイディアが出てこないので、新宿のゲームセンターに行って、どんなビデオゲームがあるのか視察。当時あったのはブロック崩しと、TRON風対戦ゲーム(動いた軌跡がブロックとして残り、そのブロックにぶつかるとアウト。ブロックを上手くかわしつつ、相手がブロックにぶつかるようにするゲーム)ぐらい。
このTRON風ゲームでは動いた軌跡のブロックは単純に長くなるだけなのですが、「のこブロックの軌跡の後ろの端を順に消していったらヘビみたいになるよね~。で、ヘビがエサを食べると、ヘビの胴体の中をエサが後ろへ後ろへと送られ、最後にヘビの長さが1つ長くなる。
エサは…ランダムに動いて、時々くっつき繁殖する(ここはライフゲームからイメージしました。)
なかなかイイ アイディアだゾ!(^o^)
どんなゲームを作るかが決まれば、後はひたすらプログラミングです。

─── SNAKEプログラムの説明 ───
Snake Game
このプログラムを作っていて一番楽しかったのは「ヘビを動かすルーチン」と「ネズミをのみこむルーチン」のところですね。ちょうど「データ構造論」という講義で「双方向リスト」を学んだばかりで、これを使えば~ヘビの各ブロックに前のブロック/後ろのブロックの情報を持たせて…上下左右の方向を2ビットで示せるから、前後のフロックを示すには4ビットで済む。1バイト(8ビット)の残り4ビットに属性情報を持たせて…お~なかなかコンパクト!キャラクタディスプレイ 80文字×24行=1920バイトで収まるぞ。当時のマイコンはメモリが少なかったですからね~

上記資料によると…
・使用メモリ容量 2.5Kバイト
・プログラム作成に使用した言語 アセンブラ 800ステップ

さて、どうプログラムを作るかもクリアになったし、後はひたすらプログラミングなのですが…
大学の前期試験の前(>_<)
試験勉強をするか、プログラミングするか? それが問題だ~!
でも期限のある仕事だしな~
このプログラムが出来たら面白いゾ~(^o^)
と、試験勉強をせずにプログラミング(何日間か興味の無い講義には出ずに、図書館でプログラミング)

あ、ここで当時のマイコンのプログラミングについて補足説明…
現在、プログラミングといえばキーボードを叩きますが、当時のプログラミングは紙にコーディング。
コーディングしたら、そのコードをじっと睨んで、頭の中で動きをシミュレーションして、「机上デバッグ
これでヨシ!(動くハズ)という自信を持てるコードになったら、「ハンド・アセンブル
SNAKEゲームの場合、800ステップもあったから、それをハンド・アセンブルするのは大変(@_@)
このハンド・アセンブルの手間を軽減するために使ったのが、日立のH68/TR  これにはコンソールにフルキーが付いており、簡易アセンブラを内蔵していたのです。なかなかの優れものだったのでMMAで購入してあったのかな?それとも誰かの私物を借りたのかな?(記憶が定かでない)
富士通のLKIT-8用のプログラムを日立のH68/TRを使って開発するってのもちょっとアレですが、まぁ効率優先・期限厳守ですから。あ、どちらのマイコンもモトローラのMC6800だったので、そういう技が使えたのです。で、プログラムコードをH68/TR → LKIT-8に移すには、カンサスシティスタンダードでカセットテープを使って… てなことをして、SNAKEゲームが完成したのでした~w(^o^)w

出来上がったSNAKEゲームを富士通の人が受け取りに来て、SNAKEゲームを見て…「学生に作らせると、面白いものができるもんだね~」みたいな感想を漏らしてました。
で、プログラムを記録したカセットテープを富士通に渡し、LKIT-8はめでたくMMAの所有となったのでした~
そして、1977年の調布祭「マイクロコンピュータ事始め」では、このLKIT-8を使ってSNAKEゲームを図書館ロビーで公開。その脇にカンパ用の箱を置いといたら、百円玉だけじゃなくて、千円札も入ってた~!
実はその千円札は私の親が入れたものと判明(^^; 「調布祭を見に行ったけど、おまえいなかったじゃないか。だけど千円入れてきたよ。」と… その時間帯、私はB棟の講堂でマイコンゲーム Star Trek の解説・実演をしてました。


