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2014年12月 4日 (木)

はやぶさ2の目標天体 1999 JU3 は炭素質コンドライト⇒宇宙エレベーター建設の下調べ?

ITメディアニュース「はやぶさ2」分離成功 小惑星へ旅立ち を読んでいたら
『はやぶさがサンプルを持ち帰った小惑星「イトカワ」と、はやぶさ2が向かう「1999 JU3」の公転軌道=JAXA提供』の画像があった。⇒1999 JU3とイトカワの軌道|JAXAデジタルアーカイブス
あ~!イトカワも 1999 JU3 も地球公転軌道と交差してるじゃん!
火星と木星の間の小惑星帯の小惑星だと思っていたんですが、地球近傍小惑星なんですね。
で、公転軌道が地球公転軌道と交差してるってことは、地球に衝突する可能性もあるわけで、小惑星が地球に衝突すると、6500万年前の恐竜の絶滅みたいなことになっちゃう可能性もあるわけですよ(≧σ≦)

(162173) 1999 JU3 - Wikipedia には『地球近傍天体 (NEO) の中でも、特に地球に衝突する可能性が大きく、かつ衝突時に地球に与える影響が大きい 潜在的に危険な小惑星 に分類されている。』と記載されています。
ヤバいじゃん!...って思いました?
私は、Wikipediaの『炭素の含有量の多い炭素質コンドライトからなるC型小惑星である。』を読んで、お!それを捕まえて宇宙エレベーター作れるかも?「はやぶさ2」は宇宙エレベーター建設の材料になりそうな地球近傍小惑星の下調べに行ったのか~!?って思いましたよ。こりゃ、ワクワクです(^o^)

え~なんでそう繋がるのか?簡単に解説しますね。
宇宙エレベーターは地上3万6千キロの上空に静止軌道衛星を置き、そこから上下にケーブルを伸ばして、ケーブルの下端が地上に届いたらそのケーブルにエレベータを付ければ、だれもが労せずして宇宙まで行けるようになるじゃないか!という発想の、全長10万キロにも及ぶ長大な建造物です。そして、そのケーブルの材料の最有力候補が「カーボンナノチューブ」です。
でも、10万キロもの炭素のケーブルを地球からロケットで打ち上げるわけには行きません。ロケットを何万回も打ち上げなければならず、大型のロケットに付けられる固体燃料補助ロケットって実は有毒ガスをまき散らして飛び上がってますから、ロケットを何万回も打ち上げると地球大気を破壊してしまいます。だから、宇宙エレベーターの建設材料は宇宙で調達するのです。
潜在的に危険な小惑星が地球にぶつかったら人類滅亡しちゃいますから、そういう危険な小惑星はイネガ~?って(ナマハゲではなく) スペースガードの人々が日々宇宙を見守っています(^o^)v
で、万が一、地球との衝突コースにある小惑星が発見されたら、そのときは人類の英知を結集して、小惑星の地球への衝突を回避しなければなりません。まぁ、何らかの方法で小惑星の軌道を変えるんですが、このとき小惑星が地球に衝突しないようにはじき飛ばしてしまうのではなく、ちょっとだけ軌道を変えて、地球には衝突しないけど、地球の引力圏に捕らえて、地球を回る衛星にしてしまえばイイじゃん!と考えた人がいるんです。
地球に災いをもたらす小惑星が、一転して地球に資源をもたらす小惑星になっちゃうんですね~
で、その小惑星が「炭素質コンドライト」だと、地球の衛星(できれば静止衛星)になった炭素質コンドライト小惑星の上にカーボンナノチューブ製造工場を建設し、そこからカーボンナノチューブのケーブルを伸ばせば~~
宇宙エレベーターができちゃう\(^o^)/

ね、面白いでしょ(^o^) この面白いお話をもっと詳しく知りたい方は、こちらの本をどうぞ…
軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 石原藤夫・金子隆一 著
軌道エレベーター=宇宙エレベーターです。↑この本の巻末に『宇宙エレベーターか軌道エレベーターか』という対談が載っており、私は「軌道エレベーター派」ですが、最近は「宇宙エレベーター」の方が通りがいいので(しかたなく)「宇宙エレベーター」と言ってます(^^;
でも「軌道エレベーター」の方がカッコイイ!ですよね?「機動戦士ガンダム」みたいだし~…←と書いて気づいた。「軌道」と「機動」が違う(^^;;

※関連記事
Googleロゴが小惑星 2012 DA14 をよけた~
地球と月の距離と大きさのスケール感
宇宙エレベータのスケール感
サイエンスアゴラ2014『正多面体って意外と面白い…作ってみよう』で語ってきた~
C60フラーレン分子模型の作り方 ←この応用でカーボンナノチューブの分子構造模型も作れます(^^)



※2015/02/22追記
面白いページを見つけました。
「研究室」にいってみた。大林組 宇宙エレベーター|NATIONAL GIOGRAPHIC
 第2回 宇宙エレベーターの「支柱」は1.38mm!
あ~そうか!静止軌道にカーボンナノチューブ工場を作らなくても、最初の一本は細く作り、そのあとだんだんと太くしていく方法なら、地上のカーボンナノチューブ工場でいいんだ。なるほど。
しかも…『最初は4ミクロンしかなかったケーブルをどんどん厚くしていく。そのために接着剤が必要という考えもあるが、ケーブル同士、ファンデルワールス力(分子間力)でくっつくのが理想だそうだ。』 お~!ファンデルワールス力でくっつくのか~!なるほど。

それと、ケーブルをだんだん太くしていくのは『計算ですと510回繰り返してやっと7000トンになります』だそうですが、これって吊り橋作るのと同じですね。
橋とトンネルのお部屋(土木のお仕事)|橋はどうやってつくるの?|宮崎県の「土木の日」のページ
橋の歴史物語 | 橋 | 建設博物誌 | 鹿島建設株式会社
吊り橋を作るとき最初に渡すケーブルを『パイロットケーブル』という。
『ストランドを290本束ねるとケーブルができあがります。』 ん~スゴい!

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