« オブジェクトを変えられる万華鏡(Kaleidoscope) | トップページ | 万華鏡の仕組み(合わせ鏡) »

2017年10月19日 (木)

ビー玉万華鏡(Teleidoscope)

Ts18 Ts13
「万華鏡って、万もパーターンが変化します? 私は似たようなパターンしか出てこないので、すぐに飽きちゃいます」という不満から「オブジェクトを変えられる万華鏡」を作ったのですが、オブジェクトを取り替えるのが面倒で…(^^; オブジェクトをもっと簡単に変えられる方法はないものかしら?...ありました!万華鏡展に行って見つけたんですが、オブジェクトの代わりに先端にガラス玉を付けた万華鏡がありました。「テレイドスコープ(Teleidoscope)」です。テレイドスコープにはビーズなどのオブジェクトは付いていません。ガラス玉が外の世界を映し、ガラス玉に映った映像がオブジェクトになります。自分の身の回りに見えるもの全てがオブジェクトになるんです。だからオブジェクトの数は無限です。究極の万華鏡です(^O^)/

テレイドスコープ(Teleidoscope)は、テレスコープ(Telescope:望遠鏡)+カレイドスコープ(Kaleidoscope:万華鏡)の造語です。
カレイドスコープ(Kaleidoscope)は、ギリシヤ語の[kalos:美しい]・[eidos:形]・[skopeo:見ること] からきた造語。1816年にディヴィッド・ブリュースターが偏光の実験の途中で発明。

用意するもの
Ts01 Ts30
紙管:内径3cm,長さ20cm。紙管(しかん)とは、紙製の筒です。ここでは東急ハンズで買ってきた内径3cm長さ1mの紙管を、長さ20cm(5本)に切って使っています。
ビー玉:ここでは東急ハンズで買ってきた直径約3cmのビー玉を使っています。(計ってみたら29.5mm:B玉ですからサイズのばらつきはありますが、内径3cmの紙管にピッタリ!です。)
ビー玉万華鏡を作るには、紙管にピッタリはまるビー玉を探し出す必要があります。「オブジェクトを変えられる万華鏡」では、紙管にラップの芯も使えますと説明しましたが、ラップの芯でビー玉万華鏡を作るには、ラップの芯にピッタリはまるビー玉を探すのが問題です(^^;;
ポリカーボネイト・ミラー または 塩ビ・ミラー:0.5mm厚のミラー板を、幅24mm,長さ18.5cmに切ったものを3枚。20cmの紙管の先端に直径3cmのビー玉を取り付けますから、ミラーの長さはビー玉の半径(1.5cm)分引っ込めて、18.5cmとなります。ポリカーボネイト・ミラーは東急ハンズで買ってきました。45cm×30cm(0.5mm厚)のものが\1,300ぐらいです。塩ビ・ミラーだとその半額ぐらいでした。
カッターカッティングマット定規:紙管とミラーを切るのに使います。
ビニールテープハサミ:鏡を三角形に貼り合わせるのに使います。
両面テープ:ビー玉が紙管から外れないようにするために使います。

作り方
紙管の切り方,ミラーの切り方と組み方については「オブジェクトを変えられる万華鏡」を参照してください。
Ts03 Ts02
ビー玉を紙管にはめ込みます。ちょっときつめでピッタリはまれば、そのままでかまいません。
ゆるくて、ビー玉が紙管の中をコロコロ転がるようであれば、紙管の端の内側に両面テープを貼り、両面テープの紙を剥がして糊面を出した状態で、ビー玉を反対の端から入れて転がすと、両面テープのところでビー玉がピタリと止まります。(今回使っている紙管とビー玉の組み合わせの場合はそうなります。)
Ts04
後は、三角形に組んだミラーを紙管に入れれば、ビー玉万華鏡の出来上がり~(^^)/ 外見はいたってシンプルな万華鏡です。

覗いて見よ~
Ts40
二段目の緑色にちょっとピンクは、オシロイバナ
三段目の赤いのは、曼珠沙華
三段目の水色は、青空
外に出て、ビー玉万華鏡を覗くと…なかなか楽しいです(^o^)
※注意※ビー玉万華鏡で太陽を見てはいけません。目を痛めます。
それから、外でビー玉万華鏡を見るときは、夢中になって…交通事故、なんてことにならないように気をつけてください。
一段目・左から三番目は映像がかなりゆがんでいますが、これは三角形のミラーの端をビー玉に強く押しつけて、三角形のミラーがゆがんでいるためです。
…だと思ったんですが、これは間違いでした(^^; この画像、部屋の中から障子の桟を見ているのですが、改めてビー玉万華鏡で覗いてみたら、鏡の正三角形の境界は真っ直ぐで、鏡はゆがんでいませんでした。でも画像はゆがんでいます。じゃ、この歪みはなんだろう?…「歪み」あ~!これは(カメラの評価記事などで見かける)「歪曲収差(ディストーション)」ってやつですね。たぶん。ビー玉は魚眼レンズみたいなもんですから、真っ直ぐな障子の桟がこんな風に歪むんですね。

発見! ビー玉万華鏡をビー玉の方から見たら… お~!キレイ
Ts41
万華鏡の映像がビー玉の表面に投影されています。プロの万華鏡作家の展示会などを見に行くと、このタイプの作品が展示されていることがあります。もっと大きなガラス玉を使って、ミラー部分は台座に隠されて、ミラー/オブジェクトをモーターで回転させて、ガラス玉に投影される映像がゆっくり動いていたりしますが… 基本的な仕組みは、ビー玉万華鏡と同じです。

万華鏡の仕組み
万華鏡の仕組みはどうなってるの?と思ったら、こちらをどうぞ
万華鏡の仕組み(合わせ鏡)

※この記事の作成日は 2009/11/07
~.dion.ne.jp/~kagaku というサイトに載せていましたが、ホームページサービス(dion.ne.jp)が利用者減少のため2017/10/31で終了するので、ホームページのコンテンツをブログに移しました。

※関連記事
2015/11/01 サイエンスアゴラ2015『作って楽しむ万華鏡の不思議』準備中~
2015/11/03 サイエンスアゴラ2015『作って楽しむ万華鏡の不思議』準備中~(その2)
2015/11/08 サイエンスアゴラ2015『作って楽しむ万華鏡の不思議』準備中~(その3)
2016/10/22 サイエンスアゴラ2016『作って楽しむ万華鏡の不思議』準備中~

 

« オブジェクトを変えられる万華鏡(Kaleidoscope) | トップページ | 万華鏡の仕組み(合わせ鏡) »

作る」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« オブジェクトを変えられる万華鏡(Kaleidoscope) | トップページ | 万華鏡の仕組み(合わせ鏡) »

フォト
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

Google AdSense


無料ブログはココログ

blog parts

  • ココログカレンダーPlus 月曜はじまり