ところで、「スネークゲーム」で検索したら約 846,000 件もある~!
「"snake game"」で検索すると約 15,100,000 件。
「snake game 」(最後スペース)でサジェストされるリストに「snake game classic」ってある。
え~!スネークゲームって、ゲームの古典になっちゃってたんですか~!
原作者が知らないうちにスネークゲームって長~く生き延びて繁殖していたんですね~ 35年の間に…
(このブログ記事を書いて、私がスネークゲームを作ったのは 1977年(大学3年生)の前期試験前だったと明確になりました。これからも記憶は薄れていくからな~ブログに記録を残しておかなきゃ…と思う今日この頃)

※ブログに自分の活動記録を残した力作(^^?
科学体験クラブ府中での10年間の出展報告書をまとめてみた


※2013/4/22追記
そういえば:Googleさんからの年賀状がスネークゲームだった件 - ねとらぼ
…という記事を今日になって見つけた(^^;
え~!そうだったんですか~ 2013/1/1にPCを起動しなかったんだっけ?

2012年12月22日 (土)

ASCII 創刊号

I/O創刊号の表紙を載せたので、次は ASCII創刊号の表紙
ASCII first issue
1977年7月 巻頭の編集室から「ホビーとの訣別」は歴史的な一文でしょうか。
厚さ(薄さ)は約2.5mm 48ページ \440

ASCII創刊2号 1977年8月号
ASCII 1977.8
この号は特別付録「16進計算尺」付きです!
Hexadecimal slide rule
拡大します↓
Hexadecimal slide rule
これを作った人はいるんだろうか?
私は作ってない。だから黄ばんで挟まって残ってた(^^;

ASCII創刊3号 1977年9月号
ASCII 1977.9
この号の付録もスゴイ! FLOPPY ROM です。FLOPPY DISKじゃありません(^^;
FLOPPY ROM
今じゃ「何コレ?」ものですが(^^; ソノシートっていうやつです。
これをレコードプレイヤーで再生して、カンサスシティスタンダードってやつでマイコンにプログラムをロードしてたんです。
♪そんな~時代も~ああったねと~♪


「FLOPPY ROM」で画像検索すると… 米INTERFACE AGE誌の画像が出てくる。あ~コレ、INTERFACE AGEの付録を持ってきてたのか~ 上のFLOPPY ROMをよくよく見れば、INTERFACE AGE - ASCII ってなってますね。


余談ですが、FLOPPY ROMの画像の上下に出ている虹色模様は「モアレ」です。 デジカメで撮影したのではなく、スキャナーでスキャンしたのでモアレが出てます。
モアレ
多摩六都科学館の「モアレ」

2012年12月21日 (金)

I/O創刊号

私のコレクションは、正多面体や化石/鉱物ばかりでなく、マイコン黎明期の雑誌もあり、これも本棚の奥で黄ばんでいくだけでは残念なので、発掘してきました~(^o^)
I/O創刊号の表紙です↓1976年11月…36年も前だ~私も歳くったわけだ~(^^;
I/O first issue
I/O創刊号の注目点はその薄さです↓約2mm
I/O first issue is thin
書店に並んだとき、その薄さゆえ、無料の冊子と間違えられた・・・というエピソードを聞いたことがあります。
I/O創刊2号の表紙↓
I/O second issue
「増大号」ってあります。でも、厚さ(薄さ)は同程度です。
創刊号:36ページ,2号:48ページ…増大してる(^^;


歴史を記録しておくということで、I/O創刊号 32ページも載せておこう。
UEC MMA
電気通信大学 マイクロコンピュータを作る会 MMA
(↑クリックすると文字が読めるくらいの大きさの画像を表示します。)
検索したら出てきた→About - 電気通信大学MMA 今でも続いているんだ~

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