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2015年1月17日 (土)

地球は太陽の周りを回っています

去年の暮れからこの記事⇒え?ホントの話!?地球は太陽の周りを回っていなかった|Spotlight  をTwitterやFacebookでリンクしている「いいね!」と言っているのを何度も見かけたので…
私は↑この記事のタイトルを科学的に「ダメじゃん」と思うので、一言書いておこう。

地球は太陽の周りを回っています。
そして太陽系は銀河系の中を回っています。
銀河系以外にも多数の銀河があって、それらの銀河は互いに動いています。

この記事のベースになったYouTubeの動画↓

タイトルは
The helical model - our solar system is a vortex
(らせんモデル - 私達の太陽系は渦巻き)です。
「地球は太陽の周りを回っていなかった」なんて意図の動画ではありません。
「地球は太陽の周りを回っている」というのは、私達日本人にとっては常識だから、その常識を否定する「地球は太陽の周りを回っていなかった」というキャッチーなタイトルにしたんでしょうが、こういうタイトルは科学的に「これはいけません」←開運!なんでも鑑定団に出演していた渡邉包夫さんの決め台詞「これはいけません」です(^o^;
記事の中では『地球は太陽の周りを回っているだけでは無く、太陽の動きに合わせて宇宙の中を移動していたんです。』と書いてありますが、TwitterやFacebookでこのタイトルと動画だけを見て、記事を読まない人が多数なんじゃないかと思うんですよ。するとですね「地球は太陽の周りを回っていなかった」という科学的に正しくない情報が一人歩きを始めるんです。
この動画制作者が伝えたかったことは「地球は太陽の周りを回っているだけではなく、太陽系は銀河系の中を回っている。」ということだと思うのですが・・・

ところで、「地球は太陽の周りを回っている」で検索して、こちらの記事を見つけました。
地球が太陽の周りを回っていることを、知らないアメリカ人26%|IROIRO
この記事より…『太陽が地球の周りを回っていると思っている(間違いを信じている)人は、EU諸国では34%、インドでは30%、マレーシアでは28%、韓国では14%。日本のデータはない。』残念なことに日本のデータは無いのですが、『え?ホントの話!?地球は太陽の周りを回っていなかった』というようなタイトルにしたということは、日本人の大多数が「地球は太陽の周りを回っている」って知ってるからですよね。ある意味、日本の科学レベルは高いってことでしょうか(^o^?

さらにところで、太陽系は銀河系の中を The helical model - our solar system is a vortex の動画のように動いているのでしょうか?
動画のこのシーン…
Solarsystem123
このCGでは、太陽は黄色の線を描いて水平方向に銀河系内を動いています。
そして太陽系の惑星たちは、太陽の進行方向に対して垂直な面内を回転しています。
遙か昔、超巨大ガス雲が重力で集まり回転し、銀河系の円盤ができました。
そして、その回転する超巨大ガス雲の中ではいくつもの多数のガス雲が集まり回転し、多数の恒星が生まれ、その中の一つが太陽系になりました。
さて、銀河系の回転面と、太陽系の回転面、どうなってると思います?
銀河系の回転面に対して、太陽系の回転面は垂直になるでしょうか?
私は、銀河系の回転面と太陽系の回転面は水平じゃないの?と思うんですけど~
で、銀河系の回転面と太陽系の回転面が水平だと、銀河系内を回転する太陽系の惑星たちの軌跡は The helical model - our solar system is a vortex の動画のようにはならないのです!

さて、銀河系の回転面と太陽系の回転面はどのような角度になっているのでしょうか?
「銀河系の回転面と太陽系の回転面」で検索…
銀河系の中の、恒星系内の惑星の公転面は、どの恒星系でも似た方向を向きますか?|Yahoo!知恵袋
お~!まさに↑そこが知りたかったよ~
ベストアンサーによりますと…『太陽系の公転面も銀河円盤に対して60度強も傾いており』へ~!そんなに傾いてるんだ。でも、垂直(90度)ではありませんから、The helical model - our solar system is a vortex の惑星の軌跡はチョット違うんですね~
Solarsystem129
太陽進行方向から惑星の回転の軌跡を見ると、円ではなく「楕円」になるんですね。

さて『太陽系の公転面も銀河円盤に対して60度強も傾いており』←この真偽も確かめておかねばなりません。
これは、天の川(ミルキーウェイ)を見れば分かります。
太陽系の公転面が銀河円盤に水平なら、天の川は黄道(太陽の通り道)上に見えます。
太陽系の公転面が銀河円盤に垂直なら、天の川は南北に見えます。
でも⇒「天の川」で画像検索←天の川は傾いてますね。ですから、太陽系の公転面が銀河円盤に垂直でないのは確かです。
ということで、The helical model - our solar system is a vortex の作者が、太陽系の公転面が銀河円盤に対して何度傾いているかも計算に入れていたら、より科学的に正しいCGになったんですね~

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コメント

その動画は宇宙ファンの間では有名な間違い動画ですね。映像だけは綺麗なので多くの方が騙されているのですが。
「太陽系は銀河系の中を回っている」のは確かにその通りですが、動画(2本ある)ではその回り方がおかしいんですよ。
惑星の回り方が変なのと、公転面の銀河円盤に対する傾きが変なのと、銀河円盤内での回り方が変なのと……。困ったものです。

参考:
http://anond.hatelabo.jp/20140830230307
http://space-on-my-hands.blogspot.jp/2016/01/blog-post.html
http://www.rhysy.net/solar-system-vortex.html

> その動画は宇宙ファンの間では有名な間違い動画ですね。
そうなんですか~!
> 映像だけは綺麗なので多くの方が騙されているのですが。
ですよね~ 映像が綺麗だから多くの人が間違いに気づかずリツイートしたりして、せっせと間違いの再生産をしてしまっているのが、なんともはや

参考リンク、ありがとうございます。
「こうした考え方はどこからもたらされたのか?」 え~!この動画作者が元にした考えは、そんな「とんでも系」だったんですか~・・・

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